動物型ロボット

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動物型ロボット(どうぶつがたロボット、: Robotic animal)とは、動物型のロボット

多様な自然界の環境に適応した動物の能力には優れたものが少なからずある。外観は必ずも動物には似ていないが機能を模倣したものや外観を模したものまで様々な形態がある。アニマトロニクスや犬型ロボット、亀型ロボット等、動物型のロボット全般が含まれる。機能のみを模した例としてマイクロマウスが挙げられる。動物に擬態した形状の場合、軍事利用も想定される[1]

主な特徴

  • 動物を模した機能を有する。
  • 環境に特化した多様な形態がある。
  • 二足歩行ロボットよりも難易度が低く、大量に輸送できるので実用性が高い。
  • 遠隔操作式と自律制御式に分類され、それぞれ用途に応じて使い分けられる。
  • 自律制御式にはマイクロマウス、AIBOビッグドッグ等も含まれる。
  • エンタテインメントロボットの概念とも一部重複する。
  • 二足歩行ロボットよりも難易度が低いので教育用ロボットとしても使用される。

歴史

動物型ロボットの概念そのものは古くからSFで論じられてきたものの、技術的な裏付けがなく、長らく実現には至らなかった。1970年代にマイクロコンピュータが開発され、小型化されたコンピュータを搭載できるようになり、それらを搭載した四足歩行歩行ロボットが大学などの研究機関で試作されたものの、当時はマイクロコンピュータの処理能力が低く、アクチュエータの性能も低かったため、本格的な普及には至らなかった。以後はマイクロコンピュータの発展の歴史と軌を同じくする。一時期停滞していたものの、その間もマイクロコンピュータはムーアの法則に従って年々集積度が向上することにより、処理能力の向上が絶え間なく続き、1990年代後半には音声認識や画像認識が小型ロボットにも搭載可能になり、ペットロボットのAIBOが登場したものこの時期だった。その後もマイクロコンピュータの処理能力の向上とアクチュエータの高出力化によって活動領域が拡大しつつあり、LIDARMEMSジャイロスコープ加速度センサによる自己位置推定(SLAM)等の新技術を取り込み、ビッグドッグ、Spot等が開発される。2020年代以降は人工知能を搭載した機種が普及しつつある。

形態による分類

犬型

動物型ロボットの一大勢力でAIBOやその類似品が大量に販売される。2020年代にはUnitree Go2、XGO Mini、Dreame MagicDog等、より高性能な機種が販売される。

ヘビ型

災害で倒壊した家屋での捜索や発電所の配管や下水管の検査などが想定される[2]

魚型

水中での遊泳に適した形状で自律型無人潜水機への適用が想定される。

動物型ロボットの普及における玩具メーカーの貢献

玩具メーカーと動物型ロボットの普及は密接な関係にある。動物型ロボットの黎明期より、玩具メーカーの製品が発売されており[2]、AIBOの発売後、費用対効果の優れた類似品が各社から発売され、2020年代にはマイコンの処理能力向上に伴い、人工知能を備えた従来の玩具の範疇に留まらない製品も出現している。

脚注

参考文献

関連項目

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