伝説の勇者ダ・ガーン
1992年放送の日本のテレビアニメ(勇者シリーズ)
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『伝説の勇者ダ・ガーン』(でんせつのゆうしゃダ・ガーン)は、1992年2月8日から1993年1月23日まで、名古屋テレビ・テレビ朝日系列で毎週土曜17:00 - 17:30(JST)に全46話が放送された、サンライズ制作のSFロボットアニメ作品。
| 伝説の勇者ダ・ガーン | |
|---|---|
| ジャンル | ヒーローロボット |
| アニメ | |
| 原作 | 矢立肇 |
| 監督 | 谷田部勝義 |
| シリーズディレクター | 高松信司(演出チーフ) |
| シリーズ構成 | 五武冬史、平野靖士 |
| キャラクターデザイン | 平岡正幸 |
| メカニックデザイン | 大河原邦男 |
| 音楽 | 岩崎文紀 |
| アニメーション制作 | サンライズ |
| 製作 | 名古屋テレビ、サンライズ 東急エージェンシー |
| 放送局 | テレビ朝日系 |
| 放送期間 | 1992年2月8日 - 1993年1月23日 |
| 話数 | 全46話 |
| 勇者シリーズ | |
| |
| テンプレート - ノート | |
| プロジェクト | アニメ |
| ポータル | アニメ |
概要
作品タイトル、および作中に登場するロボットの名称である「ダ・ガーン」は、玩具業界における男児向け玩具を指す用語「男玩(だんがん)」に由来しており[2][3][4]、決定に際してはメカニックデザインの大河原邦男の一声も後押しの一つとなったことを、設定制作を担当していた岡一郎が後に述懐している[5]。この名称に決定する以前には、『銀河特捜ガイアスター』や『伝説の勇者ガイアスター』の仮タイトルで企画が進行しており、これらの名称は実際の映像作品においても、主人公である少年・高杉星史の名前にその名残が見られる[6]。
制作
本作品は、前々作『勇者エクスカイザー』から継続して視聴している子どもたちの成長に合わせられるよう、前2作よりも対象年齢をより引き上げる形で制作された[7]。小さい子どもたちがついてこれる範疇を維持しつつ、対象年齢を引き上げる試みは既に前作『太陽の勇者ファイバード』でも行われていたが、本作品ではよりギリギリのところを狙ったことを、監督の谷田部勝義が後年のインタビューにて述懐している[8]。サンライズ側のプロデューサーを務めた古沢文邦も、シリーズ3作目ということで視聴者の幅を広げるべく、後述する作品テーマやドラマの連続性を意識して制作したことを明らかにしている[1]。
設定面においては、前2作での単なる正義のヒーローと悪者の戦いという構図とは一線を画し、「エコロジー」という作品全体を通してのメインテーマを据えつつ、「無慈悲な侵略者との生存を賭けた戦い」を描くことにより、緊張感を持たせたストーリー作りが志向されている[7]。古沢の語るところによれば、エコロジーというテーマは企画段階の当初からあったものの、一方で勇者たちは最初「宇宙警察の勇者」として設定されていたという[9]。この設定は、谷田部からの意見を汲む形で「地球自身の分身的な勇者」へと変更されることとなり、これに同意した古沢も、その方が前述したエコロジーのテーマを引っかけて自然で面白いと、また少し上の年齢層にも受け入れられやすいのではないかとの狙いがあったと述べている[9]。エコロジーをテーマに掲げるに当たって、重要なキャラクターであるのが、ヒロインの1人である桜小路蛍である[1]。2人のヒロインが設定された本作品において、その片一方である香坂ひかるが主人公の日常を描くために配置されたキャラクターであるのに対し、蛍は壮大な物語世界を描くために配置されており[6]、彼女の存在を通して周囲の人々が地球に対する考え方の方向性を見つけるためのシグナル、あるいは巫女のような存在であると、前半のメインライターを務めた五武冬史は説明している[1]。
また、物語のクライマックスに深く関わる「全ての生命が心を一つにする」ということの困難さを、主人公である星史が学んでいく姿を通して、視聴者に対しても自然な形で作品を通してのメッセージを伝える試みもなされている[7]。谷田部は、物語のきっかけがエコロジーである一方で、同時に本作品が主人公の成長物語という点で、『エクスカイザー』からの延長線上にあることにも触れており、「上手く世間を渡っていける子供」である星史が、隊長を任されて始めは面白がりながらも、次第に隊長という役割や地球を守る意義は何なのか、また悪者を倒せばそれでいいのだろうか、といったことなどを考える段階に星史が進めることができたら本当の隊長になれるのではないかと、放送中期の頃のインタビューにて言及している[10]。最終回のラストシーンにて、星史が口にした「俺は未来を信じる」「みんながいて俺がいる、これからもずっと、ずっと、ずっと」という台詞は、谷田部にとってこうした3年間にわたる成長物語の結論、そして彼自身にとってのけじめとも言えるものでもあり、自分の存在を過去・未来をふくめて考えた結果、人間は1人では生きてはいけないという気づきに星史は至ったと思うと述べている[11]。また、そうした気づきに至ったからといって、星史の日常生活はすぐに変わらないだろうが、自分が何も分かっていなかったことを認識できたのは大きいとしており、視聴者にも星史が考えたことを、わからないことでも考えることでずいぶん違うと、そして前述した気づきをわかって生きていけば未来は開けていくのだと、楽観的だがこの話をそんな風に見てくれたらうれしいとコメントしている[11]。
登場キャラクターや勇者の個性を明確に打ち出したり、バラエティに富んだ敵キャラクターの性格・方針の違いによって各回の展開にも差異をつけるなど、前2作でのノウハウも随所に活かされている[7]。古沢は、前2作が基本的に1話完結型のストーリーであったのに対し、本作品では企画段階から連続性を持たせることを企図していたといい、物語序盤の部分を勇者探しの話とすることで、新たに登場する勇者の個性をより見せることができたのではないかと語っている[9]。五武は企画書の原型が完成し、スタッフが集まった際に最初に皆が一様にノッた点として「敵の扱い」を挙げている[1]。面と向かって主人公と戦う敵が、仮面を取ると正体の分からぬまま主人公の隣りに座って喋っているという点に面白さが見出されたことで、レッドロンを除く3人の幹部たちはいずれも日常生活に紛れ込むという設定でスタートしており、またそういった面白さを狙う以上、ネタが割れたらつまらないということから、これらのキャラクターは小出しに小出しに、スタッフの間でも大事に育てられていったという[1]。一方、これらの幹部とはまた異なる立ち位置として登場したのが、物語後半より登場するシアンである。急病によって五武がシリーズ構成から離れたのに伴い、その後を引き継ぐ形となった平野靖士は、オーボスが動けないがゆえに身代わりで動ける強い存在が欲しいと、また地球を守る話である以上最後はハードにしていかないといけない一方で、ビオレッツェがあまり強そうなイメージではなかったことを、シアンを登場させた理由として挙げている[1]。
また谷田部によれば、「どこまで大きい子を取り込めるか」という考えからアニメ雑誌を取り込むことも狙っており、そのために毎月違う展開を起こすことで1年の放送期間を持たせつつ、アニメ雑誌にも情報を出せるようにするための意図もあったという[8]。一方で、ドラマに時間を割かざるを得ない物語終盤は、個々の勇者の描写に対する弱さが指摘され[12]、勇者の声優陣からも合体ロボットが多いことに起因する個々の出番の少なさを訴える声が複数見られた[13]。
スタッフ
谷田部や大河原など、前年に引き続いての参加となるスタッフも複数見られる一方、前出の五武のように本作品より新たに参加したスタッフも散見される。敵側のキャラクターデザインを手がけた、スタジオ・ライブの芦田豊雄と山内則康もそのうちの1人であるが、これはかなり土壇場での依頼となったことが、芦田のコメントにて示唆されている[14]。また、前作からの続投となった高松信司も、本作品では谷田部の意向により新たにチーフ演出として参加。シナリオ打ち合わせなど、この時の経験が翌年以降のシリーズ作品にて、監督を務める上で大いに活かされていくこととなった[15]。
評価
商業的には、前年の『太陽の勇者ファイバード』での苦戦を踏まえ、メインスポンサーであるタカラは前年より広告費を投じ、『ファイバード』より高い売上を見込んでいた[16]。しかし同年のライバルが、スーパー戦隊シリーズの中でも特に高い売り上げを記録した『恐竜戦隊ジュウレンジャー』であったこともあり不発に終わった。このことは、タカラが大幅な減益となる一因ともなった[17]。
あらすじ
ひょんなことから地球の分身である宝珠「オーリン」を手にした小学生・高杉星史は、地球が産み出した8体の勇者たちの隊長に選ばれる。勇者は世界各地で宝珠の姿で眠っているが、現代人の作ったメカと一体化することで変形ロボットとなり星史の指示に従い戦う。
地球の運命をかけた伝説の勇者ロボと侵略者レッドロンとの戦いが始まった。惑星上に5箇所存在する「解放点」を突き止められた惑星は、プラネットエナジーを抜き取られ炎の珠となって生命は全て死滅してしまうという。はたして星史とダ・ガーンたちは地球を救うことができるのか。
登場人物
高杉 星史 ()- 声 - 松本梨香[注 1]
- 1982年6月4日の、流星雨の夜に誕生。年齢は12歳。身長155cm。体重47kg。血液型はO型。特技はバック転、剣道、料理。趣味はテレビゲーム。好きなものはかわいい女の子。苦手なものは納豆、ピーマン。クセはすぐ頭をかく。
- 本作品の主人公。緑ヶ浜小学校5年生(第11話から6年生)。オーリンの勇者たちの隊長に選ばれ、戦闘においては正体を隠すための防護服も纏う。
