加賀温泉駅

石川県加賀市にある西日本旅客鉄道・IRいしかわ鉄道の駅 From Wikipedia, the free encyclopedia

加賀温泉駅(かがおんせんえき)は、石川県加賀市作見町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)・IRいしかわ鉄道である。加賀温泉郷の玄関口となっており、各温泉地への路線バスが連絡している[1]

概要 加賀温泉駅, 所在地 ...
加賀温泉駅
駅舎(2026年6月)
かがおんせん
Kagaonsen
所在地 石川県加賀市作見町
所属事業者
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南口直結の全天候型広場「ガレリア」

当駅は加賀市の中心駅・代表駅で、2024年3月16日以降は北陸新幹線が当駅を経由するようになった[2][3][4][5]。同日に当駅を含む北陸本線金沢駅 - 敦賀駅間は経営分離によりIRいしかわ鉄道に移管された[6][7][8]。北陸本線時代は加賀市内で最も多くの優等列車が停車する駅であった。事務管コードは▲541439[9] を使用している。

歴史

太平洋戦争中の1944年昭和19年)に作見駅(さくみえき)として開業[1]1961年(昭和36年)、特急白鳥」の運行開始により[10]、隣接する動橋駅大聖寺駅片山津温泉山代温泉山中温泉の各地元を巻き込み特急停車をめぐって激しい争奪戦を繰り広げた[1][11][10]。これを沈静化する目的で両者の中間にあるこの駅に特急列車を集約して停車することとなり[11]、駅名を改称して周辺の温泉地の玄関口となった(急行列車についても基本的にはこの駅に集約されたが、一部の列車は大聖寺駅にも引き続き停車した)。当初、新駅は1969年(昭和44年)10月のダイヤ改正時に開業を予定していたが[12]、反対運動により当初の予定より1年遅れでの開業となった。また、駅は旧作見駅より80 mほど動橋駅寄りの中間に建設された[12]

沿革

駅構造

JR西日本

概要 JR西日本 加賀温泉駅, 所在地 ...
JR西日本 加賀温泉駅
北陸新幹線 プラットホーム
かがおんせん
Kagaonsen
小松 (14.5 km)
(16.3 km) 芦原温泉
所在地 石川県加賀市作見町ヲ6-2
北緯36度19分12.74秒 東経136度21分2.85秒
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 北陸新幹線
キロ程 387.1 km(高崎起点)
東京から492.1 km
駅構造 高架駅
ホーム 2面2線+通過線
乗降人員
-統計年度-
3,034人/日
-2023年[27]-
開業年月日 2024年令和6年)3月16日(新幹線駅として)
備考
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北陸新幹線は在来線駅南側に相対式ホーム2面2線と中央に通過線2線を有する高架駅となっている[注釈 1]。新幹線駅は紅殻格子を模したデザインとなっている[2][25][28]。また、新幹線建設時に加賀市は通称を付ける要望をJR西日本金沢支社に提出した[29]。これを受けて、JR西日本は北口を「日本海口」、南口を「温泉中央口」の愛称を併記することを決定した[30][31][32]

のりば

さらに見る のりば, 路線 ...
のりば路線方向行先備考
11 ■ 北陸新幹線[33] 上り 金沢東京方面[34]  
12 下り 福井敦賀方面[34]  
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IRいしかわ鉄道

概要 IRいしかわ鉄道 加賀温泉駅, 所在地 ...
IRいしかわ鉄道 加賀温泉駅[* 1]
北口(IRいしかわ鉄道線改札)
かがおんせん
Kagaonsen
大聖寺 (4.1 km)
(3.2 km) 動橋
所在地 石川県加賀市作見町ヲ58
所属事業者 IRいしかわ鉄道
所属路線 IRいしかわ鉄道線
キロ程 4.1 km(大聖寺起点)
米原から134.3 km
駅構造 地上駅
ホーム 2面4線
乗降人員
-統計年度-
2,517人/日
-2024年-
開業年月日 1944年昭和19年)10月11日[35][1]
備考 直営駅
  1. 1970年に作見駅から改称[11]
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島式ホーム2面4線を持ち[1]、待避設備を有する地上駅である[35]。駅舎から各ホームへは連絡通路で接続している。なお、ホームは2階にある。北口改札は無人で、交通系ICカード専用の簡易改札機とICカード専用チャージ機運賃箱自動券売機が設置されている。

