NBCラジオ佐賀
長崎放送の支局である佐賀県のJRN・NRN系列ラジオ局
From Wikipedia, the free encyclopedia
NBCラジオ佐賀(エヌビーシーラジオさが)は、長崎放送株式会社(NBC)の中波放送(AMラジオ)の中継局である佐賀放送局の通称である。
| 長崎放送佐賀放送局(NBCラジオ佐賀) | |
|---|---|
| 種別 | AMラジオ放送 |
| 放送対象地域 | 佐賀県 |
| 系列 | JRN・NRN系 |
| 略称 | NBC |
| 愛称 |
NBCラジオ佐賀、NBC佐賀 ラジオ佐賀、ラジサガ |
| コールサイン | JOUO |
| 開局日 | 1958年8月1日 |
| 運営会社 | 長崎放送 |
| 演奏所 |
〒840-0801 佐賀県佐賀市駅前中央一丁目4番17号 コムボックス佐賀駅前 1階 |
| 親局 / 出力 | 佐賀 1458kHz (運用休止) / 1kW |
| 主な中継局 |
佐賀FM 93.5MHz / 500W 鳥栖FM 92.1MHz / 20W |
| 特記事項:長崎県を放送対象地域とする長崎放送ラジオ本局(JOUR / 1233kHz / 5kW)の中継局。以前は長崎本局とは別のプログラムで独自のワイド番組を午前から午後にかけて編成していた。 NBCラジオ佐賀独自のホームページは2022年8月31日で閉鎖され、以後暫くは長崎放送ホームページ内ラジオ情報へ転送されていた。 | |

(2020年6月15日 - )
(1958年8月1日 - 2020年6月14日)
概要
開局は1958年(昭和33年)8月1日。NBCラジオ長崎本局(JOUR:1233kHz)の中継局(支局)であるが、本局(長崎県向け)の番組を一部差し替え、佐賀県向けの独自編成での放送を長らく行っていた。また一部番組は長崎本局でも放送されていた[1](#編成統合前のNBCラジオ佐賀の節にて詳述)。
エフエム佐賀が1992年(平成4年)4月1日に開局するまで、佐賀県を放送対象地域とする県域民放ラジオ局がなかった[注釈 1]ため、佐賀県で事実上唯一の県域民放ラジオ局としての役割を果たしていた。
2021年(令和3年)10月よりNBCラジオ本局・佐賀局の編成が統合され[1]、2026年現在は両局は原則同じ編成での放送を行っている。佐賀局での番組制作は引き続き行われている(#編成統合以後の節にて詳述)。
なお、長崎放送のテレビ(NBCテレビ)の放送免許は長崎県のみが対象地域であり、NBCテレビの中継局は佐賀県にはない[注釈 2]。
編成統合前のNBCラジオ佐賀
- 編成内容
- →「§ 番組」も参照
- 佐賀県向けに、佐賀局独自のワイド番組を早朝から夕方にかけて放送していた。CMも佐賀県関連のものに差し替えていた。全国高等学校野球選手権大会佐賀大会・決勝戦も、佐賀局向けの中継を行っていた。
- 東京のラジオ番組制作会社が制作した音楽・トーク・宗教番組などを佐賀局が独自に購入し、佐賀県向けに放送される場合もあった。また、長崎本局にてネットされているJRNとNRNのネット番組の一部が、佐賀局では時差ネットで放送されていたり、JRN・NRN加盟の地方局制作で長崎本局未放送の番組が佐賀局のみで放送されたこともあった。
- 放送局としてのNBCラジオ佐賀
- NBCラジオ佐賀にアナウンサーは在職しておらず、統合前に放送された佐賀ローカルの報道番組は報道部員が自ら担当していたが、統合後は本社所属のアナウンサーが担当するNBCラジオのニュース番組(NBCニュース、NBC50ニュース)が長崎と佐賀のローカルニュースを一元的に扱っている。
- かつてNBCラジオ佐賀独自のマスコットキャラクターを起用していたことがある。2008年(平成20年)からは開局50周年を記念して、佐賀県出身のイラストレーター・326が手がけた「キキドキちゃん」と犬のロボット「ごーまる」が「ラジ丸くん」に変わる形で使用されていた。独自のキャッチコピーもあった(「ココロにきくラジオ」)。
- ラジオカーの愛称は「スキッピー」。長崎のNBCラジオとは別に編成されていたが、佐賀は2022年(令和4年)をもって廃止された。だが「スキッピー号」は現在、佐賀局の営業車として使用している。
- 文化放送制作・NRN系列全国ネットの『ニュースパレード』やTBSラジオ制作・JRN系列全国ネットの『ネットワークトゥデイ』で佐賀県からの情報をリポートする際、キャスターが「長崎放送」ではなく「NBCラジオ佐賀」と呼称する。これは、両者とも後述の編成統合後も同様である。
