上海南駅
中国の鉄道駅
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概要
歴史
中国国鉄
1999年末に上海駅の混雑を緩和するため、3面7線の規模で暫定的な駅として、上海杭州間の一部の南行列車を当駅に移管した駅を設置したことが、当駅の始まりである。2001年4月に駅の建設に向けた駅舎の設計入札が行われ、日本、フランス、ドイツ、カナダ、アメリカのほか、中国国内の設計設計事務所が参加し、同年11月にフランスのAREPと上海現代集団華東建築設計研究院有限公司の連合が落札した[4]。 2002年4月9日にプロジェクトを推進するための上海鉄路南站工程建設指揮部が設立され、総投資額33.8億元によって、駅の本格工事が開始した[5]。 2006年6月19日に駅は上海市人民政府と鉄道部による検査を通過し、同月20日に出札窓口の営業を開始。同月25日に当駅の一番列車となる上海南発杭州行きのN521次列車が当駅から発車した[6]。同年7月1日に通常営業を開始し、同日に上海西駅は旅客業務を停止した。 2007年1月28日に中国国内初の和諧号による動車組列車として、N521次列車の使用車両が動車組列車に変更された[7]。同年4月18日に動車組列車が本格投入され始めた。同時に滬昆線南行の、それまで上海駅を始発としていた長距離客車列車の多くが当駅始発へと移行した[8]。
2010年10月26日に高速鉄道路線である滬杭旅客専用線が開業した後、当駅発の動車組列車はすべて上海虹橋駅発へ変更され、当駅を始発とする動車組列車は一時消滅した[9]。この影響で当時1日約7万人いた利用者数はおよそ半分に減少した[10]。2012年9月28日には近代化改造が完成した金山線が上海軌道交通金山線として再開業し、同線の動車組列車を受け持つようになった[11]。金山線の高頻度運行に対応するため、10・11番ホームを動車組列車対応の高床ホームへと嵩上げして対応し、南西の駅出口を金山線専用出口とし、地下通路、待合室を新設した[12]。 2021年10月1日に混雑する滬杭旅客専用線の利用者数を分散する為、当駅への連絡線が着工した[13]。新設の滬蘇湖高速鉄道も一部列車を当駅へ乗り入れさせることとし[14]、また当駅へ乗り入れる全客車列車を上海松江駅発着へ再編する計画も示された[15]。 2024年7月1日には駅の設備更新工事を開始し、第一段階では駅の南半分を閉鎖した。この影響で、当駅を始発終着とする一部の客車列車の時刻が変更された[16]。同年10月12日からは北半分の工事も開始され、旅客は南入場口からのみ入場するようになった[17]。12月4日に当駅から莘庄駅までの複々線が開通した[18]。12月20日に駅の改修工事が検査を通過し、12月24日に北広場西側の金山線の駅が供用開始した[19]。 2025年1月5日には高速鉄道列車の乗り入れを開始した[20]。同年6月30日に当駅を発着する最後の客車列車Z247次列車が発車し、同年7月に駅の客車列車の整備を行う施設がすべて上海松江駅へ移転した[21]。
上海地下鉄
駅構造
中国国鉄
駅舎
駅舎は巨大な円形の構造であり、高さ47m、直径272m、総面積58196.9平方メートルを有する。18個の扇形屋根によって構成されており、建設当時、世界最大規模の光透過式のドーム型駅舎であった[26][27]。建築の意匠には伝統建築の亭を取り入れ、鋼構造により建築された。 駅舎は地上3階、地下1階建ての構造を有し、1階は地平と同じ高さのホーム階で、13本の線路と6つの旅客ホームを有し、南北駅前広場と通路で連絡している。貴賓待合室、公安派出所などを備えている。2階は出発階で、階を囲む周囲800メートルの円形の通路、同時に1万人余りを収容可能な広大な待合室、および改札通路などを備える。地下階は到着階で、出場通路、上海地下鉄の各地下鉄路線や各社によるバス路線への乗り換えが可能な交通ハブとなっている。