のりば

さらに見る のりば, 路線 ...
のりば路線方向行先備考
1・2 IRいしかわ鉄道線 上り 大聖寺福井方面[36]  
3・4 下り 小松金沢方面[36]  
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※2017年3月4日から2018年3月16日までは1番のりばが、2020年3月14日から2021年3月までは4番のりばが使用停止。

駅舎

駅構内にはみどりの窓口みどりの券売機えきねっとで予約したきっぷの受け取りが可能)[37]、加賀市観光交流機構が運営する観光案内所「加賀市観光情報センター KAGA旅・まちネット」[38]などがある。

地下自由通路

北口と南口を結ぶ歩行者用の地下自由通路が在来線ホームの下を通っている。北陸新幹線の工事のため閉鎖しようとしたが、利用者の反発を受けて[39]、代替として2022年(令和4年)8月1日に在来線北口改札(無人)をIRいしかわ鉄道への移管時よりも前倒しで供用を開始し[26]、加賀市発行の通行証があれば在来線改札内を通り抜けできるようになった[40]

ギャラリー

駅弁

現在の販売業者である高野商店は元は福井県今庄駅駅弁業者であった。北陸トンネルの開通で大聖寺に移転したのち、作見の加賀温泉への改称と特急停車により駅弁の需要が生じたため、当時の国鉄の勧めで当駅に移転した。駅の裏側に社屋がある。

主な駅弁は下記の通り[41]

  • 金沢三昧
  • 輪島朝市弁当

利用状況

2022年(令和4年)度の1日平均乗車人員1,702人である[42]2023年(令和5年)度の北陸新幹線の1日当たりの利用者数は3,034人[27]

「石川県統計書」と「加賀市統計書」によると、近年の1日平均乗車人員は以下の通りである。

さらに見る 年度, 1日平均 乗車人員 ...
年度 1日平均
乗車人員
1994年 2,858
1995年 3,018
1996年 2,900
1997年 2,746
1998年 2,592
1999年 2,470
2000年 2,444
2001年 2,464
2002年 2,398
2003年 2,380
2004年 2,314
2005年 2,252
2006年 2,236
2007年 2,200
2008年 2,142
2009年 2,031
2010年 1,952
2011年 1,929
2012年 1,926
2013年 1,943
2014年 1,911
2015年 2,229
2016年 2,215
2017年 2,169
2018年 2,148
2019年 1,996
2020年 1,268
2021年 1,298
2022年 1,702
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駅周辺

片山津温泉山代温泉山中温泉への玄関口となっている他、2000年代に入り飲食店、コンビニエンスストア、CDショップなどの出店が相次いだ。 なお、当駅設立の経緯もあって周辺には温泉街は存在せず「加賀温泉」という名の温泉も存在しない。
駅の北側に建っている巨大な観音像(加賀大観音)は加賀寺(旧ユートピア加賀の郷)のものである[43][44]

バス路線

温泉中央口にバスターミナルがあり、北鉄加賀バスとキャン・バスが乗り入れている。キャン・バスは株式会社まちづくり加賀が運営し、運行はすべて日本海観光バスへ委託されている。

  • 北鉄加賀バス 温泉駅北口バス停[48]
    • 温泉大聖寺線:加賀温泉駅行き/かが交流プラザさくら行き

高速バス

乗合タクシー

  • 加賀市のりあいタクシー「のりあい号」[51]

デマンドタクシーで、利用できるのは市内在住者のみ。運行はすべて加賀第一交通へ委託されている。

隣の駅

西日本旅客鉄道(JR西日本)
北陸新幹線
小松駅 - 加賀温泉駅 - 芦原温泉駅
IRいしかわ鉄道
IRいしかわ鉄道線
快速・普通
大聖寺駅 - 加賀温泉駅 - 動橋駅

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

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