宝引の辰捕者帳

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宝引の辰捕者帳』(ほうびきのたつとりものちょう)は、泡坂妻夫作の時代小説シリーズ。泡坂にとってこれが初の時代小説である。

作品の特徴として、すべての作品が一人称であり、「ですます調」で語られている点が挙げられる。また、子分の松吉と算治を含めた語り手は一話ごとに全て異なっており、主人公の辰自身が語り手になっている作品も何点か見受けられる。

なお、本作では「捕者帳」と表記されているが、これは三田村鳶魚の説を採ったことによる。

幕末江戸神田は千両長屋で暮らす岡っ引きの辰は、御用のかたわら"宝引"作りをしていることから「宝引の辰」と呼ばれている。その辰の快刀乱麻の活躍ぶりを事件の関係者の視点から一人称で描く。

作品

書籍化されているシリーズの作品は2008年8月現在下記の通りである。ほとんど短編小説(「凧をみる武士」収録の「凧をみる武士」のみ中編)であり、ハードカバーで出版(下に特記する以外はすべて文藝春秋から)されたあと、文庫が文春文庫から出版された(最新刊「織姫かえる」を除く)。

テレビドラマ

関連項目

外部リンク

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