南北駅前広場は庭園風の緑地や観光の玄関口で、広場地下には総面積12万平方メートルの空間に、民間の店舗のほか、道路や駐車場が整備されている。2019年7月には自動顔認証ゲートを増設し、旅客が身分証をスキャンして乗車できるシステムを整備した。また3つの出場口に7台の出場ゲートを増設した[28]。 2025年7月の高速鉄道列車の増発後、駅構内に新たに図書館と医療施設が設置された。図書館は「匯悦読灯塔書房」と名付けられ、徐匯区図書館との協力で運営されている[29]。医療施設は駅2階に位置し、上海市第八人民医院との共同運営で基本的な医療機能を提供しており、中国の鉄道駅で初めて設置された施設である[30]。
駅待合室
駅の待合室は2階に位置し、金山線を除く全列車の出札、入場もここで行われる。入場口には20台の保安検査機器、40機の実名認証ゲートを設けている。また駅舎円形部分には軍人用待合スペース、高齢者や妊婦などの優先旅客用待合スペース、子どもの遊ぶ用のスペース、母子室を設け、専用改札通路が開設されている[20]。 待合室は南北駅舎から2本の通路によって連絡している[31]。待合室中央部は連絡通路によって、両側の12の待合スペースと接続する。待合室の東西には入場用通路を設け、1-11番ホームへと接続している[32][17]。
金山線乗り場

2024年12月末に金山線の乗り場は北広場西側に単独の入口を有する形に移転した[33]。新たな乗り場にはサービスセンター、旅客用トイレなどの施設を設け、サービスセンターでは上海公共交通カードのチャージ等の業務を行っている。ホームは1つのホームを使用する[34]。出場口は駅舎北西側に位置し、上海地下鉄1号線・15号線へ保安検査なしで乗り換えられるようになっている[19][35]。
ホーム
6面11線のホームを有し、各ホームは柱なしの雨屋根によって覆われている[36]。当駅の雨屋根工事は高度な技術によって、中国土木工程詹天佑賞(中国土木工程詹天佑奖)、中国建築鋼構造金賞(中国建筑钢结构金奖)などのいくつもの賞を受賞している[37]。 線路設備としては、着発線12本が乗り入れ、その他機関車の機回し線や回送列車の引き上げ用の線路が延びている[38]。東端には上海機務段上南客機折返段、上海動車段上南動車運用所および上海車輛段上南客整備所などの関連施設がある[39]。
上海地下鉄
1号線は上海南駅北広場の地下に位置する地下駅。地下1階がコンコース階、地下2階がホーム階[40]である。コンコース階では入口専用改札口が3ヶ所、出口専用改札口が4箇所ある[40]。ホームは島式1面2線を有しており、フルハイトタイプのホームドアを完備している。
3号線は中国国家鉄路集団のホーム南側に並列して位置する地上駅。ただし、3号線ホームは中国国家鉄路集団の駅舎と連絡しておらず、コンコース階は地下1階である。ホーム階は中国国家鉄路集団のホームと同じく地上1階で、島式1面2線を有しており、可動式ホーム柵を完備している。
15号線は柳州路東側に位置する地下駅。地下1階がコンコース階、地下3階がホーム階である。
当初の計画では、1号線と3号線の連絡通路は15号線のための予備空間であった。この計画では、15号線は2面2線の地下駅で、地下1階がホームとなり、改札階は世紀大道駅のように二つの部分に分かれる予定だった[要出典]。しかし、最終的に15号線はこの空間を使用せず、その結果、3路線間の乗り換えが非常に長くなってしまった。
のりば
(出典:上海地下鉄:1号线站层图・上海地下鉄:3号线站层图・上海地下鉄:15号线站层图)
- 1号線コンコース
- 1号線ホーム
- 3号線コンコース
- 3号線ホーム
- 15号線コンコース
- 15号線ホーム
駅周辺
北広場側
- 上海市中国中学
- 上海市世界外国語小学
- 徐匯区康寧科技実験小学
- 上海市康東网球館
- 徐匯万科中心1期
南広場側
- 長途汽車站
- 海之杰大酒店
- 上海豊楽旅館
- 汾陽中学

