伊予鉄道7000系電車
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| 伊予鉄道7000系電車 | |
|---|---|
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| 基本情報 | |
| 運用者 | 伊予鉄道 |
| 製造所 | 近畿車輛 |
| 製造年 | 2025年2月 - |
| 製造数 | 6編成18両 (予定) |
| 運用開始 | 2025年2月21日[1] |
| 投入先 | 高浜線・横河原線・郡中線 |
| 主要諸元 | |
| 編成 | 3両編成(MT比1M2T) |
| 軌間 | 1,067 mm(狭軌) |
| 電気方式 |
直流 600/750V (架空電車線方式) |
| 最高運転速度 | 65 km/h |
| 設計最高速度 | 80 km/h |
| 起動加速度 | 2.5 km/h/s |
| 減速度(常用) | 3.5 km/h/s |
| 減速度(非常) | 4.0 km/h/s |
| 編成定員 | 340人 |
| 車両定員 |
クハ7300・クハ7500:110人(座席36人) モハ7100:120人(座席48人) |
| 車両重量 |
28.3 t(クハ7300) 33.2 t(モハ7100) 27.5 t(クハ7500) |
| 編成重量 | 89.0 t |
| 編成長 | 54,600 mm |
| 全長 | 18,200 mm |
| 車体長 |
クハ7300・クハ7500:17,620 mm モハ7100:17,500 mm |
| 車体幅 | 2,700 mm |
| 全高 |
4,042 mm(空調機キセ) 4,125 mm(パンタグラフ折りたたみ) |
| 屋根高さ | 3,640 mm |
| 床面高さ | 1,130 mm |
| 車体 | ステンレス鋼 |
| 台車 |
近畿車輛製ボルスタ付(インダイレクトマウント)円筒積層ゴム片支持式 動力台車: KD328A 付随台車: KD329A(先頭)・KD329B(連結面) |
| 主電動機 |
かご形三相誘導電動機(全閉自冷式) MB-5197-A |
| 主電動機出力 | 130 kW×2基 |
| 駆動方式 | WN駆動方式 |
| 歯車比 | 109:14 ≒ 7.79 |
| 制御方式 | 2レベルVVVFインバータ制御(SiCハイブリッド素子・PGセンサレスベクトル制御) |
| 制御装置 | 三菱電機製 MAP-122-75V370(1C2M×2群制御) |
| 制動装置 | 回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ、保安ブレーキ |
| 保安装置 | ATS |
| 備考 | 出典:[2] |
伊予鉄道7000系電車(いよてつどう7000けいでんしゃ)は、伊予鉄道の鉄道線(郊外線)用電車。2025年2月より投入が進められている。
当車両は、車齢平均が55年以上となり老朽化した京王からの譲受車輛である700系の置き換え用として導入された[3]。導入に当たっては車両の大型化や伊予鉄道の架線電圧の問題があり[4]、最終的に譲受車の導入ではなく67年ぶりとなる新車導入へ踏み切ることとなり、近畿車輛に発注がなされた[5][3]。
2023年1月に社内でデザインを集約し、近畿車輛と何度も協議を重ねた末、約1年半後の2024年5月にステンレス製構体を用いる3扉・18 m級車体が完成した。なお前面は普通鋼製で流線型の非貫通構造が採用されたが、この設計には「乗ってもらいたい都会的なフォルム」にしたく、特に流線型の角度にこだわったという[6]。
同年10月に車両が竣工し、11月2日から3日にかけて松山貨物駅へ輸送された後、JR松山駅前停留場 - 宮田町停留場間まで陸送された[3][5][7][8]。その後、軌道上にて、車体と台車との装着が行われ、完了後は古町車両工場へ搬入された。同工場にて整備されたのちに、12月より試運転を開始した[9]。
2025年2月21日に松山市駅にて出発式が行われた。なお、出発式の前に古町駅 - 松山市駅間で式典参加者や報道関係者向けの試乗会も同時に行われた[1]。
制御装置には三菱製のハイブリッドSiC-VVVFインバータと回生ブレーキを使用し、700系と比べて約50%の電力で走行することができ、一部は再生可能エネルギー由来の電力を使用する[10][11]。
前面・側面の行先表示器にはフルカラーLEDを採用。車内には全ての乗降扉上部にデジタルサイネージが設置され、車内案内表示および広告表示用として使用されている。また、各車両に防犯カメラも設置されている。照明は随所にLEDが使用されている。窓の寸法を拡大した一方で熱線吸収ガラスを採用したため日除けカーテンは装備されておらず、網棚・中吊り広告も設置されていない。既存車両はマイク放送のみだが、新たに録音音源を流せるようになり、インバウンド(訪日客)増加に対応した英語表記・アナウンスも放送する[3][1][6]。
車両価格は合計約40億円を見込んでおり、同社では購入に際し「環境省並びに国土交通省からの国庫補助金を活用する」としている[1]。また、愛媛県、松山市、東温市、伊予市、松前町からも支援を受けている[12]。
2027年2月までに3両編成6本(18両)が投入される予定[10]。ただし、本系列導入後も3000系と610系は引き続き使用される[13]。
- 車内
- 各ドア上部に設置されているデジタルサイネージ
- 初運用に向けて、古町車両工場を出庫する前の7000系7302編成。車両間の転落防止幌が互い違いであることがわかる
- 2025年12月に追加導入された7503編成。