天冥の標

From Wikipedia, the free encyclopedia

天冥の標』(てんめいのしるべ)は、小川一水によるSF小説早川書房よりハヤカワ文庫として全10巻(計17冊)が刊行された。各巻はおのおの別の時間を舞台とするが、根底に関わりをもった一連の「壮大なスペースオペラ」[1]。2018年12月時点でシリーズ累計部数は「40万部に迫る」と発表されている[2]

2020年に、シリーズが第40回日本SF大賞、第51回星雲賞日本長編部門(小説)を受賞[3]

I メニー・メニー・シープ
西暦2803年に起こった植民星「メニー・メニー・シープ」での革命運動を描く。2009年9月に上下2冊が刊行された。
II 救世群
西暦2015年の地球を舞台に疫病「冥王斑」のパンデミックを描く。2010年3月刊行。
III アウレーリア一統
西暦2310年に勃発した、ドロテア・ワットを巡る《酸素いらず》・宇宙海賊・救世群による戦いを描く。2010年7月刊行。
IV 機械じかけの子息たち
西暦2313年の娼界「ハニカム」を舞台に、冥王斑患者群の少年と《恋人たち》の交流を描く。2011年5月刊行。
V 羊と猿と百掬の銀河
西暦2349年の小惑星パラスに暮らす農夫の生活と、6000万年前に起こったダダーのノルルスカインの誕生を描く。2011年11月刊行。
VI 宿怨
2500年頃の、ロイズ非分極保険社団を中心とする人類と《救世群》の戦いを描く。全3冊からなり、PART1が2012年5月、PART2が2012年8月、PART3が2013年1月に刊行された。
VII 新世界ハーブC
太陽系全域での冥王斑パンデミックを生き延びた若者たちの生活を描く。2013年12月刊行。
VIII ジャイアント・アーク
別の視点から見たI巻の出来事と、メニー・メニー・シープ星のその後が描かれる。PART1が2014年5月に、PART2が2014年12月に刊行された。
IX ヒトであるヒトとないヒトと
大閉日(ビッグ・クロージング)以降の各勢力の情勢を描く。PART1が2015年12月に、PART2が2016年10月に刊行された。
X 青葉よ、豊かなれ
完結編。PART1が2018年12月に刊行され、PART2は2019年1月、PART3は2019年2月に刊行された。

諸勢力

書誌情報

脚注

Related Articles

Wikiwand AI