札幌都市圏

北海道札幌市を中心とする都市圏 From Wikipedia, the free encyclopedia

札幌都市圏(さっぽろとしけん)とは、政令指定都市である札幌市を中心とする地域で、札幌市と周辺の衛星都市をまとめて指す呼び名である。なお、一般的な定義の詳細は都市圏を参照。

概要 札幌都市圏, 国 ...
札幌都市圏
札幌市の中心業務地区
札幌市の中心業務地区
札幌都市圏の位置(日本内)
札幌都市圏
札幌都市圏
北緯43度4分 東経141度21分
日本の旗 日本
都道府県 北海道の旗 北海道
中心都市
面積
(2020)[1]
  合計 2,898.16 km2
  可住地 1,215.29 km2
人口
(2020年基準[2][3]
  合計 2,309,277人
  密度 800人/km2
域内総生産 (2010)[1]
 - 名目 7兆4384億円
ウェブサイト www.city.sapporo.jp/kikaku/renkeichusu/renkeichusutoshiken.html
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札幌都市圏衛星写真

公共の定義

札幌広域圏組合

「札幌広域圏組合[4]」は1997年2月に設置された。石狩管内の全市町村である、札幌市江別市千歳市恵庭市北広島市石狩市(合併前の旧厚田村浜益村を含む)・当別町新篠津村で構成されていた。人口は2019年1月時点で約238万人であった(→都道府県の人口一覧)。複合的一部事務組合として、札幌ふるさと市町村圏基金の運用益を活用してイベント開催などを行っていた。さっぽろ連携中枢都市圏が2019年3月に形成されたことから、札幌広域圏組合は2019年7月に解散[5]となった。

都市機能的な枠組み

都市機能的な枠組みでは、石狩管内に限らずに必要に応じた枠組みが用いられる。

  • 「道央都市圏」は、札幌市総合交通計画部交通計画課が1994年に実施した「交通行動実態調査」で用いられた名称[6]。調査対象は7市3町であり、石狩管内の札幌市、石狩市、江別市、北広島市、恵庭市、千歳市、当別町、後志管内小樽市空知管内南幌町長沼町が含まれる。
  • 北海道が定めた札幌圏都市計画区域には、札幌市、江別市、北広島市、石狩市、小樽市の一部が指定されている。

連携中枢都市圏

総務省の連携中枢都市圏構想に基づき、さっぽろ連携中枢都市圏を形成する。連携中枢都市の札幌市が、小樽市、岩見沢市、江別市、千歳市、恵庭市、北広島市、石狩市、当別町、新篠津村、南幌町及び長沼町の関係7市3町1村と、連携中枢都市圏形成に係る連携協約を締結している。圏域の2015年人口は約260万人[7]

通勤通学圏による定義

都市雇用圏

札幌都市圏(都市雇用圏)の範囲。藍色は中心都市。

2020年国勢調査に基づく札幌市の都市雇用圏の人口は約236万人。中心市は2000年国勢調査までと2020年は札幌市1市、2005年から2015年の国勢調査では札幌市と小樽市(中心数2)。

通勤率が最も高い自治体は石狩市の42.3%であり、以下は通勤率上位5つの自治体である[8]

さらに見る 順位, 振興局 ...
順位振興局自治体通勤率
1 石狩 石狩市 42.3%
2 石狩 北広島市 38.4%
3 石狩 江別市 37.7%
4 石狩 当別町 30.2%
5 空知 南幌町 15.6%
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都市圏の変遷

