ヤズマニ・グランダル

キューバ系アメリカ人の野球選手 (1988 - ) From Wikipedia, the free encyclopedia

ヤズマニ・グランダルYasmani Grandal, 1988年11月8日 - )は、キューバ共和国ハバナ出身のプロ野球選手捕手)。右投両打。フリーエージェント。愛称はYRGジュニア[1]

生年月日 (1988-11-08) 1988年11月8日(37歳)
身長
体重
6' 1" =約185.4 cm
235 lb =約106.6 kg
概要 基本情報, 国籍 ...
ヤズマニ・グランダル
Yasmani Grandal
ピッツバーグ・パイレーツ時代
(2024年)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地  キューバ
ハバナ
生年月日 (1988-11-08) 1988年11月8日(37歳)
身長
体重
6' 1" =約185.4 cm
235 lb =約106.6 kg
選手情報
投球・打席 右投両打
ポジション 捕手一塁手
プロ入り 2010年 MLBドラフト1巡目
初出場 2012年6月2日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
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経歴

プロ入り前

1999年キューバからアメリカ合衆国フロリダ州マイアミ移住[2]、その5年後にアメリカ合衆国の市民権を取得した[3]

マイアミ大学に在籍し、最終シーズンには最高のアマチュア選手に贈られる、ゴールデンスパイク賞の次点に輝いている。

プロ入りとレッズ傘下時代

2010年MLBドラフト1巡目(全体12位)でシンシナティ・レッズから指名を受け、8月16日に4年総額299万ドルの契約を結び、入団した[4]

パドレス時代

2011年12月17日にマット・レイトスとのトレードで、エディンソン・ボルケスヨンダー・アロンソブラッド・ボックスバーガーと共にサンディエゴ・パドレスへ移籍した[5]

2012年6月2日のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦でメジャーデビュー。その後は一旦傘下のAAA級ツーソン・パドレスへ戻り、オールスター・フューチャーズゲームにも出場した。再昇格した6月30日のコロラド・ロッキーズ戦の4回に左投手のクリスチャン・フリードリックからメジャー初本塁打を放ち、続いて6回に右投手のジェレミー・ガスリーから2号本塁打を放った。これにより、最初の2本の安打左右打席本塁打というMLB史上初の珍記録を達成した[6]。その後は新人ながら完成度の高い打撃で打線の中軸に座り、チームを牽引した。しかし、オフの11月にドーピング検査で禁止薬物のテストステロンに陽性反応を示し、50試合の出場停止処分を受けた[7]

2013年7月6日のワシントン・ナショナルズ戦で3回裏守備中にアンソニー・レンドンと本塁上で交錯し、右膝を負傷[8]。翌日故障者リスト入りした[9]。7月9日に右膝前十字靭帯損傷と発表され、復帰には9ヶ月から12ヶ月かかる見込み[10]。8月6日に手術を行った。

2014年3月3日にパドレスと単年契約で合意した[11]。128試合に出場し、19二塁打、15本塁打を放ったが打率.225、115三振にとどまった[5]

ドジャース時代

ロサンゼルス・ドジャース時代
(2018年7月24日)

2014年12月11日にマット・ケンプティム・フェデロビッチとのトレードで、ジョー・ウィーランドザック・エフリンと共にロサンゼルス・ドジャースへ移籍した[12]

2015年は5月7日のミルウォーキー・ブルワーズ戦で2本塁打を含む8打点を記録する活躍を見せる[13]など打撃好調で、オールスターゲームに初選出された[14]。しかし、オールスターゲーム以降は46試合で打率.162、2本塁打と前半戦から一転して打撃不振に陥った。最終的な打撃成績は打率.234、16本塁打、47打点だった[5]

2018年は自己最多の140試合に出場し、打率.241、24本塁打、68打点だった[5]。オフの11月にFAとなった。球団からはクオリファイング・オファーを提示されたが、契約はしなかった。

ブルワーズ時代

ミルウォーキー・ブルワーズ時代
(2019年5月14日)

2019年1月14日にブルワーズと1年1825万ドルで契約を結んだ[15]。この契約には翌年のオプションもついているが、年俸はQOをわずか35万ドル上回っているだけだった。シーズンでは153試合に出場して打率.246、28本塁打、77打点、OPS.848で、四球率(17.2%)はリーグトップだった[5]。ポストシーズンのワイルドカードゲームでは本塁打を放つも、チームは敗れた。 オフの11月1日にオプションを破棄して、FAとなった[16]。また、同年から新設されたオールMLBチームのセカンドチーム捕手に選出された。

ホワイトソックス時代

2019年11月21日にシカゴ・ホワイトソックスと4年7300万ドルで契約合意した[17]。オプションとして2020年シーズンは全球団トレード拒否権がつき、表彰等での出来高が含めている。

