二クロム酸ナトリウム
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| 物質名 | |
|---|---|
Sodium dichromate | |
別名 Chromic acid disodium salt | |
| 識別情報 | |
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3D model (JSmol) |
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| ChEBI | |
| ChemSpider | |
| ECHA InfoCard | 100.031.070 |
| EC番号 |
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| Gmelin参照 | 21597 |
PubChem CID |
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| RTECS number |
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| UNII |
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| 国連/北米番号 | 3288 |
CompTox Dashboard (EPA) |
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| 性質 | |
| Na2Cr2O7 | |
| モル質量 | 261.97 g/mol (無水物) 298.00 g/mol (二水和物) |
| 外観 | 明るい橙色 |
| 匂い | 無臭 |
| 密度 | 2.52 g/cm3 |
| 融点 | 356.7 °C (674.1 °F; 629.8 K) |
| 沸点 | 400 °C (752 °F; 673 K) 分解 |
| 73 g/100 mL at 25 °C | |
| 溶解度 | メタノール、エタノールに溶ける |
| 屈折率 (nD) | 1.661 (二水和物) |
| 危険性 | |
| GHS表示: | |
| Warning | |
| H272, H301, H312, H314, H317, H330, H334, H340, H350, H360, H372, H410 | |
| P201, P202, P210, P220, P221, P260, P261, P264, P270, P271, P272, P273, P280, P281, P284, P285, P301+P310, P301+P330+P331, P302+P352, P303+P361+P353, P304+P340, P304+P341, P305+P351+P338, P308+P313, P310, P312, P314, P320, P321, P322, P330, P333+P313, P342+P311, P363, P370+P378, P391, P403+P233, P405, P501 | |
| NFPA 704(ファイア・ダイアモンド) | |
| 致死量または濃度 (LD, LC) | |
半数致死量 LD50 |
50 mg/kg |
| 安全データシート (SDS) | ICSC 1369 |
| 関連する物質 | |
| その他の 陰イオン |
クロム酸ナトリウム モリブデン酸ナトリウム タングステン酸ナトリウム |
| その他の 陽イオン |
二クロム酸カリウム 二クロム酸アンモニウム |
二クロム酸ナトリウム(にクロムさんナトリウム、英: sodium dichromate)もしくは、重クロム酸ナトリウム(じゅうクロムさんナトリウム)は、化学式が Na2Cr2O7 と表されるナトリウムの二クロム酸塩である。通常は2水和物の Na2Cr2O7・2H2O として扱われる。事実上、全てのクロム鉱石は二クロム酸ナトリウムを経て変化し、毎年数百万kgの二クロム酸ナトリウムが生産されている[1]。反応性や応用の点からは、二クロム酸ナトリウムは二クロム酸カリウムと非常によく似ている。しかしナトリウム塩の方がカリウム塩よりも約20倍も水に良く溶け、当量が小さいため、望ましい場合が多い[2]。
二クロム酸ナトリウムは、酸化クロム(III)を含む鉱物の中で大量に生産される。鉱物は、酸素の存在下、1000 °Cで塩基、特に炭酸カルシウムと融合する。
この過程でクロムは溶解し、熱水に抽出される。この段階で、アルミニウムや鉄等、鉱物に含まれる他の成分はほとんど溶けない。得られた溶液を硫酸や二酸化炭素で酸性化することで二クロム酸が得られ、結晶化によって2水和物として単離される。クロム(VI)は、特に塵状のときに毒性があるので、これらを扱う工場は厳しく規制されている。例えば、精製所の排水に対しては還元剤を用いてクロム(VI)を環境毒性の少ないクロム(III)に還元する処理が行われる[1]。この塩に対しては、19.5 °C以下の10水和物 (CAS# 13517-17-4) から、6水和物、4水和物、2水和物等、様々な種類の水和物が知られている。62 °C以上では、結合水を失い無水物となる。

