二本木駅
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| 二本木駅 | |
|---|---|
|
駅舎(2021年8月) | |
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にほんぎ Nihongi (かがくで、かがやく。日本曹達前) | |
![]() | |
| 所在地 | 新潟県上越市中郷区板橋552[1] |
| 所属事業者 | |
| 所属路線 | ■妙高はねうまライン[1] |
| キロ程 |
14.7 km(妙高高原起点) 長野から52.0km 高崎から167.8 km |
| 電報略号 | ニホ[1] |
| 駅構造 | 地上駅[1] |
| ホーム | 1面2線[1] |
| 乗車人員 -統計年度- |
[トキ 1]82人/日(降車客含まず) -2024年- |
| 開業年月日 | 1911年(明治44年)5月1日[1] |
| 備考 | |
二本木駅(にほんぎえき)は、新潟県上越市中郷区板橋[1]にある、えちごトキめき鉄道[1]・日本貨物鉄道(JR貨物)の駅である。新潟県内の鉄道駅において唯一スイッチバック設備を備える駅である[2]。
駅構造
線路配置
島式ホーム1面2線を有する地上駅[1]。構内東側にある駅舎とは地下通路で連絡している[1]。
付近は約25パーミルの急勾配が連続することからスイッチバックが採用され、2007年(平成19年)までは、当駅から隣接する日本曹達二本木工場構内への専用線があった関係上、現在までスイッチバック構造が維持されている。下りの停車列車は下り勾配が続く本線から左側に分岐して水平のホームに入り、発車後は進行方向を変え本線を横切って引上線に入り、再度進行方向を変え、本線へ進む(上り列車はその逆)。現在定期設定は無いが[注 1]、通過列車は当駅に寄らずそのまま通過することが可能である。
駅業務
新井駅が管理しており[7]、えちごトキめき鉄道駅員は配置されていない。構内清掃等の駅運営はNPO法人「中郷区まちづくり振興会」に委託されている[News 5]。公式には「業務委託駅」と称されている[News 5]が、出札・集改札業務は委託内容に含まれておらず[News 5]、営業形態としては無人駅同様である。
駅舎内にはタッチパネル式[8]自動券売機[News 5]のほか、飲食店や土産物品店を併設した「さとまる〜む」[News 5][News 6] 、かつての駅事務室を転用したコミニュティルーム[News 5]が設置されている。
JRからえちごトキめき鉄道に移管されてから4年間は直営駅(社員配置)として運営されていた。直営駅時代は出札窓口を有しており、定期券や企画乗車券などの発券業務も行っていた[News 5]が、業務委託駅化に伴い取扱を終了している。
JR東日本時代はジェイアール新潟ビジネスが受託する業務委託駅で、JR東日本新潟支社の直江津駅が管理していた。有人改札口・出札窓口のほか、自動券売機が設置されていた。
のりば
| のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
|---|---|---|---|
| 1 | ■妙高はねうまライン | 上り | 妙高高原方面 |
| 2 | 下り | 新井・上越妙高・高田・直江津方面 |
- さとまる~む(2019年4月)
- レンガ造りのランプ小屋(2019年4月)
- 改札口(2021年8月)
- 地下通路(2021年8月)
- ホーム(2021年8月)
- スイッチバック(2021年8月)
駅舎
開業前年の1910年(明治43年)築の駅舎が修繕されながら供用されており、妙高はねうまラインでは唯一路線開業時の駅舎が現存する駅である[News 4]。駅舎とホームをつなぐコンクリート造りの地下通路は、1941年(昭和16年)から1942年(昭和17年)にかけて造られたものであり、戦前で地方で造られたものとしては珍しい。また、長野寄りの引込線を覆う木造の「雪囲い」は1911年(大正11年)に建築されたもので、明治時代のレールを柱として再利用し、壁や屋根を木の板で構築している[News 7]。2018年(平成30年)には上越市の補助を受け駅舎外観の復元を行った。これによりサイディングを撤去して古い漆喰壁が復元され、屋根とひさしの間の採光用高窓が復活している[4][News 4]。
待合室はえちごトキめき鉄道への移管後に一旦閉鎖されていたが、上越市の地域活動支援事業に基づき中郷観光協会が主体となって2015年8月に改修が行われ[News 8]、2015年11月8日から再び供用を開始した[News 8]。
待合室には二本木駅のスイッチバックを再現した鉄道模型のジオラマが常設されている[News 2][News 3]。
- JR時代の駅舎(2011年8月)
- 移管当初の駅舎(2016年10月)
貨物取扱・専用線
JR貨物の駅は、専用線発着のコンテナ貨物・専用線発着の車扱貨物の取扱駅となっている。
側線から分岐し、駅西側にある日本曹達二本木工場へ続く専用線があり、コンテナやタンク車による製品・原料輸送が行われ、希少車のタ300形も同工場と浜川崎駅間の列車に使われていた。
2006年(平成18年)8月までは、タンクコンテナで製品のメチオニンを本牧埠頭駅へ、原料のアクロレインを大竹駅や北九州貨物ターミナル駅から輸送し、タンク車で原料の青化ソーダを輸送していたが、同工場でのメチオニン製造が終了したためすべて廃止された。
それ以降は、苛性ソーダや苛性カリの輸送が小規模に行われていたが、これらも2007年(平成19年)3月30日限りで廃止された。
旅客駅がえちごトキめき鉄道に転換された後も、新井駅と同じく、貨物駅の登録抹消は行われていない。
利用状況
2024年度(令和6年度)の1日平均乗車人員は82人である[トキ 1]。
2000年度(平成12年度)以降の推移は以下の通り。なお、2000年度(平成12年度) - 2014年度(平成26年度)の統計はJR東日本時代のものである。また、2014年度(平成26年度)の統計は非公表である。
| 乗車人員推移 | ||
|---|---|---|
| 年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
| 2000年(平成12年) | 234 | [JR 1] |
| 2001年(平成13年) | 215 | [JR 2] |
| 2002年(平成14年) | 221 | [JR 3] |
| 2003年(平成15年) | 214 | [JR 4] |
| 2004年(平成16年) | 215 | [JR 5] |
| 2005年(平成17年) | 208 | [JR 6] |
| 2006年(平成18年) | 195 | [JR 7] |
| 2007年(平成19年) | 189 | [JR 8] |
| 2008年(平成20年) | 165 | [JR 9] |
| 2009年(平成21年) | 151 | [JR 10] |
| 2010年(平成22年) | 147 | [JR 11] |
| 2011年(平成23年) | 145 | [JR 12] |
| 2012年(平成24年) | 141 | [JR 13] |
| 2013年(平成25年) | 150 | [JR 14] |
| 2014年(平成26年) | 非公表 | |
| 2015年(平成27年) | 146 | [トキ 2] |
| 2016年(平成28年) | 142 | [トキ 3] |
| 2017年(平成29年) | 140 | [トキ 4] |
| 2018年(平成30年) | 120 | [トキ 5] |
| 2019年(令和元年) | 114 | [トキ 6] |
| 2020年(令和2年) | 81 | [トキ 7] |
| 2021年(令和3年) | 75 | [トキ 8] |
| 2022年(令和4年) | 87 | [トキ 9] |
| 2023年(令和5年) | 82 | [トキ 10] |
| 2024年(令和6年) | 82 | [トキ 1] |