- 明るく陽気な熱血漢である一方、かなりのお調子者な面もあり、ヤンチャーとは当初から衝突することも多かった。女好きな面も目立っており、ひかるからは「ウルトラスケベ」と叱責されたこともある。また本人も自覚しているように口が軽く、自分や勇者たちの正体をうっかり周囲の人に話しかけ慌てて、ごまかすこともしばしば見られる。熱い性格である一方で人を疑うことを知らず、ブッチョやピンキーの嘘に気づかず騙されたり、防衛軍の郷上の嘘にまんまとハマって拘束されるなど良くも悪くもバカ正直で、一度思い込むと周りの話を聞かずに意固地になることも多く、幼稚園児の頃はひかるをイジメて楽しむなど悪たれており、かなり性格が悪かったようで勢いで悪ノリやヒートアップし過ぎた弾みで余計な一言を言って関係を悪くしたり相手を傷つけることも多い。
- 両親が不在の場合が多いため料理が得意だが、その原因は両親が料理下手であった美鈴に対し光一郎がプロポーズの際、解決策として「男でも女でも子供に料理をさせればよい」と結論付けたことによる[18]。父からは剣道を習っており、起床時に無数の目覚まし時計を止める際にも用いているだけでなく、幹部と戦う場合にもその場に落ちているがれきの棒などで戦う際にも剣道の手腕を発揮する。
- 突然隊長に任されたこともあり、当初は隊長としての自覚があまりなく、第6話でジュリアを危険に巻き込んでしまったり第8話では遊びを優先させて周りの人々が危険に陥ったり、的確な命令を与えられずに勇者たちがピンチに陥ることもしばしば。そうした経験を重ねて少しずつ考えを改めるようになり、数々の戦いを通して地球を守ることの重大さを学び、使命感に目覚めていくこととなる。
香坂 ひかる ()- 声 - 紗ゆり
- 1982年4月15日生まれ。年齢は12歳。身長155cm。体重は不明。血液型はO型。特技はテニス。趣味はケーキのデコレーション。好きなものはケーキ。苦手なものはヘビやカエル。
- 星史の隣の家に住む幼馴染で同級生。気の強い明朗快活な性格の持ち主であるが、幼稚園児の頃はかなりの泣き虫であったという。また少々おせっかいなところがあり、口癖のように「星史君のお母さんに頼まれてるんだから」と、何かと世話を焼いては迷惑がられることもしばしばである。その星史に対してはそれなりに好意も抱いており、他の女の人に見惚れ、仲良くしているところを見ると怒り、やきもちを焼くこともある(蛍に対してはそれほどでもないが嫉妬したことはある)。
- 勇者たちの隊長である星史やヤンチャー、またその正体を知る蛍などに対し一時期疎外感を抱いていたこともあったが、後に隊長の正体を知り彼らに協力するようになる。
桜小路 螢 ()- 声 - 白鳥由里
- 1982年9月27日生まれ。年齢は12歳。身長152cm。体重は40.5kg。血液型はA型。特技は鳥や動物の心が理解できる。趣味は森林浴。嫌いなものは繁華街の雑踏。クセはいきなり「…が泣いている」と言いだす
- 星史の同級生。常日頃から不思議な雰囲気を漂わせており、地球の声を聞くことができるなど特別な力を持っているが、谷田部によると「ただカンの鋭い子にした」という[19]。それ故かクラスでは浮いている存在。
- 趣味は森林浴で、よく森の動物たちと一緒にいる。3年に一度だけ躁状態から性格が逆転する[18]。
- 当初から星史と勇者たちの関係を知っており、それとなく助言を与えることも多い。一方でその都合上彼らとも行動を供にすることが多いことから、オーボス軍による攻撃に巻き込まれたりなど度々危険な目に遭う。特にブッチョからは「ジュラルディンちゃん」と呼ばれ、何度か誘拐されている。
高杉 光一郎 ()- 声 - 岸野一彦
- 1947年8月30日生まれ(11月3日とする資料もある)。年齢は47歳。身長183cm。体重は81kg。血液型はB型。特技は剣道、趣味は風呂。好きなものは正義。嫌いなものはジョーク。クセはどこでも構わず寝転んで寝ることができる。
- 星史の父親で、GDOの高官。階級は大佐。当初はオーストラリア本部に所属していたが、後にオーボス軍の活動の本格化を受け日本支部へ転属となった。
- 普段は重厚で寡黙な人物ながら、ジョークは嫌いだが話の途中で唐突にダジャレやボケをかましたりと笑いを取ろうとしたりとどこか掴めない面もあるが、勇者たちとの共闘するための会議の際には正体を明かせと詰め寄る軍と明かそうとしない隊長(星史)たちと決裂しかけた際には両方を諌めて場を持たせたり、オーボス星に「隊長」共々連行された際には、直接停戦交渉を試みてオーボス自身を引っ張り出すことにも成功し、策士であるビオレッツェをその器量で圧倒・翻弄したりと物語の要所要所ではその実力を発揮している。星史の正体にも感づいており、シアンに捕まった際には逃げて戦うように告げて激励した。
- 美鈴とは出会って1週間でプロポーズしており、その際には今の姿から想像が付かないほど情熱的に迫っている。
高杉 美鈴 ()- 声 - 五十嵐麗
- 星史の母親でテレビアナウンサー。旧姓は坂本で、アナウンサーとしてはこちらの姓で通している。2月20日生まれ。身長178cm、体重不明。血液型はO型。魚座。趣味は読書。特技はカラオケ。好きなものは仕事。嫌いなものは料理。尊敬する人物は清少納言。クセはつめを噛む
- いわゆる教育ママである一方、多忙ゆえに夫の光一郎同様にほとんど構ってやれないことから、やや心配性かつ過保護な面も目立つ。家に転がり込んできたヤンチャーに対しても親身に接しており、このことを巡って星史とヤンチャーの仲が一時険悪になった。物語終盤、光一郎が囚われてしまい弱気になった星史の会話を聞いたことで、彼が勇者たちの隊長として戦っていることを知り、最終決戦では全世界に伝説の言葉を報道した。
- とんでもない料理下手で、包丁で食材を切るのも非常に危なっかしい。過去に3回自分で作った料理を食して病院送りになったこともあり[18]、前述の通り食事については大抵の場合星史が調理を引き受けることが多いが、ヤンチャーに朝食を作った際には上手に作っていた。
- 五十嵐がキャスティングされた理由は、美鈴と「見た目が似てるから…」という理由による[20]。
香坂 春夫 ()- 声 - 河合義雄
- 1959年12月21日。年齢は35歳。身長175cm。体重55kg。血液型はA型。特技・趣味は料理。クセは自然の大切さをつい説教してしまう
- ひかるの父親。かつてはサラリーマンとして働いていたが、家事が苦手な妻に代わって料理するうちに、脱サラして自然食レストラン「つくし」を経営するようになり、自らもコックとして腕をふるっている。
- 温厚な性格で、妻には頭が上がらない。地球環境の破壊などに対しそれを憂うような発言も散見され、オーボスの侵攻を人間の環境破壊が原因であると捉えている。
香坂 つくし ()- 声 - 佐々木優子
- 1957年7月29日。年齢は38歳。身長175cm。体重53kg。血液型はO型。特技・趣味はリンゴの皮むき、ショッピング。クセは春夫と二人の世界に入ってしまう
- ひかるの母親で、「つくし」の実質的なオーナー。娘と夫を愛するよき母親。間延びしたような口調で天然じみたことを話すが、意外としっかり者。2km四方の土地付きの家を持つ箱入り娘のお嬢様だったが、春夫が無理矢理結婚したため、十数年経過した現在でも祖母は2人の結婚を認めていない[18]。
根元 正 ()- 声 - 島田敏
- 1970年11月3日生まれ。年齢は24歳。身長180cm。体重は72kg。血液型はO型。趣味は園芸(畑仕事)。特技は警棒をヌンチャクで操ること。苦手なものはオバケ。
- 星史の近所の交番に勤務する巡査。「つくし」の常連で、星史の良き兄貴分。
- 好みの女性は「つくし」である。自分のパトカーがダ・ガーンとなっていることは気が付かず、毎回のように行方不明になるパトカーを探し回っては見つからないために辞表を書く寸前まで落ち込んだり不審に思ったりを繰り返すものの、戻ってきたパトカーを見て安心している。ダ・ガーンがオーストラリアから戻って来た後には、パトカーに恋人のような感情を抱くようになってしまう。また、警棒術と射撃術の名手でオーボス軍を相手に奮戦する。
- 終盤、正体を明かしたダ・ガーンに挨拶されて自分のパトカーがダ・ガーンであることを知り、誇りに感じていた。
- 故郷の美里村には母のキヨ(声 - 丸山裕子)が住んでいる。村は過疎化と高齢化に悩まされていたが、レッドロンがプラネットエナジーと間違えて発掘した温泉で村興しに成功した。
- 蛍のばあや
- 声 - 後藤真寿美
- 江戸時代から桜小路家に仕える老婆。蛍を守るために薙刀を振り回すといったアクティブな面も見せる。
- 明確な年齢については言及されていないが、星史が隊長の姿で訪ねて来た際に「これほど驚いたのは黒船来航以来」と自ら語っている。
- ヤンチャー
- 声 - 高乃麗
- ワイルダー428年18月32日生まれ(地球暦は不明)。年齢は11歳。身長140.5cm。体重は38kg。趣味は街の探検、走ること。特技はムチさばき、おいしいものと悪いヤツの匂いはすぐわかる。好きなものはピーマン以外の食べ物。苦手なものはピーマン、コウモリ。
- 本名「ヤンチャラン・スターレット・バンナー・グリシウス・ジャックギンガー・ワイルダー14世」。オーボスによって滅ぼされた星の王子にして唯一の生き残りで、彼もまた星の意思であるオーリンとダイレクターを持つ勇者の隊長である。異星人ではあるが、耳の形が少々異なるだけで姿形や身体構造は地球人とほとんど変わらない。星史と同様に戦闘時は防護服を纏い、武器として鞭を振るう。当初はセブンチェンジャーの中に身を潜めていたが、伝説の力と睨んでいたグレートダ・ガーンGXの登場をきっかけに、星史たちの前に姿を現した。
- 幼いが故の生意気な性格と、王子としての矜持や星の再興に対する強い使命感を併せ持っており、そうした人となりや複雑な立場などもあって星史とは度々衝突するが、度重なる交流を通して互いに友情が芽生えていく。物語終盤において、星史が父を助けられなかったことで戦意を失った際には、彼に自分を重ねながらも檄を飛ばし、星史が立ち上がることを信じた。
