名古屋市交通局5050形電車
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| 名古屋市営地下鉄5050形電車 | |
|---|---|
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5050形5165編成 (2025年5月8日 上社駅) | |
| 基本情報 | |
| 運用者 | 名古屋市交通局 |
| 製造所 | 日本車輌製造 |
| 製造年 | 1992年 - 2000年 |
| 製造数 | 27編成162両 |
| 運用開始 | 1992年5月17日[1] |
| 投入先 | 東山線 |
| 主要諸元 | |
| 編成 | 6両編成 |
| 軌間 | 1,435 mm(標準軌) |
| 電気方式 | 直流600 V(第三軌条方式) |
| 最高運転速度 | 65 km/h |
| 設計最高速度 | 80 km/h |
| 起動加速度 | 3.3 km/h/s |
| 減速度(常用) | 4.0 km/h/s |
| 減速度(非常) | 4.5 km/h/s |
| 車両定員 |
先頭車96人(32席) 中間車107人(40席) |
| 自重 |
先頭車21.4 t 中間車25.2 t |
| 長さ | 15,580 mm |
| 幅 | 2,546 mm |
| 高さ | 3,440 mm |
| 車体 | ステンレス鋼製 |
| 台車 |
ボルスタレス式空気ばね台車 日車製ND716A・ND716AT |
| 主電動機 |
かご形三相誘導電動機 東芝製 SEA-319 三菱製 MB-5027-A 日立製 HS-34529-03RB |
| 主電動機出力 | 75 kW × 4(台/両) |
| 駆動方式 | WNドライブ |
| 歯車比 | 103:16 |
| 編成出力 | 300 kW × 4 = 1200 kW |
| 制御方式 |
VVVFインバータ制御 更新前:GTO素子 更新後:IGBT素子 |
| 制御装置 |
更新前:滑り周波数制御→ベクトル制御、応荷重演算制御機能付き 東芝製 INV048-A0(1992年の5151編成、1995年、1998年製造の編成) 三菱製 MAP-088-60V19(1992年の5152・5153編成、1994年、1997年、2000年製造の編成) 日立製 VF-LR100(1993年、1996年、1999年製造の編成) 更新後:SiCパワー半導体モジュール適用インバータ制御[2] 三菱製 MAP-088-60V254 (1992年製造の5151編成〜1995年製造の5158編成まで) |
| 制動装置 |
NSC遅れ込め制御付きATC連動電気指令式電空併用ブレーキ 応荷重式、回生ブレーキ付き |
| 保安装置 |
打子式ATS(改造前) 車内信号式ATC(改造後) ATO |
| 備考 | 電気機器更新後の制御装置の型番・素子については議論がある |
名古屋市交通局5050形電車(なごやしこうつうきょく5050がたでんしゃ)は、1992年(平成4年)に登場した名古屋市交通局(名古屋市営地下鉄)東山線用の通勤形電車である[3]。
一部が日立製作所で製造されている名城線の2000形とは異なり、こちらは、全ての車両が日本車輌製造で製造されている。東山線の冷房化推進と300形・250形の置き換えとして、1992年(平成4年)から2000年(平成12年)にかけて6両編成27本(162両)が導入された[4]。基本設計は1989年(平成元年)に登場した名城線・名港線2000形と共通化してコストダウンを図っている。
保安装置は運用開始当時は打子式ATSだったが[4]、現在はCS-ATCに更新されており、車内信号式ATCによる運転[4]、2015年(平成27年)9月1日以降はATOによる自動運転[5]、2017年(平成29年)6月30日までは車掌が乗務していたが、7月1日以降はワンマン運転を実施している。
車両概説
車体
先述の通り、車両の構体製作・艤装は全編成日本車輌製造で行われている。オールステンレス車体を採用し、黄帯と白帯のラインカラーは腰部に入っている。側面は名城線・名港線2000形と同じ形状だが、前面は5000形に近い形状となっている[4]。
2021年3月から2022年12月にかけて前照灯のLED化が行われた。
車内・内装
天井・壁面は白系化粧板で仕上げられており、座席は赤橙のモケットのバケットシートとなっている。材質は5155編成までポリウレタンで、5156編成以降はポリエステルに変更され、座面形状と厚さが変化している。
荷物棚は全座席上部に設置されており、端部は5153編成まで丸パイプにコの字型カバーを被せた形状で、5154編成以降は名城線・名港線2000形に似た形状に変更され、見栄えが向上している。
LED式(一部編成はLCD式に更新)車内案内表示器は車端部妻面貫通路上部、車椅子スペースは両先頭車に設置されている[4]。5158編成以降は路線図式車内案内表示器を客用ドア上部に千鳥配置で1両あたり3台、ドアチャイムを乗降口に設置しているが、列車進行方向を表す矢印の表示色は5160編成まで緑色で、5161編成以降は橙色に変更されている(現在は全て橙色に統一)。
- 車内
- 優先席
- 車内案内表示機(更新前)
- 車内案内表示機(更新後LED)
- 車内案内表示機(更新後LCD)
機器類
冷房装置は2台/両を搭載している。
制御装置は GTO-VVVFインバータ制御を採用している。装置は3号車と4号車に搭載され、1台のインバータ装置で8台のモーターを制御する1C8M方式の装置が搭載されている。
補助電源装置は三菱電機製静止形三相インバータ90 kVAを採用している。
台車は日車製ND716A形ボルスタレス式空気ばね台車を採用し、集電靴はM1車のみ2個/両で、それ以外の車両は4個/両となっている。
2015年(平成27年)からは本系列が運行している東山線に可動式ホーム柵を導入する関係で、可動式ホーム柵車上制御装置を搭載する改造が実施されている[6]。また、同時にATOを導入する改造が実施されている。なお、本系列に搭載されているATOの制御方式は、6000形[7]や6050形[8]の車上パターン式予見ファジー制御とは異なり、2000形[9]やN1000形[10]と同様の車上パターン式比例制御となっている[6]。
2016年(平成28年)からは、経年劣化した電気機器装置を順次更新しており[6]、一部編成では制御装置が交換されている。
