ラクマ
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楽天オークションに代わる、楽天独自のフリマアプリとして、2014年11月25日にAndroid版、翌11月26日にiOS版を配信開始した。
サービス開始時(2014年時点)の競合サービスとしては、日本初のフリマアプリである「フリル」、フリマアプリ最大手の「メルカリ」、LINEが運営する「LINE MALL」(2016年5月31日サービス終了)などがあった[1]。ラクマはこれに対し、、不正品対策の充実[2]、販売手数料の低さ(2019年時点で税抜3.5%[3])、楽天スーパーポイントが利用できる「楽天経済圏」ならではのスケールメリット[3]などを売りにしていた。
2016年9月には、ファッション・アパレルに特化した女性向けフリマアプリ「フリル」の運営会社「Fablic」を楽天が買収したことで、楽天グループ内に「フリル」と「ラクマ」という2つのフリマアプリが存在していた。
2018年2月26日に両サービスが統合され、名称が「ラクマ」に変更された。「ラクマ」は「楽天フリーマーケット」の略であると思われる。なお、新生「ラクマ」は「フリル」のシステムをベースとしており、ドメイン名(fril.jp)やUIもフリルのものを流用している。
2022年4月5日には、アプリアイコンのデザインを刷新し、トリコロール部分をシャープにするとともに、「ラクマ」のロゴもカタカナからローマ字に変更し、ブランドカラーをレッドからブルーへ変更した。
歴史
利用
価格が競り上がるインターネットオークション形式ではなく、出品者が設定した価格で購入できる。
ただし、ラクマ独自の機能として「購入申請」があり、出品者が申請を受けて購入許可してから、購入手続きを行えるようにする機能である。これは。低評価が多いなどリスクがあると出品者が判断した購入者との取引を拒否できる機能であるが、この「購入申請」を使うかどうかは出品者に委ねられ、出品物ごとに設定でき、出品後の変更も可能である。「購入申請」を設定していない出品物には「すぐに購入可」と表示され、購入者は申請せずそのまま購入手続きに進むことができる[13]。
代金の授受はエスクローシステムを採用している。購入者が支払った代金はラクマが預かり、取引完了後に出品者に支払われる。出品者は売上金を銀行口座への振込により現金で受け取れる。振込申請は売上残高1,000円以上から可能で、楽天銀行への振込は手数料がかからないが、それ以外の金融機関への振込は所定の振込手数料が差し引かれる[14]。
あるいは、電子マネー「楽天キャッシュ」へチャージする形で受け取り、楽天の各種サービスや、楽天Payへのチャージにより実店舗やオンラインで使うことができる[15][16]。
日本国内限定のサービスであり、日本国外からは利用できない。ラクマ公式ガイドには「楽天ラクマへの登録、出品、購入につきましては、日本国内に在住している方のみ可能です。」「楽天ラクマでは、日本国外からの商品の購入を禁止としております。」と明記されている[17][18]。ただし、「ラクマ公認購入代行サービス」を利用することで、日本国外からも出品物の購入が可能である(国外からの出品は不可)[19][注釈 1]。
また、支払い方法のうちクレジットカードは、長らく楽天カードの他、VisaとMasterCardしか使えなかったが、2021年5月26日からはJCB、アメリカン・エキスプレス、ダイナースクラブにも対応し、国際5大ブランドに対応した[20]。
受け取り方法に関しては、郵便局内私書箱や私設私書箱、郵便局留め、宅配便営業所留めなど、受け取り確認が不明確となる受け取り方法は利用できない[21]。住所などを知らせたくない場合は、匿名配送「かんたんラクマパック」の利用が推奨されている[22][注釈 2]。