ミツバフウロ
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| ミツバフウロ | ||||||||||||||||||||||||||||||
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| 分類(APG IV) | ||||||||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| Geranium wilfordii Maxim.[1] | ||||||||||||||||||||||||||||||
| シノニム | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 和名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| ミツバフウロ |
ミツバフウロ(三葉風露[2][3]、学名:Geranium wilfordii Maxim.[1])は、フウロソウ科フウロソウ属に分類される多年草の1種[4]。和名は葉の3深裂する形状に由来する[2][3]。別名が、フシダカフウロ(節高風露)で、目立つ節であることに由来する[2][3]。
茎高さは30-80 cm、基部では倒れ伏し、よく枝分れする[4]。上部には下向きの屈毛と圧毛がある[4]。葉は対生し長い柄があり[2][3]、葉身は幅1.5-10 cmで3深裂し、裂片には大きな数個の鋸歯があり、表面と裏面脈上には細毛がある[4]。托葉は離生し膜質で、長さ2-5mmの狭三角形[4]。長い花柄の先端に[2]直径1-1.5 cm薄紫色の1-2個の花を7-10月に上向きに付ける[3][4]。花柄と小花柄には下向きの屈毛と圧毛が密生する[4]。花弁と萼片は5枚。萼片は長さ6-8 mmで、花弁より少し短く、3脈があり脈上に短い圧毛がある[4]。雌蕊は10本で[5]長さ約6 mm、朔果は花柱分枝と共に長さ約2cm[4]。果体には開出する長毛と細毛が密生し、嘴には細毛が密生する[4]。花柱分枝は長さ4.5-2 mm[4]。果実は熟すと下方から裂開し、種子をはじき飛ばす[6]。染色体数は2n=28[4]。
分布と生育環境
分類
基本変種の品種
変種
- エゾミツバフウロ(学名:Geranium wilfordii Maxim. var. yezoense Hiyama[8]) - 北海道に分布し、葉の裏前面に短い伏毛がある[4]。別名がエゾノミツバフウロ[8]。
- タカオフウロ(学名:Geranium wilfordii Maxim. var. chinense (Migo) H.Hara) - 東京都の高尾山に分布し、萼片の外面に開出毛がある[4]。
- ホコガタフウロ(学名:Geranium wilfordii Maxim. var. hastatum (Nakai) Hara) - 栃木県日光市に分布し、葉の裂片が細かく、側裂片がほこ形に張り出し、萼片の脈上に開出毛がある[4]。
これらは地理的な変異と見られる[4]。
近縁種
同属のゲンノショウコ(Geranium thunbergii)と形態が非常に似ているが、植物体の腺毛の有無などで識別することができる[5]。ゲンノショウコはミツバフウロと同様に日本国内で広く分布し、同じ地域で見られることがある。そこでは完全に混じり合って生育しておらず、パッチ状に棲み分けていることが確認されている[9]。両者の雑種と思われる個体も確認されている[9]。
| 和名 学名 |
花 | 萼片と花柄 | 葉 | 識別のポイント |
|---|---|---|---|---|
| ミツバフウロ 三葉風露 Geranium wilfordii |
花の色は薄紫色 萼片と花柄に腺毛がない 葉は3深裂する[4] | |||
| ゲンノショウコ 現の証拠 Geranium thunbergii |
花の色は紅紫色-白色 萼片と花柄に腺毛がある 下部の葉は5中-深裂する[4] |