上弦の月を喰べる獅子

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上弦の月を喰べる獅子』(じょうげんのつきをたべるしし)は、夢枕獏SF小説、幻想小説。

1986年から1988年まで『SFマガジン』に連載され、1989年8月早川書房から単行本が刊行された。1989年の第10回日本SF大賞1990年の第21回星雲賞日本長編賞を受賞する[1]

この世に存在するあらゆる螺旋を集める「螺旋蒐集家」である三島草平は、ある日、現実ではありえない螺旋の階段を目にしてそれを上りはじめる。また、若き日の宮沢賢治は、北上高地で巨大なオウムガイの化石を発見する。2人は時間を超えて融合してアシュヴィンとなり、異世界へ来てしまう。

アシュヴィンは兄妹であるダモンとシェラと出会い、さらに誰も見たことのない蘇迷楼(スメール)の山頂を目指すことになる。山頂でアシュヴィンは問答を繰り返し、自分が何であるかを知る。

遍路譚の中に、仏教思想とヒンドゥ的宇宙観を挿入した広大なスケールの作品。「アシュヴィン」の名もアシュヴィン双神に由来している。

絵画

関連作品

脚注

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