- 2006年(平成18年)にNBC全社での組織再編が実施され、本局を含むラジオ制作業務は子会社に全面移管された(放送局の免許はNBC本社が引き続き保有)。これに伴い、従来佐賀局の番組制作を行ってきた子会社「株式会社NBC P&S」が「株式会社NBCラジオ佐賀」に改称。佐賀県での業務に関しては、技術職も含め現場業務を行う社員全てがこの子会社に移籍した。さらに2013年(平成25年)4月1日には、NBCラジオ佐賀をカルチャースクールなどの事業を行う「株式会社NBCソシア」と合併(存続会社はNBCソシア)。一時NBC本社に運営を戻した時期もあったが、本社移転に合わせたグループ再編でNBCの放送現業業務が新生NBCソシアに「再移管」された。佐賀局内にNBCソシアの佐賀支社が併設され、佐賀局のラジオ業務全般を請け負う。
- 2017年(平成29年)2月1日に、佐賀県域をカバーするFM補完中継局を唐津市八幡岳に設置[2][3]。その後2020年(令和2年)7月に鳥栖市周辺をカバーするFM補完中継局が設置されている[4]。
- インターネット配信について
- 支局が独自編成を行うAMラジオ局はKBS滋賀(KBS京都滋賀放送支局)や和歌山放送などいくつか存在するが、それら他局の大半と同様、NBCラジオ佐賀の放送はradiko等のインターネット配信は一切行われなかった[注釈 3]。
- NBCラジオの本局は2012年(平成24年)1月30日よりradikoでの配信を開始[5]したが、当初の基本サービス(無料)でのエリアは長崎県内のみで、佐賀県内での聴取にはradikoプレミアム(エリアフリー)への加入が必要だった。ちなみにKBS(京都本局)の放送は、2011年(平成23年)10月1日より滋賀県内でもradikoの基本サービスにて聴取が可能となっている。
- エフエム佐賀が2020年(令和2年)4月15日に配信を開始するまで、radikoで佐賀県を配信対象エリアに含む放送局は、全国配信のラジオNIKKEI・放送大学・NHK-FM放送(東京)およびNHKラジオ第1(福岡)のみであり、NBCラジオ佐賀だけでなく、佐賀県内で受信可能な福岡県の放送局なども基本サービス(無料)では聴取ができなかった[注釈 4]。
編成統合以後
2021年(令和3年)10月1日正午ごろから、radiko(基本サービス)でのNBCラジオの配信対象エリアに佐賀県が加わった[注釈 5]のと同時に、長崎・佐世保、佐賀それぞれで一部異なっていた編成を統合する改編が行われた[6]
NBCラジオ佐賀での番組制作は引き続き行われ、長崎本局やradikoでも聞けるようになった[注釈 6]。NBCはこれを「NBCラジオの新たな挑戦」と位置づけ、長崎・佐賀両局を拠点とした地域密着の番組制作・取材活動の更なる充実と防災・減災報道にも力を尽くしつつ「西九州に訴求するラジオ局」を目指すとした[7]。
NBCラジオ佐賀は独自のホームページを持っていたが、これも2022年(令和4年)8月31日で閉鎖され、長崎放送ラジオページ内に情報が集約された。ホームページのみに残っていたNBCラジオ佐賀独自のロゴタイプも廃止となり、本社と共通のロゴタイプになった。
所在地
周波数
以下の全放送局、中継局のアナウンスは、通常日曜日の放送終了後の月曜0時59分と、月曜日の放送開始時の3時58分にアナウンスされ、他曜日は4時59分に長崎、佐世保、佐賀FMのみアナウンスされる。
番組
現在放送中の番組
2024年4月時点。
- NBCラジオ佐賀制作
- SAGA“C”WAVE(月曜 16:10 - 16:15)
- さがけいばほっと情報(金曜 16:55 - 17:00)
- 冨永ボンドのRADIOボンドバ(金曜 21:00 - 21:15)
- 80年代専門番組ときめき!レコード室 どきっ(金曜 21:30 - 22:00)
- NBC R50(土曜 9:00 - 12:50)
- 木原慶吾のHot Hits Again(土曜 16:00 - 16:30)
- さらば青春の光の『青春デストロイヤー』(土曜 17:50 - 18:00)
- ひげドクターと原ちゃんのチョイ悪クリニック(日曜 17:30 - 18:00)
- 全国高等学校野球選手権佐賀大会
- 長崎本局との共同制作
- あさかラ(月曜 - 金曜 9:00 - 12:50)
- 随時放送
- NBC50ニュース
- 交通情報・道路混雑情報
- 天気予報
- 各ワイド番組内で放送。
- 特別番組
- NBCゴールデンナイトゲーム(4月 - 9月のプロ野球シーズンに放送)
- ニューイヤー駅伝(TBSラジオ制作 毎年1月1日 9:00 - 14:30)
- 箱根駅伝実況中継(文化放送制作 毎年1月2日・3日にネット)
- 天皇盃 全国男子駅伝実況中継(中国放送制作 毎年1月第3日曜12:15にネット)
- ボートレースラジオ実況中継(文化放送よりSG競走優勝戦開催日にネット)
- J1 サガン鳥栖実況中継(不定期)
過去
- いいわけラジオ!