2023年オフの11月3日にFAとなった[18]

パイレーツ時代

AAA級インディアナポリス時代
(2024年4月23日)

2024年2月14日にピッツバーグ・パイレーツと1年契約を結んだ[19]。シーズンの開幕は左足を痛めた為、マイナーで迎えた[20]。4月16日にリハビリの為にAAA級インディアナポリス・インディアンズに配属された後、5月3日にヘンリー・デービスと入れ替わりにメジャー復帰を果たした[21]。復帰後はメジャーに定着して72試合に出場したが、9本塁打、27打点に留まり、打率は.228だった[5]。オフの10月31日にFAとなった[5]

レッドソックス傘下時代

2025年4月10日にボストン・レッドソックスとマイナー契約を結んだ[22]。メジャーに昇格した場合の出来高は135万ドル[22]。AAA級ウースター・レッドソックスでプレーしていたが6月4日にチームを離脱し[23]、11月6日にFAになった[24]

選手としての特徴

打撃では、失投をじっくり待って本塁打にするパワーがある[25]。スイッチヒッターだが左右の打席で実力に極端な開きがあり、2014年は対左(右打席)打率.162、本塁打ゼロに対し、対右(左打席)打率.241、15本塁打である[25]

左打席では投球前にバットを相手投手に向けるように立てながらマウンド方向を見据えるなどイチローを思わせるようなルーティン動作を行う[26]

ドジャース時代、試合中の前田健太との意思疎通は、いくつかの短い文章を日本語と英語で書いてリストバンドに入れて行っていた。

詳細情報

年度別打撃成績

さらに見る 年 度, 球団 ...
















































O
P
S
2012 SD 602261922857718903600023111398.297.394.469.863
2013 2810888131980130900011821181.216.352.341.693
2014 12844337747851911515149300658121157.225.327.401.728
2015 LAD 11542635543831201614347011365129216.234.353.403.756
2016 126457390498914127186721301641211611.228.339.477.816
2017 1294824385010827022201580113400013010.247.308.459.767
2018 1405184406510623224205682103721312412.241.349.466.815
2019 MIL 15363251379126262282407751051092513916.246.380.468.848
2020 CWS 461941612737708682700023001584.230.351.422.773
2021 933752796067902314562001587038215.240.420.520.940
2022 993763271566705882710024512798.202.301.269.570
2023 1184053633385140812333000236148611.234.309.339.647
2024 PIT 7224321526491009862710312400467.228.304.400.704
MLB:13年 1307488541385359771837194175659213763667911261124126.236.345.424.769
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  • 2024年度シーズン終了時

ポストシーズン打撃成績

さらに見る 年 度, 球 団 ...



















































2015 LAD NLDS 311100100012000010060.100.182.100
2016 NLDS 519160200020000030061.125.263.125
NLCS 617121100143001040050.083.313.333
2017 NLDS 1440000000000000020.000.000.000
NLCS 1410000000000030000.000.750.000
WS 2330000000000000010.000.000.000
2018 NLDS 416132100141000030050.077.250.308
NLCS 511110210030000000061.182.182.273
WS 5750100010000020040.200.429.200
2019 MIL NLWC 1431100142000010010.333.5001.333
2020 CWS ALWC 314102200284000040030.200.429.800
2021 ALDS 418141200154000120132.143.278.357
出場:7回 40128102713106321600112301424.127.291.314
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  • 2024年度シーズン終了時

年度別守備成績

捕手守備
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捕手(C)






















2012 SD 553863852.9888574413.228
2013 261951121.990112111.083
2014 765263144.9931256497.125
2015 LAD 1078116035.9978795623.291
2016 11510225554.99510835924.289
2017 11710895464.99516654421.323
2018 13511144776.9949725220.278
2019 MIL 137116941810.99381007327.270
2020 CWS 322711322.99341376.462
2021 806882282.9897625012.194
2022 715461741.993854468.148
2023 927303043.99541159817.148
2024 PIT 71568970.988572666.083
MLB 111491154286544.993100840655185.220
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内野守備
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一塁(1B)












2013 SD 140011.000
2014 3723522318.988
2015 LAD 6261061.000
2016 4241011.000
2018 29111.909
2019 MIL 201148114.992
2020 CWS 656216.983
2021 8302021.000
2022 529215.969
2023 6181031.000
2024 PIT 241011.000
MLB 9754941758.988
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  • 2024年度シーズン終了時
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表彰

記録

背番号

  • 12(2012年 - 2014年)
  • 9(2015年 - 2018年)
  • 10(2019年)
  • 24(2020年 - 2023年)
  • 6(2024年)

脚注

関連項目

外部リンク

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