  • 都市雇用圏に含まれない自治体は、各統計年の欄で灰色かつ「-」で示す。
さらに見る 支庁, 自治体 ('80) ...
支庁 自治体
('80)
1980年 1990年 1995年 2000年 2005年 2010年 2015年 2020年 自治体
(現在)
振興局
空知 南幌町 - - 札幌都市圏
2325653人
札幌都市圏
2341599人
札幌都市圏
2362914人
札幌都市圏
2344025人
南幌町 空知
石狩 浜益村 - - - - 石狩市 石狩
厚田村 - - 札幌都市圏
2162000人
札幌都市圏
2217162人
石狩町 札幌都市圏
1751996人
札幌都市圏
2091946人
札幌市 札幌市
当別町 当別町
江別市 江別市
広島町 北広島市
後志 小樽市 小樽市 後志
余市町 - - - - - 余市町
仁木町 - - - - - 仁木町
古平町 - - - - - - - 古平町
石狩 恵庭市 恵庭都市圏
42911人
札幌 都市圏 千歳都市圏
147204人
千歳都市圏
158129人
千歳都市圏
162957人
千歳都市圏
171714人
千歳都市圏
173498人
千歳都市圏
168281人
恵庭市 石狩
千歳市 千歳都市圏
66748人
千歳都市圏
78786人
千歳市
胆振 追分町 - - 苫小牧都市圏 安平町 胆振
早来町 苫小牧都市圏 苫小牧都市圏 苫小牧都市圏 苫小牧都市圏 苫小牧都市圏
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  • 1996年9月1日:広島町が広島市に市制施行し、同時に北広島市に改称した。
  • 1996年9月1日:石狩町が市制施行し、石狩市となった。
  • 2005年10月1日:石狩市が、厚田郡厚田村と浜益郡浜益村を編入した。
  • 2006年3月27日:追分町と早来町が新設合併し、安平町が発足した。

「1.5%都市圏」(通勤通学圏)

総務省統計局国勢調査の統計表で用いられる地域区分では、周辺各市町村の15歳以上の人口の1.5%以上が札幌市に通勤通学している場合、「札幌大都市圏」含まれるとみなしている(絶対都市圏)。2000年平成12年)国勢調査に基づいた人口は250万9530人[9]2005年(平成17年)の人口は260万6214人[10][11]

さらに見る 年, 人口 (人) ...
札幌大都市圏の人口、面積および人口密度の推移[12][13][14][15]
人口
(人)
面積
(km2)
人口密度
(人/km2
1970年 1,491,811 3,711 402
1975年 1,765,519 4,318 409
1980年 2,009,037 4,637 433
1985年 2,165,515 4,460 486
1990年 2,327,822 4,736 492
1995年 2,484,102 4,914 506
2000年 2,509,530 4,188 599
2005年 2,606,214 5,139 507
2010年 2,584,880 4,514 573
2015年 2,636,254 4,514 584
2020年 2,641,452 5,130 514
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札幌経済圏

札幌市小売商圏を札幌経済圏とすると、人口約323万人を擁すると見られている。[16]政府は、この経済圏を「地域生活経済圏」[17]もしくは「都道府県内経済圏」[18]に定義付けており「道央圏」とも呼ばれる。札幌経済圏を構成しているのは以下の振興局

北海道(78,417 km2北方領土を除く)は、東北6県新潟県を加えた面積 (79,473.01 km2) とほぼ同等であるが、その半分にも満たない道南から道央にかけての地域に道内人口の8割程度(四国4県の合計より多い)が集中しており、防衛司法をはじめその他道内を管轄する政府機関も置かれるなど行政の面で札幌都市圏の拠点性は高い。また、北海道全体で見た場合も、南東北3県やデンマークとほぼ等しい560万人の人口と約20兆円のGDPを擁し、札幌市には道内企業の本店や道外企業の支店が多数置かれるなど経済面での拠点性も高い。通勤を基準とした都市雇用圏による札幌都市圏としても2010年の域内総生産は7.4兆円であり、日本有数の規模である[1]。このように北海道においては札幌市を中心とする地域への一極集中がすすんでおり、周辺の経済関係が深い支庁と共に札幌経済圏(道央圏)とされている。

近年、北海道経済の衰退とともに、札幌経済圏の経済的地位が揺らいでいる[要出典]。また札幌経済圏と比べて、旭川経済圏、函館経済圏、釧路・道東経済圏、十勝経済圏との経済格差に顕著な開きがあり、行政・医療・教育といった住民サービス等で、市民間に差が生じている。

北海道は北東北3県と、北海道・北東北知事サミットを開催し、道と3県の合同事務所を海外に設置するなど、東北地方との関係を深めており、後背経済圏の拡大が見られるか注目されている。また、北海道新幹線が建設中であるが、将来的には東北地方との間の交流人口増大や後背経済圏の拡大が期待されている。

主な交通機関

脚注

関連項目

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