- 4時からラジオ産地直送
- 歌え!ヤンヤンアイドル
- 酒井俊幸のモーニングダッシュ
- モーニングフレーバー
- おはようラジオ朝一番!
- おはようラジオ! Waki アイ愛
- 午後もキラキラききんShine!!
- おきらく歌謡天国
- 久枝のカムカムニュースウェーブ
- 山ちゃんの太っ腹ワイド
- NBCラジオ夕刊(長崎放送と同時放送)
- なおみのモーニングカフェ
- おしゃべり名物春海茶屋
- 土曜映画館
- おいたち Sagan Mon YOKA YOKA リクエスト
- 村上隆二の本庄音楽委員会
- 木原慶吾の Hot Hits Again
- さわこ&かほるの MUSIC・ア・ラ・ど〜も!
- ふるさとファイルさが
- J-HITS TOP 20
- BREAK!
- みんなの力であたらしい佐賀を
- ぼくたち立派に実ってやるぞ!!
- HELLO! HIGH SCHOOL
- ふるさとキャラバンさが
- よしのがり牟田のラジオですよ(月曜 - 水曜:9:00 - 11:40/2007年3月終了)
- とれたてヒーマン!(木曜・金曜:9:00 - 11:40/2007年3月終了)
- Luv Jungle Satellite(日曜 12:00 - 16:00/2007年9月終了)
- 別腹ワイドサガDONぶり(月曜 - 木曜:14:00 - 16:10/金曜:14:00 - 15:30/2012年3月終了)
- おはこんラジオ(月曜 - 金曜:7:25 - 11:40/2013年3月終了)
- 情報ファイル佐賀(17:45 - 18:30/2013年3月終了)
- 情報コンビニ 佐賀ですよ(月曜 - 木曜:14:00 - 16:10/金曜:14:00 - 15:40/2014年3月終了)
- ここ・らじ(月曜 - 金曜:9:00 - 11:50/2018年3月終了)
- こっとん Iスタジオ(木曜・金曜:13:00 - 15:50/2018年3月終了)
- ナイス中村の ナイスバッティング(月曜:6:00 - 6:20/2019年3月終了)
- まちこさんと岡本くんの土曜はギューッと(土曜:9:00 - 11:35/2020年3月終了)
- ただいま、ラジオ。(金曜:9:00 - 11:50/2021年9月終了)
- ひるかラ
- RADIO KING.