- 星史だけでなくその周辺の人々とも交流を持っており、蛍に対しては彼女を通じて星史やダ・ガーンたちとの接触を図ろうとした他、ひかるとも初対面の際にふとしたことからキスしてしまうなどのアクシデントに見舞われつつも、「つくし」での無銭飲食などをきっかけに家族ぐるみで親身に接せられるようになる。両親を早くに失ったためか愛情に飢えており、星史と接触しようとする過程で知り合った美鈴に対しても、親身になって接してくれたこともあり度々甘えているが、このことも星史との諍いの一因になっている。
森山先生 ()- 声 - 高宮俊介
- 星史たちのクラスの担任。独身。生徒たちからは影で「モリソバ」と呼ばれている。
郷上大佐 ()- 声 - 市川治
- GDOの情報局長で階級は大佐。勇者たちの戦力としての能力に着目し、勇者は軍に組み込まれるべきという考えを持つ。
- 勇者の隊長を燻り出す目的で、緑が浜町を全面封鎖し住民を強制収用し、「隊長」を拘束した際に緊急事態であったにもかかわらずダイレクターを取り上げたまま返却しないなどの暴挙や横暴な態度が目立つ一方、ガ・オーンや「隊長」の精密調査や、ピンク(ピンキー)の身辺調査を通して、情報収集の面では有能な一面も持ち合わせていることが示されており、後者においては彼女の家が普通ではないことも突き止めている。
オーボス軍
- オーボス
- 声 - 千葉耕市
- オーボス軍の首領。一人称は「ワシ」「私」。自らを「宇宙そのもの」と称する、強大な力を持った不老不死に近い生命体。宇宙の数多の星々を滅ぼし、あらゆることを体験しながらも長く生き過ぎたがゆえに退屈を感じ、余生の最後の楽しみとして伝説の力を求めるようになった。最終的に全てのエネルギーを吸収し、それによって訪れる静寂を宇宙の法則と公言して憚らないなど、後述のビオレッツェからの反応などからもうかがえるように、根本的に他の生命体とは相容れない価値観の持ち主として描かれている。
- 作中では、紫色に揺らめく不定形の姿で星史やダ・ガーンたちの前に姿を現しているが、これもあくまで仮の姿でしかなく、明確な正体が明示されることはなかった。唯一、物語終盤にてシアンに作戦を命じるオーボスの姿をビオレッツェが盗み見て、ショックを受ける場面が描かれているのみであり、後の星史たちとのやり取りの中で「オーボスの星」「私たちとは別の次元で生きている化け物」と形容している。また直接交渉に臨んだ光一郎は、星を食い物にするオーボスを「欲望の奴隷に過ぎない」と切って捨てている。
- 最終決戦において、待ち望んだ伝説の力でパワーアップしたダ・ガーンGXと交戦。伝説の力を得たダ・ガーンGXをも窮地に追い込むが、伝説の力で生じた宇宙規模の超巨大な爆発に飲み込まれて消滅。死に際に「これで死ねる」と言い残した。
- レッドロン
- 声 - 沢木郁也
- 生年月日と年齢は不明。身長191cm。体重は不明。オーボス軍の下級幹部にして、地球のプラネットエナジー解放点を探索するために送られた第1の使者。趣味はメカのコレクション。特技はメカの操縦。好きなものはロボット。苦手なものはダ・ガーン。
- 前述の通り無類のメカマニアであり、作中でも折に触れては侵略惑星の研究に託けて地球の機械をコレクションに加えるなど、宇宙中のメカをコレクションすることを夢見ている。また独自の美的センスを持っており、新型ロボットの製作に当たっても機能とは別にデザインのみに注文を付けることもある他、勇者たちを指して「イモロボット」「美的センスの欠片も無い」と酷評している。
- 登場当初は後述の学者ロボへの制裁も含め、短気かつ癇癪持ちな面が目立っており、その性格が災いして度々任務に失敗したため、ビオレッツェに制裁を受ける形で物語より一旦姿を消すこととなる。物語後半からは、腕にレーザー砲を仕込んだ戦闘用サイボーグに改造される形で再登場し、新たに与えられた専用機・レッドガイストを駆りダ・ガーンたちの前に強敵として立ちふさがる。改造後はかつてのような癇癪持ちな面は鳴りを潜め、寡黙かつ冷徹な立ち居振る舞いが目立つようになった一方、オーボスへの忠誠心と共にダ・ガーンや星史への恨み・憎しみが肥大化し、戦闘中でも独断で対決におよんだこともある。
- 再登場当初はビオレッツェの部下であったが、後に戦果を見込まれシアンの部下に昇格。最終決戦でも一貫してオーボスに従いダ・ガーンたちを苦しめ、最後はセブンチェンジャーと相打ちになりながら、自分の勝利と勇者たちの敗北を叫びつつ、爆散するレッドガイストと運命を共にした。
- 学者ロボ
- 声 - 岸野一彦
- レッドロンの側に控え、作戦をサポートするロボット。一言多いため、毎回作戦が失敗すると一刀両断にされ、その度に補修の上で復活するなど、レッドロンの鬱憤のはけ口にもなっている。このような扱いではあるが、一貫して忠誠心に厚く自身の境遇を甘んじて受け入れており、度重なる失態による粛清に怯えるレッドロンに対しても、解放点および地球での今までのデータを渡すなど最大限の救済策を提案している。
- 完全破壊される度に2回のマイナーチェンジがなされており、カラーリングも初代と3代目は白、2代目は黄色と変化している。また3代目は会話機能こそ排除されたものの(レッドロンとは機械言語で会話可能)、アームで人間を拘束したり、レッドロンに代わってレッドガイストを操縦するなど性能が大きく向上している。
- デ・ブッチョ / 団長
- 声 - 塩屋浩三
- 生年月日と年齢は不明。身長体重は伸縮自在なので測定不能。趣味はペットを調教すること。特技は装甲獣を造りだすこと。好きなものは動物と桜小路螢。苦手なものはフランス人形。夢は宇宙の帝王になって装甲獣の王国を作ること。
- オーボス軍の前線幹部で、階級は最も低い。地球のプラネットエナジー解放点を探索するために送られた第2の使者であり、表向きは星ヶ浜にやってきたアヤシサーカス団の団長として活動する傍らで、自らが開発した生体兵器「装甲獣」を操り作戦を遂行していた。関西弁でのしゃべりが特徴であり、勇者の周りをうろついていたことから、勇者たちの隊長(星史)を「チョロチョロ」とも呼んでいる。
- 母星では高貴な家の生まれでありながらも、その醜い容姿から捨てられ苦しい幼少期を過ごしたという過去を持っており、それ故自分を決して裏切らない装甲獣だけを愛で、自分たちだけの楽園を造るのを夢としている。また装甲獣たちには女性の名前をつけて可愛がっており、蛍のこともジュラルディンちゃんと勝手に呼ぶなど、傲慢ながらも自分を慕う生命に対する優しさも持ち合わせている。そのため蛍との関わり合いを経て徐々に心変わりしながらも、自身の夢を諦めきれず苦悩することとなる。
- 物語後半にて再登場した際には、任務に失敗した制裁として8人に分裂させられ、ビオレッツェの配下としてダ・ガーンたちと戦った。分裂こそしているものの感覚は共有しており、一人が苦しめられると残りも苦しむ。後に分身の1人がはぐれた末に、ひかるたちやビッグランダーと逃避行を繰り広げるなど、紆余曲折の末に星史たちに心を開き、彼らの仲間となる。最終決戦では戦車に乗ってプラネットエナジー活性化装置を攻撃、一旦は停止させるもシアンの攻撃で吹き飛んでしまう。この時分身たちも巻き添えとなったものの、1体のみが生き残った。
- レディ・ピンキー /
山本 ピンク () / マジカル・ピンキー - 声 - 冬馬由美
- 地球のプラネットエナジー解放点を探索するために送られた第3の使者。多数のアンドロイド少年を配下に従えており、「キラードール」と呼ばれる女性型戦闘ロボットを操る。ブッチョにすらその正体を隠し、人形を介して命令を伝えていた。短気かつ高飛車な女王様のような性格で、機嫌が悪いとバカ食いをする癖がある。勇者たちの隊長(星史)に対する呼び方はブッチョと同様。
- 地球上では本来の姿に加え、山本ピンクという少女の姿と、ピンクの姉でサーカスの花形踊り娘を務める山本ピンキーの3つの顔を使い分け、ブッチョと同様に勇者たちの情報を探るべく活動していた。ピンクとしては星史たちのクラスに転校生として潜入し、星史とはデートしたこともあるなど友人として振る舞い、またピンキーとしてはブッチョのサーカスが戦艦だと判明した後、常連として通っていたレストラン「つくし」にてアルバイトとして働いていた。
- ブッチョが倒された後、オーボスが地球に迫っていることを知り、急いで手柄を立てるために自ら行動を起こし始めるが、監査役であるビオレッツェやGDOの介入などで思うように作戦は進まず、結果として星史たちに正体が露見した末に、グレートダ・ガーンGXによって母艦を失ってしまう。監査役であるビオレッツェとは、彼の暗殺を企てるなど剣呑な関係であり、後に任務が失敗すると彼によって変身能力を奪われ、ピンクの姿に固定されるという制裁を受けることとなる。もっともこれは、受ける罰で最も嫌なものは免じるという嘘を見抜いた上で、自身の被害を最も少ない形に済ませようと一計を案じた結果でもあった。
- 物語終盤にて、オーボスから分け与えられたエネルギーで若さを維持していたことが判明し、オーボスが星の損傷を修復するためエネルギー供給を止められたことにより、急激な肉体の老化に陥ってしまう。そのため自らの若さを取り戻すべく独断で出撃し核攻撃にも及ぼうとしたが、これをシアンに咎められ制裁を受けてしまう。前述した事情とオーボスの正体を知ったビオレッツェの介入で辛うじて難を逃れるも、一時は自暴自棄になり卑屈な態度を見せるが、自分のためにオーボスに逆らうビオレッツェや、確執を超えて敵である自分を助けようとする星史たちの姿に心を打たれ、若さを取り戻した後は星史たちと和解。彼らの勝利を見届けた後、「自分に素直に生きること」を目指しビオレッツェと共に何処かへと去って行った。
- 美少年隊隊長
- 声 - 子安武人
- 褐色の肌に紫色の髪をした少年型のアンドロイド。優れたデータ解析能力を持ちブッチョの隠していたデータを「かなりの量である」と分析していた。
