ロシアの気候

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ケッペンの気候区分のロシア付近を拡大した図

ロシアの気候(ロシアのきこう)はいくつかの決定要因の影響(えいきょう)を受けて形成される。 国土が非常に大きく、また多くの地域が海から遠く離れているため、大陸性気候が卓越しており、ツンドラ地帯と国土最南東部を除くヨーロッパロシアアジアロシアで優勢である。南の山々がインド洋からくる暖気団を遮っており、西と北の平原により、国土は北極海と大西洋の影響を受けやすくなっている[1][2]

大西洋または太平洋の影響により、モスクワサンクトペテルブルクを含む国土の大部分、つまりヨーロッパロシア、西シベリア南部、極東ロシア南部、は湿潤大陸性気候になる(ケッペンの気候区分における、Dfb、Dfa、Dwb、Dwa。)。 ヨーロッパロシア北部の大部分とスカンジナビア半島太平洋の間のシベリアは亜寒帯気候になり、シベリア北東部の内陸(大部分がサハ共和国で、最低気温記録−68 °C または −90.4 °Fを観測した北半球の寒極がある)では非常に厳しい冬が来る(Dfd、Dwd)。ほかの地域はまだ穏やかである(Dwc, Dfc)。

北極海沿岸の細長い地域と、ロシアの北極海の島々(en:Russian Arctic islands)は寒帯になる(いくつかの島は氷雪気候 (EF)で、他はツンドラ気候 (ET))。黒海海岸のごく一部、とりわけソチ温暖湿潤気候 (Cfa) で、冬に降雪することはめったにない。東シベリアと極東の大部分は、夏よりも冬に乾燥する(Dwa, Dwb, Dwc, Dwd。)。一方で国土の大部分は四季を通じて降水がある。国土の大半で、冬の降水はたいてい雪として降る。ヴォルガ川下流沿いとカスピ海沿岸と、シベリア最南部の一部ではステップ気候 (BSk)になる。

最高気温と最低気温の記録

各都市の気温と降水量

出典

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