丈
日本の尺貫法における長さの単位
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中国
日本
日本では丈は大宝令以前から用いられてきた。
長さの単位として別に間(けん。1間=6尺 = 約1.8182 m)があるが、間が土地の測量や距離の計測に用いられたのに対し、丈は物の長さを計るのに用いられた。
用法
丈(たけ)
丈(たけ)は、人や物の高さのこと。例:身の丈
衣服の丈
また服飾の分野においては、衣服の各部位の長さや長さによる種別のことを指す。
上衣の場合、襟元から袖口までの長さを「着丈」(きたけ)・「身丈」(みたけ)、肩口から袖口までの長さを「袖丈」(そでたけ)、襟元の中央から袖口までの長さを「裄丈」(ゆきたけ)と呼ぶ。 袖の長さに関しては、漢数字と組み合わせて「分丈袖」(ぶたけそで)と呼ばれるが、通常は「丈」の部分は省略して「分袖」(ぶそで)と呼ばれる事が多い。例を挙げると、通常より短い長袖を九分袖(くぶそで)・八分袖(はちぶそで)などと呼び、半袖の長さを二分袖(にぶそで)・三分袖(さんぶそで)などと呼ぶ。 なお、横方向の長さに対しては、両肩の間を「肩幅」、身頃の幅を「身幅」と呼び、丈(たけ)は用いられない。
下衣の場合には、穿き口から裾口までの長さを「着丈」と呼ぶ。 股上や股下についても、股上丈・股下丈と呼ぶ場合がある。 裾の長さに関しては、漢数字と組み合わせて「分丈」(ぶたけ)と呼ばれるほか、裾の位置に相当する脚の部位で呼ばれる場合もある。 股下から数センチのものを一分丈(いちぶたけ)ないし二分丈(にぶたけ)、もも丈を三分丈(さんぶたけ)、ひざ上丈を四分丈(よんぶたけ)、ひざ丈を五分丈(ごぶたけ)、ひざ下丈を六分丈(ろくぶたけ)、すね丈を七分丈(しちぶたけ)ないし八分丈(はちぶたけ)、くるぶし丈を九分丈(くぶたけ)と呼び、くるぶしの下まで届く脚を全部覆うものについては十分丈(じゅうぶたけ)と呼ぶ。 また、特定の長さの裾をもつ衣類に由来する「クロップト丈」(クロップトパンツ:7–8分丈程度のパンツ)・「マキシ丈」(マキシスカート:10分丈前後のロングスカート)などの用法もある。