- このタイプのほかにも、量産型のアンドロイドが複数種存在し、星史と同型の隊長服に扮してビオレッツェの暗殺を実行しようとしたり、ピンキーの憂さ晴らしに鞭打たれたりしていた。
- ビオレッツェ
- 声 - 梁田清之(人間モード) / 冬馬由美(猫モード)[13]。
- 生年月日・年齢・身長体重は不明。趣味は酒の収集。特技はウソを見破る。好きなものはピンキー。苦手なものは低能で野蛮な人(おバカさん)。
- オーボス軍団の上級幹部で、レッドロンたちの直接の上官に当たる。一人称は「アタシ」でオカマっぽい口調で喋る。物語序盤においては軍監的存在として、レッドロンやピンキーらの作戦遂行を陰ながら監視し、任務に失敗した彼らを制裁する役目をも担っていた。表立って行動するようになった中盤以降は、3人の上官として多大な権限を振るう一方、黒猫や狼の姿への変身能力を活かし、主に猫の姿で「隊長」の正体を探ってもいた。使用頻度は極めて低いが、ジュエルアーマーと呼ばれる水晶状の戦闘マシーンを使役したこともある。
- 冷徹な性格であるが、稀にコミカルな表情も見せる。好みのタイプは美形なら馬鹿でもいいと口にしており、オーボスに対しても「この宇宙で一番強くて、賢くて、美しい」存在であることを理由に心酔していた。また、ピンキーに対して少なからぬ好意を持っており、このことが物語終盤での改心へと繋がることとなる。
- ダ・ガーンたちに敗北した後は、表立って制裁を受けることは無かったもののあからさまな冷遇を受けるようになり、自分の扱いにも疑問を抱き始める。やがてピンキーが老化した際、その件についてオーボスに上申しようとしたことで、前述していた理想とかけ離れたその正体を目の当たりにし、忠誠心を完全に失ってしまう。その結果、ピンキーの若さを取り戻すために星史たちに協力を求める道を選び、その際に蛍が口にした「同じ宇宙に生きる者」という言葉に心を動かされる形で改心、星史たちをオーボス星へと導いた。オーボスとの対峙の末に、ピンキーの若さを取り戻し星史や光一郎たちを解放させるも、自らは返り討ちにあって黒猫の姿に固定されてしまう。ダ・ガーンによって救われた後はピンキーと共に何処かへと去って行った。
- シアン
- 声 - 笹岡繁蔵
- オーボスに絶対の忠義を誓う側近で、オーボスがただ一人信じる部下である。ビオレッツェがダ・ガーンたちに敗北を喫したことにより、本格的に前線に姿を現す。
- 普段は円盤状の形態をしているが、怒りが昂じるとドラゴン形態に変貌する。小型UFOタイプの部下を無数に従えている。
- GXバスターが通用しないなど、勇者たち全員をはるかにしのぐ非常に高い戦闘能力を持つ。最終決戦でもその圧倒的な力でダ・ガーンを追い詰めるが、完全に発動した伝説の力により消滅した。
伝説の勇者
地球の守護神とも言うべきエネルギー生命体にして、地球という星に危機が発生した場合に復活する一種のガードシステム的な存在、それがダ・ガーンを始めとする意思を持った戦闘ロボットたちこと「伝説の勇者」である[21][22]。世界各地で、「勇者の石」と化して眠りについていた彼ら伝説の勇者たちは[22]、プラネットエナジーを狙い地球に襲来した謎の宇宙人(オーボス軍)から地球を守るべく[23][24]、地球の意思が星史に託した「オーリン」[25]の力によって勇者の石より目覚め、現代のマシンと融合することでロボット体として復活を遂げた[24][26]。融合した対象が通常のマシンであるにもかかわらず、変形しロボットとなることができるのも、エネルギー生命体である彼らの力によるものである[26]。
伝説の勇者たちは、そのチーフたるダ・ガーンを中心として、「セイバーズ」と「ランダーズ」という2つのチームに分かれている[26]。また、全部で8人存在する[27]伝説の勇者のほかにも、人類誕生の遥か以前より地球を守っていた、「太古の勇者」も2体存在し[28]、その片割れであるホークセイバーはセイバーズの一員としても数えられている[29]。さらにオーボス軍の一員として、ダ・ガーンたちの前に立ちふさがった謎のロボット・セブンチェンジャーも、元々はオーボスによって滅ぼされた惑星の勇者であったことが、後に明らかにされている[30][31]。
これらの勇者たちは、オーリンを持つ者の意思と言葉(命令)により、合体してパワーアップすることが可能となっている[22][26]。しかし裏を返せば、彼らが合体できるかどうかはその意思と命令にかかっている[26]ため、仮にそれが示されない場合彼らは合体することはできず、ある意味ではそれが勇者たちの弱点であるとも言える[26]。
- 前2作のSFテイストであったビークル形態のデザインに代わり、本作品に登場する勇者たちは実在するモチーフを多く配したラインナップとされ、また玩具では後頭部に配したクリアパーツからの採光による目の発光ギミックが、多くのロボットに採用されている[32]。
ダ・ガーン
- ダ・ガーン
- 声 - 速水奨
- オーリンを託された星史が、最初に覚醒させた勇者[34]。オーボス軍による最初の襲撃の際[35]、緑が浜の厳光寺に安置されている、阿弥陀像の額にはめ込まれていた勇者の石から覚醒し[34]、根元巡査の乗るスーパーカータイプのパトカー[25]に融合することで身体を得ている[34]。その都合上、平時は根元が勤務する交番の駐車場にて待機し、命令に応じて彼の目を盗んで勝手に出動する[34][36]ため、根元が困惑する様子も作中では度々見られた。人型のロボット形態では、後述のダ・ガーンマグナムを駆使して敵と戦う[34]。また、左胸の星のマークが配された部分は、コックピットへの入口としても機能しており[34]、状況に応じて星史がコックピットへと搭乗しそこから命令を出すこともある[27]。
- 真面目にして、任務に絶対忠誠を誓う軍人気質の性格であり[34]、星史の一番身近にいることから、彼の気持ちや考えを他の勇者たちに伝えたり[27]、冷静沈着に他の面々を仕切るなど、勇者たちの中でもリーダー的な存在でもある[27][34]。また、言うべきところはハッキリと口にしたり、融通の効かない部分もないわけではないが、隊長である星史のことは地球と同様に大切に思っており、彼がいい加減な行動に及んだ際にも、地球に選ばれた星史のすることに間違いはないと信じて疑わない[34]。このほか、趣味は日光浴[27][37]で、イヌやネコの飛び出しを苦手とする[27]といった一面も持ち合わせている。
- 主人公ロボットをキャラクターとして売り出す、すなわちより単体としてのキャラクター性を強化するという意図の下、本作品では主人公ロボットのモチーフに初めてパトカーが採用され[38]、ビークル形態でのベース車両には、ランボルギーニ・ディアブロが採用されている[39][38][40]。デザイン上の冒険とも言える[6]左右非対称な胸部や、その左側に配されたマークなど、キャラクターとしてのデザインイメージは初期稿の段階ですでに固まっており、そこから細部のディテールを詰めていく形でデザイン作業が進められた[41]。
- CVを担当した速水は、ダ・ガーンという役柄を演じるに当たって、星史の自立心を尊重していく存在として、過去に自身が演じたエクスカイザー(『勇者エクスカイザー』)とは基本的に性格を変えようと思ったといい、そのためエクスカイザーのように保護者的な視点では星史のことを見ておらず、むしろ自分たちと同じところにいなければならない存在と捉えているようだと、ダ・ガーンのキャラクターについて分析している[42]。谷田部も、星史とダ・ガーンの関係をほとんど対等な立場であると前置きしつつ、ダ・ガーンは星史に対して傍観的なところがあると、そして星史を通して人類(が地球にとってどうなのか)を見ている、試しているところがあるのではないか、とも語っている[10]。また、番組終了後に出された対談記事で速水は、最も思い出深いシーンとして星史とダ・ガーンの最初の出会いを挙げており、普通はロボットが自ら行動を起こすのに、ダ・ガーンは命令を受けないと動けないのが意外であったとも述べている[43]。
- 装備・技
- ダ・ガーンマグナム
- 右腿部に装備された専用武器[34][36]で、一撃で敵メカに大打撃を与えられるビーム光線銃[27]。装填数は10発で、予備のカートリッジも左足に装備されている[34]。エネルギー弾を発射するため、薬莢は排出されない[33]。
- デザインは、既発売の玩具に合わせる形で初期稿から修正が加えられている[41]。
- ダ・ガーンナパーム
- 右胸から連続発射される火炎弾[44][注 2]。
- ダ・ガーンフレイム
- 両腕側面のポッドから繰り出す火炎放射[44]。
- ダ・ガーンボンバー
- 両肩のタイヤを取り外して使用する武装。敵めがけて投げつけると同時に、ホイールの4つの穴から炎が吹き出し、円盤状になって敵を切り裂く[44]。
- アースファイター
- ダ・ガーンのサポートメカ[注 3]の一つで、ダ・ガーンXの上半身を構成する[46]。不時着した地球防衛機構軍の試作戦闘機[46]が、オーリンの力によって変化したもの[47]であり、飛行能力を持たないダ・ガーンを、尾翼の間に合体させることも可能となっている[48][46]。
- デザイン作業当初の段階では、主翼の形状が大きく異なっているほか、翼下面にビームガン[注 4]が装着される形とされていた[45]。このうち後者は、実際に発売された「地球合体 ダ・ガーンX」でも再現可能とされている[40]。
- 武装
- アースバルカン
- アースライナー
- ダ・ガーンのサポートメカの一つで、ダ・ガーンXの下半身を構成する[46]。戦闘に巻き込まれ脱線していた新幹線[46]が、オーリンの力によって変化したものである[47]。アースファイターともども、自らの意思を持たないダ・ガーンの単なるパーツという位置づけであり、単独での行動はできない[49]。
