天川村
From Wikipedia, the free encyclopedia
| てんかわむら 天川村 | |||||
|---|---|---|---|---|---|
| |||||
| 国 |
| ||||
| 地方 | 近畿地方 | ||||
| 都道府県 | 奈良県 | ||||
| 郡 | 吉野郡 | ||||
| 市町村コード | 29446-2 | ||||
| 法人番号 | 2000020294462 | ||||
| 面積 |
175.66km2 | ||||
| 総人口 |
1,009人 [編集] (推計人口、2026年2月1日) | ||||
| 人口密度 | 5.74人/km2 | ||||
| 隣接自治体 | 五條市、吉野郡黒滝村、川上村、上北山村 | ||||
| 村の木 | スギ | ||||
| 村の花 | オオヤマレンゲ | ||||
| 他のシンボル | コマドリ | ||||
| 天川村役場 | |||||
| 村長 | 車谷重高 | ||||
| 所在地 |
〒638-0392 奈良県吉野郡天川村大字沢谷60 北緯34度14分31秒 東経135度51分19秒 / 北緯34.24192度 東経135.85533度座標: 北緯34度14分31秒 東経135度51分19秒 / 北緯34.24192度 東経135.85533度 | ||||
| 外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
| ウィキプロジェクト | |||||
天川村(てんかわむら)は、奈良県の南部に位置する村。キャッチフレーズは「天の国」「木の国」「川の国」。
世界遺産に登録された「紀伊山地の霊場と参詣道」の主要構成要素である修験の山、大峰山があり、そのふもとには天河大弁財天社がある。
隣接している自治体
歴史
原始遺跡はほとんど発見されておらず、古くは人々が定住するにはいたらなかったが、そんな深山幽谷の地であったことが修行者たちの「行場」を開くきっかけとなり、7世紀に役行者小角により金峰山・大峯山が開山されて以来は人々の定住を促し山岳修験道の根本道場として栄えた。奈良時代には遣唐使が持ち帰った興福寺所蔵の「華原磬[2]」の台座の石[注釈 1]として白石(結晶質石灰岩)を切り出し運搬した記録が、正倉院の文書の中に残されており公式的な文書に天川村が登場する最初といえる。 平安時代には宇多天皇、藤原道長などをはじめ多くの人々が大峯山へ御岳詣をしている[4]。大峯山で修行した弘法大師空海はこの地を経て平原の幽地である高野に至ったという記録もあり、伝承では籠り道場となった場所が籠山(こもりやま)、庵を結んだ場所が庵住(いおすみ)という地名になったとされている[5]。
大峰連山の一つ弥山に祠られた弥山大神の歴史も古く天河大弁財天社の創建とその隆盛とともに聖域化され、これらに前後して「天ノ川」という河川名が生まれたと考えられている。村は天河神社の信仰を核に繁栄し南朝による課役免除の恩典もあり経済的にも安定していた。また村は弓竹の矢の産地としても知られ南朝方、織田・豊臣両氏にも矢竹を上納している。江戸時代には天川23ヶ村は天領とされ年貢の他に矢竹を上納し幕府の役人である代官によって統治されていた[4]。
沿革
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、洞川村・北角村・南角村・中越村・川合村・沖金村・沢谷村・中谷村・沢原村・北小原村・南日裏村・坪内村・五色村・九尾村・栃尾村・和田村・籠山村・庵住村・山西村・広瀬村・滝尾村・塩野村・辰巳屋新田・塩谷村(旧・天川郷・三名郷)の区域をもって発足。
- 1965年(昭和40年) - 大字洞川(どろがわ)が吉野熊野国立公園に追加指定。
- 1989年(平成元年) - 村制100周年。
- 2004年(平成16年) - 「大峯山寺」「大峯奥駈道」が「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録。
村域の変遷
| 明治22年 | 現在 |
|---|---|
| 奈良県 | |
| 吉野郡 | |
| 天川村 | |
行政
- 村長は車谷重高 - 2015年就任[6]。2019年無投票当選[7]。
- 村議会は定数8人、現在の議長は銭谷春樹(2016年12月20日現在)。
- 吉野郡域8町村での合併や、すぐ北に位置する黒滝村の2村での合併が検討されたが、2005年(平成17年)3月に黒滝村の協議取りやめの申し入れにより合併協議会が解散し、平成の大合併では合併は行われないことになった。
衆議院議員選挙の選挙区は「奈良県第3区」、奈良県議会議員選挙の選挙区は「吉野郡選挙区」(定数:2)となっている[8]。
条例
2017年(平成29年)10月1日、「天川村をきれいにする条例」が施行された。条例の骨子は次の3つである。
条例が制定された背景には、モラルのない観光客が河川でバーベキューを行い、ゴミ・調理用具・椅子などを放置して帰る事例が多発していたことがある[12][13][14]。
経済
産業
- 第一次・二次産業
- 第三次産業
農業協同組合(JAならけん)
- 奈良県農業協同組合 - 村から指定金融機関として指定されていて、村役場内にJAバンクのATMが設置されている。
- 天川支店(川合)
- 天川支店洞川出張所(洞川) - JAバンクのATMも設置(ただし土曜・休日は稼働しない)
日本郵政グループ
(※2014年6月現在)
各郵便局とも集配局。また各郵便局ともゆうちょ銀行のATMが設置されており、洞川郵便局ではホリデーサービスを実施。
※天川村内の郵便番号は以下の通り。
- 「638-03xx」=北部地域(天川村役場周辺など)。天の川局の集配担当。
- 「638-0431」=洞川。洞川局の集配担当。
- 「638-05xx」=九尾(つづらお)より西側の地域。和田局の集配担当。
地域
人口
| 天川村と全国の年齢別人口分布(2005年) | 天川村の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 天川村
■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
天川村(に相当する地域)の人口の推移
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 総務省統計局 国勢調査より | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
- 人口増加率(2002年→2007年) : -14.9%
- 65歳以上が人口比の50%以上を占める限界自治体の一つ。
教育
交通
鉄道
村内を鉄道路線は走っていない。最寄り駅は、近畿日本鉄道(近鉄)吉野線下市口駅(大淀町)。
路線バス
- 奈良交通 - 下市口駅と天川村を結ぶ路線バスを運行する。途中、下市町および黒滝村を経由する。洞川温泉発着の便と中庵住発着の便があるが、下市口駅と村中心部の天川川合の間は双方とも同一経路である。双方合わせて概ね1~2時間間隔で運行されているが、季節によって運休となる便がある。
道路
- 国道309号(旧・奈良県道大淀上北山線)
- 奈良県道21号大峯山公園線 - 洞川温泉・大峰山へのメインルートで虻トンネル(虻峠)を通り、比較的整備状況は良好であり、冬季については洞川温泉へ行ける唯一のルートとなる。
- 奈良県道48号洞川下市線 - 小南トンネルを含む小南峠越えのルートだが、道路が狭歪で対向が困難な場所が多いため、洞川温泉などへ向かう場合は国道309号経由のルートが自治体や観光協会のサイトなどで推奨されている。例年12月~3月の冬季は通行止となる。
- 奈良県道53号高野天川線
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
出身有名人
天川村が登場する作品
- 小説
- 映画
- 音楽
- 「週間天気予報」JITTERIN'JINN









