二フッ化酸化キセノン

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二フッ化酸化キセノン
物質名
識別情報
3D model (JSmol)
性質
F2OXe
モル質量 185.289 g·mol−1
構造
T字形
関連する物質
関連物質 四フッ化酸化キセノン
二フッ化二酸化キセノン
特記無き場合、データは標準状態 (25 °C [77 °F], 100 kPa) におけるものである。

二フッ化酸化キセノン(にフッかさんかキセノン、英語: Xenon oxydifluoride)は、分子式XeOF2で表される無機化合物である。2007年3月3日に初めての単離が発表され、四フッ化キセノンの部分的な加水分解という従来から実験されていた方法によって生成された[1]

XeF
4
+ H
2
O → XeOF
2
+ 2 HF

分子はT字形分子構造をとる[1]。弱いルイス酸であり、アセトニトリルを付加し、フッ化水素中でトリフルオロキセノン酸イオンを生成する。強いフッ素受容体との反応では、後者がヒドロキシジフルオロキセノニウムイオンHOXeF+
2
を生成し、一定のブレンステッド塩基性をも示唆する[2]

低温では安定だが、熱することで速やかに分解し、酸素原子を失うか、二フッ化キセノン二フッ化二酸化キセノン不均化反応を起こす[1]

2 XeOF
2
→ 2 XeF
2
+ O
2
2 XeOF
2
→ XeF
2
+ XeO
2
F
2

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