- 本作品が放送された1992年は、久々に新幹線車両のリニューアルが行われた年でもあり、なおかつ新名称が「300系のぞみ」というキャラクター性の強い車両であったことから、企画時点ではまだ一般公開されていなかったこの300系をいち早くデザインモチーフに取り入れている[45][40]。
- 技
- ライナークラッシュ
- ダ・ガーンジェット
- 2機のサポートメカが合体した、長距離飛行用の大型ジェット形態[45][40][47]。ダ・ガーンX時よりも最高飛行速度が上昇し、マッハ4.5を叩き出す[50]ほか、こちらもビークル形態のダ・ガーンを機体後部に搭載することが可能となっている[49]。高速移動時に最適な形態であり[48]、作中では海外などへの長距離移動の際に用いられた[46][40]。
- ダ・ガーンX
- 声 - 速水奨
- ダ・ガーンと2機のサポートメカが、「地球合体」することにより完成する巨大勇者[47]。合体の際には、星史からの命令によって各サポートメカが空中で変形を開始し、それに合わせてジャンプしたダ・ガーンがビークル形態に戻った後、変形した各サポートメカの中央部に収納合体されることで、合体プロセスを完了する[52]。
- 合体前のダ・ガーンに比べて、その攻撃力・防御力は3倍以上にまで向上[50][47]し、ものすごいパワーを発揮することが可能となっている[50]。
- 本体のデザインは、合体前の各メカとの同時進行であることから当初よりほぼ決定した状態である一方、胸部については当初平らな板状の中に紋章を入れる方向で模索され、主にライオンの意匠を始めとした様々な案が検討された[53]。最終的には羽根の付いた箱状のユニットの中に、本作品のテーマでもある「地球」をモチーフとした意匠を収める形で決定稿とされている[53]。頭部については、他のシリーズ作品の勇者と比べて全体的に地味めな印象ながらも、額に配された多重構成の角でキャラクター性を出す形とされている[53]。タカラの玩具開発担当者は、放射状になるシルエットにこだわったと後年のムック本の中でコメントしている[32]。
- 装備・技
- ダ・ガーンブレード
- ダ・ガーンXの主装備[47]で、あらゆるものを切り裂く巨大な剣[54]。左腰のスカート部に内蔵されており[55]、ダ・ガーンXが手にすることで刀身が伸びるようになっている[47]。この剣を用いた必殺技に「一文字斬り」「十文字斬り」が存在する[56]。
- アースキャノン
- 両足のパーツが合体し形成される巨大なカノン砲[47]。巡洋艦をも一撃で撃沈せしめるほどの砲撃を繰り出すことができる[54]。
- アースバルカン
- 両腕に備わった砲から、秒間1,000発もの弾丸を発射[54]。その威力はダ・ガーンナパームの4倍に達する[49]。
- アースグレイザー
- 胸部に備わった部位の一つで、1万度もの熱光線を発射することができる[51]。
- アースパンチ
- 5m厚の鉄板をも貫くパンチ[51]。
- アースキック
- 10m厚のコンクリートをも突き破る蹴り[57]。
- ブレストアースバスター
- ダ・ガーンXの最大の必殺技で、全エネルギーを胸部に備わったエネルギーの源「アースブレスター[51]」へと集約し放つ[47]、10万度もの熱光線[54]。この技を食らった敵で無事だったものは皆無[49]な大技であるが、使用後は力を使い果たし動けなくなってしまう[58]。
- ブレストアースフラッシュ
- 胸元に広げた両腕の掌から、拡散用のエネルギーフィールドを展開、そこにアースブレスターからビームを放つことで、これを拡散させて広範囲に放つ必殺技。威力を一点に集中させたビーム型と拡散させたこの技を使い分ける場合の2通りの攻撃が可能となっている。大量の雑魚メカを一掃する際などによく使用される。
- ブレストフリージングアタック
- エネルギーを反転させ、胸部の宝玉から冷凍攻撃を放つ。
- トラクションビーム
- エネルギーの鎖とも言うべき牽引光線[29]。解放点刺激に伴い、アフリカ大陸に生じた亀裂を繋ぎ止めるべく、その中に潜ってこのビームを放出し大陸の修復に成功した[29]ものの、同時に力を消耗し尽くす結果となった[59]。
- 連携技
- ガ・オーン
- 声 - 速水奨
- 太古からの眠りより目覚めた、大自然の勇者[62]。人類誕生以前より地球を守護していた「太古の勇者」の中でも、「地を駆けるもの」の代表者として位置づけられている[28]。
- アフリカ大陸を繋ぎ止めようとしていたダ・ガーンと、全ての生命を守ろうとする星史の思いに応え、キリマンジャロの山頂にあった獅子の氷像[注 5]より復活するに至った[63]。人型のロボット形態と、ライオン形態の2つの姿を持ち、このうち後者はランダーズでも走行不可能な場所を駆け抜け[64]、素早い動きを駆使して敵と戦うことができる[65]。
- 普段は海中に身を潜めており[29]、口数は少なく粗雑なところもあるものの、星史のことを「酋長」と呼び、その命令には黙って従う[62][63]勇敢な戦士である[63]。また、アフリカ大陸を繋ぎ止めている際などのように、ダ・ガーンXの不在時には勇者たちのリーダーとして活躍することもある[62]。
- ダ・ガーンXのデザイン時にも、胸部の意匠案として検討されていたライオンがここでも盛り込まれているが、一方で先行するエクスカイザーとは違うパターンを模索し、胸部ではなく頭部にライオンを持ってくることで民俗的なキャラクター性が表現されている[66]。当初のデザイン案では、ライオン形態を有翼の獅子とし、ロボット形態では胸に太陽の意匠を配した形とされていた[67]。後に翼の要素は、胸に合体する鳥型メカ(Gバード)に移されたが、そのデザインパターンはGXバスターとの兼ね合いからさらに複数の案が提示されている[66][67]。
- 装備・技
- Gバード
- 胸部に合体する鳥型のメカ[65][62]で、偵察の際に活躍する[65]。またライオン形態では腹部に合体する[29]。
- ガ・オーントマホーク
- 両肩に装備されている、1対の大型の斧[62][63]。飛ばした斧を自在に操って敵を攻撃することもできる[63]。
- 後述のGバルカン・Gキャノンと並ぶガ・オーンの主武装であるが、玩具には付属していない[40]。
- ガ・オーンバッシュ
- ライオン形態時に繰り出す、爪による攻撃[63]。この爪をアンカー状にして発射するのが「ガ・オーンスプリット」である。
- Gブーメラン
- Gバードの羽根の一部を切り離した投擲武器[63]。
- ガ・オーンバリスタ
- ライオン形態の背部に備わっているミサイル[63]。
- Gバルカン
- Gキャノン
- いずれもガ・オーンの主武装で、通常時は両足内部に収納されている[63]。Gバルカンは右手で保持し、超高速で弾丸を連続発射する[29]ことで相手をバラバラにしてしまう[64]。また、左手で使用するGキャノンは強力なビームを発射でき[29]、一撃で相手を撃破するだけの威力を発揮する[64]。それぞれ単体での使用のほか、連結させることで最大の威力を発揮することができる[63]が、その制御はガ・オーンの力をもってしても不可能である[62][63]。
- ガ・オーンサンダー
- ライオン形態の眼より放つ光線。
- グレートダ・ガーンGX
- 声 - 速水奨
- ダ・ガーンXとガ・オーンが、「伝説合体」することにより完成する最強の勇者[68]。合体の際にはダ・ガーンXを中核とし、そこに分離したガ・オーンが胸部・背部・脚部へと装着される[68]。
- 2体の勇者が、敵の猛攻にさらされ窮地に陥った際に不思議な光に包まれ、伝説の力の一端を得ることで実現した合体であり[69][68]、ガ・オーンですら扱いきれなかったGXバスターを容易く扱ってみせる[68]など、これまでの勇者を遥かに凌駕する力を発揮するのみならず、戦艦の主砲による砲撃を受けても微動だにしないほどの防御力を備えている[69]。
- 前年の『ファイバード』に登場する、グレートファイバードとは全く異なる強化合体のパターンが採用されているが、これは腕や足、それに胴体が大型化するという従来の強化が、アニメの画面では見栄えがしなかったという反省を踏まえてのものであり、胸の意匠や顔を大きく変えることによって、「強くなった」ということを記号的に差別化している[70]。すでに合体前の2体の勇者のデザインが固まり、さらに玩具との兼ね合いでギミックも決まっていることから、グレートダ・ガーンGXに関してはあまり多くの準備稿は描かれておらず[70]、主に頭部の意匠を巡っていくつかの試案が提示されているに留まっている[70]。その決定稿ではダ・ガーンXの頭部を基本としつつも[71]、角と耳のバランスをダ・ガーンに近いものとし[70]、額にはダ・ガーンXの胸部のような意匠が取り入れられた[70][71]。
- 装備・技
- アースバルカン
- ダ・ガーンブレード
- いずれも詳細はダ・ガーンXの解説を参照。このうちダ・ガーンブレードはレッドガイスト戦でのみ使用された。
- グレートバリスタ
- 両肩に備わったミサイルポッド[55][69]。
- グレートボンバー
- 両腕から放つエネルギー波[69]。
- Gキャノン
- Gバルカン
- いずれも詳細はガ・オーンの解説を参照。
- GXバスター[注 6]
- グレートダ・ガーンGX最強の武器で、GキャノンとGバルカン、そしてGバードが結合する[40]ことによって完成する大型ビーム兵器[55][69]。その砲撃は、レディ・ピンキーの戦艦をも一撃で撃沈せしめるほどの高い威力を発揮する[69]。
- GXバスターバルカン[注 7]
- GバルカンとGキャノンを、前後を入れ替える形で合体させた巨砲[55][69]で、その性能も通常のGXバスターより変化する[69]。
- 連携技
- トリプルフォーメーション
- フォーメーションアタックと同じくエネルギーを纏い、グレートダ・ガーンGX・ペガサスセイバー・ランドバイソンの3体で放つ体当たり技。ビオレッツェの戦艦を破壊した。
セイバーズ