など
主なパーソナリティ
長崎本社所属・同系列の人物は除く。
現在
- 木原慶吾
- 田代奈々(大迫同様スキッピーからの転身組。一時離れていたが、FM佐賀の番組が終了し、2008年4月、10年ぶりに復帰)
- 岡本憲明(福岡を拠点としたパーソナリティー。かつては宮崎放送アナウンサー)
- 上荒磯勇(福岡市のサラリーマンで、会社が休みの土日にパーソナリティやイベントの司会などの活動を行っていたが、現在は長崎市内へ移住し、パーソナリティ活動が休みの日は市内の居酒屋でアルバイトをしている模様。元・福岡吉本の漫才師で、当時は現パンクブーブーの黒瀬純とコンビを組んでいた)
- 諸岡彩(2009年3月までスキッピー)
- 安倉俊秀
- 原直子
- さらば青春の光[15] - 2人とも佐賀・長崎には縁がなく、東京のテレビ番組の企画から番組を持つこととなったが、結果としてどの番組よりも長く続いている。
- 富永ボンド
- 德丸英器
- 青木理奈
上記以外に本社系列とはなるが、嘗てアナウンサーとして佐賀局で勤務し、その後本社で長く活動した村山仁志が、2023年度人事で佐賀局長となり佐賀に再赴任。局長としての仕事の傍らラジオ番組出演も続けている。
過去
- ヒーマン(2021年逝去)
- 大迫佐和子(スキッピーからそのまま残り、20年近く在籍したベテラン)
- 加地まひる(夫は元NBC、元TVQ九州放送アナウンサーで現在小郡市長の加地良光。もともとはスキッピーだった。夫がTVQに転籍後断続的にパーソナリティーを務めていた)
- 村上隆二(現在は南日本放送アナウンサー。元NBCラジオ佐賀の社員で、退社後フリーとなり熊本を中心に活動していた)
- 酒井俊幸(サガテレビ契約アナウンサーを経て福岡放送の記者。退職後、薬剤師に転身)[16]
- 岩永さやか(2008年3月までスキッピー)
- 藤田加奈(2010年4月からパーソナリティーとして起用される)
- 宮地志穂(NBCラジオ佐賀のディレクターが本業であるが、2009年4月からパーソナリティーも兼任していた)
- 鳥井智子(元サガテレビアナウンサーで、現在はフリー)
- 石井理加(同上)
- 今村祥佳(NBCラジオ佐賀の記者が本業であるが、2009年4月からパーソナリティーも兼任していた)
- 長田麻衣子(元仙台放送アナウンサー。結婚で佐賀に移り、出産後は朝ワイドを担当していた)
- 山田桂子
- 吉野綾
- 希望彰(佐賀在住の演歌歌手)
- 千鳥綾(佐賀在住の演歌歌手)
- 平野妙子(アナウンサー)
- 川副春海
- 徳永陽子(元は本社系統の人物だったが、結婚して福岡転居後、前述の加地まひる同様、番組に出演していたが、出産を機に2009年(平成21年)10月で降板)
- 古川康(佐賀県知事。2004年(平成16年)から2006年(平成18年)まで、現職知事でありながらyasushi名義で番組を担当していた)
- 村井智奈(元スキッピー。NHK広島放送局契約キャスターを経て、コンプ・アニ所属のタレントとして広島テレビ放送の番組に出演[17])
- 手塚葉子
- よしのがり牟田(地元のローカルタレント。パーソナリティ歴はかなり長い)
- かくもとしほ(スキッピー出身の佐賀ローカルタレント)
- 渕上史貴
- 古川愛子
- 中山直美
- 今井雄太郎
- 金子信二
- 小木三幸
- 穂高ゆう
NBCラジオ佐賀独自の番組欄が掲載されている新聞・雑誌
- 佐賀新聞
- 西日本新聞(佐賀・長崎版)
- 朝日新聞(福岡・筑後・佐賀版)
- 毎日新聞(筑後・佐賀版)
- 読売新聞(佐賀版)
- 日本経済新聞(九州北版)
- 聖教新聞(福岡県・佐賀県版)
- ラジオ番組表(三才ブックス)
- 特記
- 西日本新聞では佐賀県版と長崎県版でNBC佐賀、NBC長崎の番組表が両掲載されている(かつては福岡県など九州全域に掲載されていた時期があったが、現在[いつ?]も元日付けや、国政選挙の特別紙面の際に掲載される場合がある)。[要出典]
- また、読売新聞の福岡・佐賀・長崎版では1980年代中盤頃は「NBC長崎・佐賀」というように掲載されていた。また、日本経済新聞の九州北部版では「長崎放送ラジオ佐賀」として掲載されている。一部の雑誌(主にラジオ番組表)では「ラジオ佐賀」と表記することもある。[要出典]
- 産経新聞九州・山口特別版(西部本部発行)は、全国紙・ブロック紙で唯一、NBC佐賀の番組欄が掲載されていない。これは、この地域向けのラジオ欄が広域版扱い(九州・山口8県共通内容)で収録されていること、またスペースの都合がつかないことによる。[要出典]
関連会社
- 株式会社NBCソシア
- 本社:長崎市尾上町5-6 NBCビル6階
- 長崎放送グループの再編で、「NBC興産株式会社」と長崎県におけるラジオの番組制作と営業を行っていた「株式会社NBCラジオ」と合併し、「株式会社NBCソシア」が誕生。その後、NBCラジオ佐賀の業務全般を行っていた「株式会社NBCラジオ佐賀」を吸収合併、ラジオ業務全般はエリア全体で同社「NBCラジオ&プロモーションメディア統括本部」の傘下に置かれた。