大空を守る、3体の勇者によって構成されたチーム[73]。いずれも礼儀正しい紳士然とした面々で、星史のことを「キャプテン」と呼ぶ[73]。後に復活した、「太古の勇者」の1人でもあるホークセイバー[28]も、セイバーズの一員として数えられている[29]。星史に対しては、彼が南の島の異変調査にかこつけてバカンスを楽しもうとした際に不信感を募らせたこともあったものの、その際発生した大津波から島の動物たちを救おうと、危険を顧みず行動した姿に隊長としての資格を見出してもいる[74]。
- チームリーダーについては資料によって扱いが異なり、多くの場合ジェットセイバーがリーダーとして記載されている[75][76][77][78][79]一方、ジャンボセイバーをリーダーと表記するものもある[73][80]。
- デザインの面では、当初は十字のマークがチーム共通の意匠として各勇者の胸に配されていたが、その後ナンバーと翼を模した、より特徴的なマークの試案を経て、最終的には変形前のビークルを模したデザインに落ち着いた。他の3体の後にデザインされたホークセイバーも、これに準じて鳥型のマークが胸部に描かれている[81]。
- ジャンボセイバー
- 声 - 星野充昭
- ボーイング747タイプ[76]のジャンボジェットから変形する勇者[82]。元となったビークルは、古代エジプト展の展示品の一つであった[83]ナイルに伝わる神像を空輸してきた機体であり、この神像の装飾とされていた勇者の石と機体とが融合することで、ダ・ガーンに次ぐ2番目の勇者[83]として復活を遂げた[82]。ジャンボ旅客機の輸送力抜群な点を活かし、作中では多数の人々を機内に収容し、危険地帯から救い出すといった活躍を見せたこともある[73]
- 礼儀正しいセイバーズの中でも、とりわけ紳士的な人柄の持ち主で[83][76][77]、細かい気配りでメンバーをサポートする一方、細かすぎるがゆえにやや口数が多いきらいもない訳ではない[77]。趣味は遊覧飛行[84][77]で、金属疲労を苦手としている[77]。普段はビークル形態で地球の南半球の監視に当たっている[83]ほか、空の交通整理もしており、その誠実さゆえに「大空のおせっかい」とも呼ばれる[18]。
- ジェットセイバー
- 声 - 高宮俊介
- ジェット機から変形する勇者[82]。元となったビークルは、地球防衛機構軍の新鋭戦闘機であるとされ[76]、レッドロンによってコレクション用に捕獲されていたところ、星史が南極観測基地の地下採掘場にて発見した、第4の勇者の石が宿ることによって復活を遂げた[87][29][82]。コックピットは複座式となっており、作中でも南の島で香坂親子を乗せ、津波を回避する際に用いられている[73]。
- セイバーズきっての空戦力[76]と、軍人肌な性格の持ち主[77]で、勇気と決断力においては右に出る者がいないとも評される[77]反面、融通が利かないという欠点も持ち合わせている[75][77]。また、メンバー中でも特に行動範囲が広く[77]、足裏のノズルからの噴射で軽く1万メートルもの大ジャンプを可能とする[88]ほか、高速飛行を趣味とし[89]平時には地球の北半球の監視にも当たっている[75]が、戦闘機であるため各国の空軍から「領空侵犯の王者」というあだ名を付けられており[18]、領空侵犯した際に追跡してくる偵察機を苦手としている[77]。
- ビークル形態のモチーフにはF-14トムキャットが採用されており、フォルムに多少の難こそあるものの、可変翼や4枚の尾翼といった特徴を押さえたものとされている[90]。
- シャトルセイバー
- 声 - 沢木郁也
- スペースシャトルから変形する勇者[76][82]。元となったビークルは、月面基地にあった宇宙開発事業団所属の機体で[73]、こちらもレッドロンによってコレクション用に捕獲されていたところ、月面で採取されシャトルに積まれていた第3の勇者の石[注 10]が宿ることによって、ジェットセイバーとともに復活を遂げた[87]。
- 控えめな性格[93]である一方、セイバーズの中でも最も冷静な戦士とされ、一歩引いた客観的な態度で物事を判断し、常に最善策を取る[94]。また、スペースシャトルに宿ることから、宇宙空間での戦闘や偵察を得意としており[94][76]、さらにビークル形態のダ・ガーンを、貨物室へと収容することができる[73]。趣味は宇宙飛行[95][94]で、普段は衛星軌道上で地球を見守りつつ[93]、「宇宙の掃除屋さん」としていらない衛星の片付けをしている[18]。
- 『ファイバード』に登場するファイヤーシャトルなどと同様に、そのデザインは大きな垂直尾翼に三角翼、黒い機首先端といった記号こそ含むものの、総体的には実機と別物のフォルムとなっている[90]。
- ホークセイバー
- 声 - 林延年
- 太古より大空を守護してきた勇者[82]で、「翼あるもの」の代表としても位置づけられている[99][28]。スカイセイバーが大破した後、ホークセイバーの魂[注 13]は星史の前に不思議な鳥の姿で現れており、傷つきながらも自分や蛍を光の洞窟へと導いたその鳥と言葉を通い合わせたいという星史の願いを受け、洞窟内にあった鳥型の巨岩へと不思議な鳥がオーラとなって飛び込むことで復活に至った[101]。
- セイバーズの一員らしい、礼儀正しくスマートな性格[29]で、熱い心を内に秘めた心優しき勇者である[100]が、他のメンバーとは異なり星史のことは「隊長」と呼んでいる[29]。普段は渡り鳥の道案内役として大空を守っており、空中散歩を趣味としている[102]ほか、くちばしをつい岩にこすりつけてしまうというクセを持つ[100][102]。また、「悪と戦う渡り鳥」なる渾名も有している[18]。
- スカイセイバー
- 声 - 高宮俊介
- ジャンボセイバー・ジェットセイバー・シャトルセイバーの、「空の3体合体」によって完成する巨大勇者[103]。合体の際にはジェットセイバーが上半身(両腕・背面)を、ジャンボセイバーが腰部と大腿部を、そしてシャトルセイバーが膝下部をそれぞれ構成する[73]。
- 知力と素早さに優れた空中戦用の勇者であり[94]、冷静な判断力と驚異的なスピードをもって確実に勝利へと導く[60]。また、ジェットセイバーの性格を反映する形で、いかなる危険を犯してでも任務を遂行する側面も持ち合わせている[104][94]。
- 作中での初出は第8話[74][105]で、星史からの問いかけに応じ初めて合体できることを明かしている[105]。第17話では、合体前の3体がそれぞれ傷ついた状態で合体に及び、セブンチェンジャーに相対するもその猛攻の前に敗北[106]。機体は大破し[82]勇者の石もそこから離れてひび割れるなど、一度は死亡したかに思われた[106]が、不思議な鳥(ホークセイバーの魂)の導きによって、「光の洞窟」にて勇者の石が修復されたことで奇跡的に復活を遂げるに至った[101]。
- 当初のデザイン画稿ではマッシブな体型とされていたものの、作業の進展につれてのプロポーション調整、そして胸のマークの検討などを経て決定稿に至った。頭部は飛行機の合体ロボであることを踏まえ、ウイングやエンジンの意匠が盛り込まれている[107]。
- ペガサスセイバー
- 声 - 林延年
- ホークセイバーを加えた4体のセイバーズの、「空の4体合体」によって完成する巨大勇者[103]。下半身が4脚のウマ型という、独特のスタイリングを備えており[103]、合体の際にはホークセイバーが変形したウマ型の胴体に、スカイセイバーの上半身が人型の胴体としてほぼそのままの形で、後脚にスカイセイバーの脚部がそれぞれ組み合わさるようになっている[29]。
- 他の勇者を遥かに凌ぐ性能を備えており[104]、その性格はホークセイバーのそれを反映し、最後まで戦い抜こうとする正義感の強いものとなっている[104]ほか、翼あるものに対して特別な愛情を持ち合わせている[104]。
- サブ勇者のパワーアップにも変化を持たせなければという玩具開発側の意向から、強化合体後のペガサスセイバーは思い切ってケンタウロス型とされ[32]、単なるグレードアップに留まらない前年度との差別化が図られている[80]。
- 装備・技
- セイバーアーチェリー
- ペガサスセイバーの主武装[103]で、背部に収納されている巨大な弓[29]。
- セイバーアロー
- セイバーアーチェリーから放つ必殺の矢。状況に応じて光の矢と、実体のある矢とを射ち分けることができる[103]ほか、矢尻にアンカー付きのロープを装着して放つことで、複数の敵を数珠つなぎに捕獲することも可能である[29][105]
- セイバーテンペスト
- 両翼を羽ばたかせることで、100台の戦車をもまとめて吹き飛ばすほどの暴風を巻き起こす[110]。
- セイバーディスパース
- 10万トンの破壊力を秘めた衝撃波のキック[110]。
- セイバーソニック
- 胸部から、有効範囲20mの極超音波のバリヤーを発射する[110]。
- セイバーウェッブ
- 手首から放つ投げ網[110]。
- セイバーブレスター
- 胸部のプレートを発射[110]。単独での飛行が可能で、作中ではキラードールの内部に閉じ込められた星史を救出する際にも用いられた[105]。
- セイバーレーザー
- 胸部から放つレーザー。
ランダーズ
大地を守る、4体の勇者によって構成されたチーム[28]。いずれも少々荒っぽく短気な行動派揃いで[111]、口は悪い[112][28]が熱い心の持ち主でもある[112]。星史のことは「大将」と呼んでいる[28]。
- メンバーのデザインは当初、フェイス部が横スリットの入ったゴーグルタイプとされていたが、決定稿では人間のような造作を持つ形とされ、作中でもより表情豊かな演出を可能とした[113]。
- ビッグランダー
- 声 - 島田敏
- 巨大なトレーラーから変形する勇者[114][115][注 14]で、ランダーズのリーダーでもある[116][80][117]。元となったビークルは、オーストラリアの地下トンネルで発生した落盤事故の調査のため、ドリルタンクを輸送してきた車両であり[116]、その事故現場に埋もれていた勇者の石が宿ることで復活を遂げた[118][119]。
- 細かいことを気にしない親分肌で[120][115]、義理人情に厚く曲がったことを嫌う[115]。また、敵に対して熱しやすい他のメンバーを制し、まとめ上げるのもビッグランダーの役目である[115]。普段はビークル形態で地上を警備[115]、もしくは他のメンバーを乗せて待機している[18]。サーフィンを趣味とし[121][115][120]、交通渋滞を苦手とする一面も持ち合わせている[120][115]。
- 物語終盤では、地球防衛機構軍によって緑が浜からの退避命令が出されたのを受け、星史の命令で引っ越しに駆り出され普通のトラックを装っていたところ、他の個体とはぐれていたブッチョの分身体の1人が蛍を帯同して逃げ込むという事態が発生。たまたま乗り合わせていたひかるをも巻き込んで南米に向かう羽目になってしまう[122][123]。当初は互いにいがみ合うも、貨物室に乗り込んでいたひかるの態度に閉口したことをきっかけに徐々に打ち解けており、結果的にはブッチョが改心する要因の一つともなった。
- DX玩具では、合体後にランドカノンとなる砲を手持ちの武器として持たせることもできる[80]。
- ドリルランダー
- 声 - 巻島直樹
- ドリルタンクから変形する勇者[119]。元となったビークルは、前述の落盤事故調査のためにトレーラーで運搬されていた、最新鋭の地底作業用タンク[114][注 16]で、こちらも事故現場に埋もれていた勇者の石が宿り、ビッグランダーとともに復活に至った[118][119]。ビークル形態では車体を左右に分離することもでき、時間差攻撃で敵に攻撃を仕掛けることも可能である[126][127]。
- 言い訳が嫌い[128][120]で、思い込んだら最後まで初志貫徹する主義[120][129]の頑固者[120][129]だが、その内面には仲間のためなら危険に飛び込むことも厭わない心優しい面も持ち合わせている[129]。メンバーの中では地味ながらも[120]、ビッグランダーをよく助ける片腕的存在でもある[120][129]。
- 地中・海中問わず潜るのを仕事とし、潜ることなら右に出るものはいないと評される[120]。趣味も地中散歩である[130][120]が、水道管とガス管を苦手としている[129]。
- ターボランダー
- 声 - 梁田清之
- スーパーカーから変形する勇者[115][28]。元となったビークルは、イギリスの貴族であるヘンリー家が所有していた車両[28]で、同家の家宝である「神の紋章」にはめ込まれていた勇者の石が宿ることによって復活した[132][119]。
- 「全開バリバリだぜっ!」を口癖とするスピード狂の勇者[119]で、おだてに弱かったり[120]、また自分を格好良く見せることばかり考えていたり[115]と、星史そっくりのお調子者な面が目立つ[115]が、一方では熱い思いも持ち合わせており[120]、また状況判断の速さにも優れたところを見せる[120][115]。趣味は爆走すること[120][115]。
- ビークル形態のベース車両については、コルベットである可能性が一部資料にて指摘されている[28]が、設定上では尊敬する人物としてエンツォ・フェラーリの名を挙げている[120]。
- マッハランダー
- 声 - 河合義雄
- フォーミュラカーから変形する勇者[119]。元となったビークルは、イギリスのF1サーキットにあった車両で[28]、地球最速のメカとしてレッドロンがコレクションに加えようとしていた[28]が、前出の「神の紋章」にはめ込まれていた、もう一つの勇者の石が宿ることで復活に至った[28][119]。
- 非常に威勢がよく[134]、野暮なことを嫌い[120]喋る言葉にも勢いのある勇者[135]で、一を聞いて十を知る頭の回転力はランダーズの中でも随一である[129]が、飲み込みが早いだけにせっかちなところが玉に瑕である[120]。同じくせっかちな性格同士[115][119]のターボランダーとは、息の合ったコンビプレーを見せることもある[115]一方、自身の何でも一番に物事を片付けたい性格[129]もあり、しばしば現地への一番乗りを争う間柄でもある[119]。
- 趣味は走ること[120][129]で、一般の道路では最高の性能を発揮する[136]反面、フォーミュラカーに宿った都合上、デコボコの悪路を苦手としている[136][120][129]。
- ランドバイソン
- 声 - 島田敏
- ランダーズの4体の、「陸の4体合体」によって完成する巨大勇者[137]。マッハランダーが変形した腹部、胸部を構成するターボランダー、そして腕部となったドリルランダーが、腰部・脚部を担うビッグランダーに次々乗っかっていく形で合体が行われる[28]。
- リーダーであるビッグランダーの性格を反映し[138]、合体前と同様に荒々しい性格の持ち主で、口の悪さもやはり健在である[137]が、星史と最も気が合う勇者でもある[138]。パワーや攻撃力などはダ・ガーンXをも凌ぎ[139][137]、そのたくましい身体を駆使した攻撃によって、一撃で敵を撃破する豪快な戦いぶりを見せる[138]。また、陸のみならず海での戦いにも対応している[139][137]ものの、飛行能力は備わっていない[28][137]ため、空を飛ぶ際にはスカイセイバー(ペガサスセイバー)の力を借りる必要がある[137]。
- ノベライズ版では、スカイセイバーと同時に最初からランドバイソンの段階で復活しており、またスカイセイバーとともにセブンチェンジャーに倒されるなど、テレビシリーズとは一部描写や展開にも相違点が見られる。倒された際、身体は消えて勇者の石に戻り、その後チベットの洞窟で不安定な光の状態で復活を待つこととなる。
- プロポーションの改善という意図から、通常は頭部や胸部を構成する1号メカを下半身に持ってくる形とし、さらにビークル形態でも全機をトレーラーに乗せることで、「ビークル形態での合体」とは違うまとまりを持たせている[32]。また、合体に使用されないビッグランダーのトレーラー部は、玩具では背面へと接続することが可能となっており、一斉射撃の際の反動から身体を支えるためとの説明がなされている[80]。
- 作中では、終始強化合体なしで戦い抜いたランドバイソンだが、当初はランダーズ5体目の勇者が登場し、それと合体してパワーアップする案も検討されていた[140][6]。一部のムック本やイベントでは、このパワーアップ案の画稿も掲載されており、そこでは救急車から変形する勇者が分解し、ランドバイソンの胸部・肩部・腕部、そして脚部へと合体することによりパワーアップする形とされている[140][141]。
- 装備・技
- ランドカノン
- 両肩に備わった巨砲。一発でTNT火薬50t分の威力を発揮する[142][143]。
- バイソンシールド
- 合体時に使用する盾[116]で、原子爆弾の爆発さえも防ぐほどの防御力を備える[142]。また初合体の際には、滞空中の敵メカめがけて投げつけた後、ランドカノンの砲撃を反射させ狙い撃つという、立体的な戦法にも活用された[138][119][137]。
- 玩具では、このシールドがトレーラー部のタラップとしても用いられている[80]。
- ランドブローワー
- 脚部に備わった部位の一つ。風速100mもの風を巻き起こし、目潰しや小さな敵を吹き飛ばすのに活用される[144]。
- ランドコンバーター
- 胸部に備わったエネルギー製造装置で、ここからビームも発射することができる[145]。
- ランドディスチャージャー
- 同じく胸部に備わったエネルギー増幅装置で、速射砲としても機能する[145]。
- ランドパンチ
- 若花田1万人分のパワーを秘めたパンチ[143]。
- ランドキック
- 重量20tの岩を、500mも蹴り飛ばす威力を持つ蹴り[143]。
- ランドクラッシュ[注 18]
- 高速回転させた両肩のドリルを射出し、時速500kmものスピードで敵を貫く[142]技で、どんなに硬質な岩でも砕け散るほどのパワーを有する[139]。
異星の勇者
- セブンチェンジャー
- 声 - 子安武人
- オーボス軍に雇われた、謎の傭兵ロボット[30]。その名に違わぬ多彩な変形機構と高い戦闘力[30]、そして強いプロ意識の持ち主であり[146]、作中でも傷ついていたとはいえスカイセイバーに瀕死の重傷を負わせ、ランドバイソンをも翻弄するなど、その侮りがたい実力をもってダ・ガーンたちを幾度となく苦しめてきた[146][30]。 一方で、基本的にはブッチョやレディ・ピンキーの作戦行動を傍観しつつ、彼らが不利になったのを見計らい援護に向かうという、気まぐれな行動に及ぶ[30]など、オーボス直属[147]の雇われ者にしては不可解な動きも多く、単なる敵とは断定できないところも早い段階より示されていた[146][148]。
- 後に明かされたその正体は、オーボスによって滅ぼされたヤンチャーの故郷の惑星より生まれた勇者であり[30]、ヤンチャーの父の持っていた「王の紋章」の宝珠とされていた勇者の石と、虹の神殿に置かれていた巨大な神像とが融合し復活を遂げた存在であった[149][150]。もっとも、復活した時点で既に解放点はヒットされた後であり、ヤンチャーを連れて滅亡寸前の星を脱出することを余儀なくされたセブンチェンジャーは、以来ヤンチャーを自らの体内に隠しつつ、傭兵に身をやつしてオーボスへの復讐の機会を窺っていたのである[149][30][31]。
- その事実が露見する以前より、地球に伝説の力がある可能性を試すべく、自らの主導でダ・ガーンたちを窮地に追い込もうとした[30]セブンチェンジャーは、彼らに伝説の力を発動させるだけの力があると確信したことで、オーボス軍を裏切るに至った[31]。これ以降、戦闘に巻き込まれた蛍の窮地を救ったり[151]、さらにはヤンチャーを通じてダ・ガーンたちとの接触を図り、敵ではないことを示す[152]一方、戦闘においては豹変し敵側につく[152][153]など、その行動は敵味方双方にさらなる疑念を呼び起こす格好となった[153]が、やがてヤンチャーを通してのスパイ行動を、ビオレッツェに看破され拷問を受けた[154]のを経て、その窮地をダ・ガーンたちに救われてからは彼らと共同戦線を張ることとなる。とはいえ、力を貸すのはあくまでもヤンチャーを守るという絶対の任務のためで、ダ・ガーンたちの仲間になった意識はない[31]こともあり、以降もダ・ガーンをおびき出そうとした敵の思惑を逆手に取って単身レッドロンと対決に及んだ[155]際のように、協調性に欠ける行動も見られた。
- 物語最終盤でのオーボス軍による地球総攻撃の際には、緑が浜にあった第5の解放点を死守すべく、レッドロンの搭乗するレッドガイストと対決する[156][30]も、形勢不利と見たセブンチェンジャーはヤンチャーを強制的に脱出させ、自らはレッドガイストと相討ちとなり爆散。星史にヤンチャーを託して勇者の石に戻った[157][30]。この最終決戦の後、ダ・ガーンたちと共に地球にて眠りについていることが、サントラCD収録のミニドラマ「ダ・ガーンへのメール」において語られている。
- CV担当の子安は、番組終了後の対談記事の中で、ヤンチャーに対してセブンチェンジャーが自分自身のことを語った際のくだりを、レッドガイストとの最終決戦と並んで印象深いシーンとして挙げており、当初悪役として登場しそれまで何も言わなかったセブンチェンジャーが、自分のせいで星が滅んだのではないかという自責の念や、ヤンチャーに対する思いを語る、内面的な思いの表れたこのシーンが大好きであると同時に、どうしても忘れられないものとして残っているとも述べている[158]。
- 玩具は左右の胸パーツのみ組み換えであるものの、当時としては変形ロボット史上最多となる7段変形を実現しており[159]、タカラの玩具開発担当者も最大変形数への挑戦であったと後にコメントしている[32]。変形機構は既発売の玩具と同様のコンセプトながらも、完全新規でデザインが起こされ[160]、また7つの形態のうちグリフォン形態は、当初足のないイーグル形態としてデザインされていた[160]。
- 変形形態
- 前述したように、セブンチェンジャーは状況に応じて、ロボット形態も含めた7つの形態への変形が可能となっている[146][31]。
- ジャガー形態
- 地上戦を得意とする戦闘形態[161]。高い機動力を活かして敵に肉薄し、牙や爪でこれを切り裂いたり、口から放つ火炎で攻撃を行う[161]。
- グリフォン形態
- 主に空中戦を得意とする戦闘形態[161]。空中での素早い旋回や、口から放つニードルを活用し戦う[161]。上記ジャガー形態と併用される場合も多い[161]。
- 戦車形態
- 砲撃戦用の戦闘形態[159]。動きは遅い[146]ものの、ロボット形態の脚部に相当する部位より突き出た2門のカノン砲(チェンジャーカノーネ)で敵を狙い撃つことが可能で[161]、その砲撃は威力・速射性ともに優れている[161]。作中でランダーズの車輪を狙い撃った際のように、その命中率も非常に高い[161]。
- ジェット形態
- 高速移動用の形態[159]。主に移動時に使用されるが、武装としてバルカン砲やミサイルを装備しており、ドッグファイトではセイバーズと互角以上の実力を発揮[161][159]。宇宙空間での活動も可能である[146]。
- 潜水艦形態
- 水中用の形態[159]。魚雷(チェンジャーラケーテン)で武装し、水中では敵う相手がいないとも評される[146]が、作中では宇宙空間での活動の際にも用いられた[161][159]。7つの形態の中では使用される頻度の少ない形態でもある[161]。
- トレーラー形態
- 地上待機の際に用いられる[161]偽装用の形態[159]。地球に着いてから身につけた形態とされ[159]、市街地も違和感なく走行可能である[161]。また、運転席のモニターにテレビの番組を受信することもできる[161]。
- 装備・技
- チェンジャーシュヴェルト
- ロボット形態の主武装である両刃の剣[31]。平時は背面に畳まれた状態で格納されており[146][31]、使用する際に取り出し展開して使用する[31]。
- チェンジャーブレッシェン
- キャタピラが変形する必殺の武器。スカイセイバーに致命傷を与えるなど高い威力を備えるが、使用後に隙が出来るというデメリットも持ち合わせている。
- チェンジャーメッサー
- 胸飾りを分離させた手裏剣。
- チェンジャーツニーゲン
- 腕のキャタピラで切り付ける。ノベライズにおいて、ランドバイソンを攻撃する際に用いられた。
- チェンジャーヴェルファー
- 脚部に備わった大砲で、戦車形態では前述の通り主砲としても機能する。
- チェンジャーラケーテン
- ジェット機、潜水艦形態での武装。
- チェンジャーシュトゥルメン
- 腕から発射される光弾。
メカニック
- ダイレクター
- ダ・ガーンが星史に与えた通信機[162]。遠く離れた勇者たちとの通信[注 19]だけでなく、オーリンの機能を増幅・変換するためのアダプターとしての役割も担う[49]。本体は少し大きめのリモコンと同様のサイズ[49]で、地球のエネルギーが物質化した材質で構成され、あらゆる衝撃や高熱・電撃でも壊れることはない[49]。また、機密保持のためX線や赤外線、それにマイクロウェーブといった探査電波をも反射する性質を備えている[49]。
- 本体下部の押しボタン式スイッチに触れることで、カバーの開閉が行えるようになっており[49]、カバーには表面に後述のキャプテンスーツ装着用のスイッチ、側面にセレクター、そして裏面にモニターがそれぞれ備わっている[49]。セレクターは上下にスライドさせることで、どの勇者の状態を表示するかを選択することが可能[49]。どの勇者と交信しているかは、本体側のディスプレイに表示され、また表示される勇者のイメージにタッチすることでも、交信する相手を選択できるようになっている[49]。カバー側のモニターには、基本的に勇者たちの状態が表示されるが、モードの切替により勇者たちが見た映像の投射(モニターモード)や、レーダーを映し出す(レーダーモード)こともできる[49]。
- 本体内部には、地球より与えられたオーリンのメダルも収納されており[49][162]、これがはめ込まれた状態で初めてダイレクターも機能するようになっている[49]。勇者たちが合体する際にも、このダイレクターと星史の命令が必要であり、作中でも星史がダイレクターを落としてしまったために、合体命令を出せなかったことがあった[163]ほか、同じく紛失した末にレディ・ピンキーの手に渡った際も、彼女の出した命令がダ・ガーンに拒否される[164][165]といったケースも確認されている。
- 星史だけでなく、同じ勇者の隊長であるヤンチャーもダイレクターを所持している[166]。セブンチェンジャー専用であることから、星史の持つダイレクターよりもシンプルかつコンパクトである[161]ものの、内部にオーリンが収められるという構造は両者ともに共通している[28]。
- タカラから提示された玩具としてのコンセプトデザインを元に、ダ・ガーンの意匠を取り込む形でデザインが行われた[167]。
- キャプテンスーツ[168][169][162][注 20]
- ダ・ガーンが星史のために用意した防護服[169][162]。敵に正体を悟られ最悪の事態に陥るのを防ぐべく[168]、隊長である彼の素顔を隠し、その身を守るための装備である[169]。
- スーツはヘルメットと、上下一体成型のボディスーツ、そしてパワーブーツによって構成され[168]、これらのコンビネーションにより緊急時には、星史の意思に応じて大木をも引き抜くほどのパワーを発揮[168]。活性化した全身の筋肉によって引き出される能力は、実に通常時の3倍にまで達するが、危険が迫った際にはヘルメットのマークが輝き、さらなるパワーアップをもたらす[168]。前述のパワーブーツは、槍の上でも平気な丈夫さを備えているほか、マッハブーツとしての機能も備わっており、緊急時には通常時の5倍ものスピードとジャンプ力を発揮できる[168]。
- 耐久の面でも、地球のエネルギーが物質化したしなやかな衝撃吸収素材[168]により、衝撃を受けた際には鋼鉄の数十倍もの硬度を持ち[168]、瓦礫の直撃を受けても衝撃を感じないなど、抜群の防御性能が備わっている[162]。また、前述した素材の働きで防寒・耐熱も万全である[168]ほか、有害な圧力や放射線、ガス、さらには銃弾や電撃さえも弾き返すことができ[168]、そのため地球防衛機構軍による取り調べの際にも、正体の露見という事態を防ぐことに繋がった[162]。ヘルメットは単に頭部を保護するだけでなく、必要に応じて視力・聴力を増強し、フェイスガードを閉じることで正体の秘匿[171]に留まらず、宇宙・深海での活動をも可能とする[168]。この他にも、あらゆる事態に備えて様々な装備が入った、レスキューセットも腰元に備わっているが、このうち作中では第8話にて、動物の檻を焼き切ったレーザートーチが登場するのみに留まっている[168]。
- このように、防護や身体能力強化の面で充実した性能を有するキャプテンスーツであるが、もちろん欠点もない訳ではない。一例として、ボディスーツにファスナーがないため、着用中は用を足すことができない[168]という点が挙げられるほか、作中で初めてキャプテンスーツを着用しようとした際、実際に星史が選んだもの以外にも宇宙服など様々なデザインのスーツが登場しているが、そのいずれもカッコ良さを一番とする星史からの不評を買っていたりもする[49][172]。
- 星史だけでなく、同じく勇者の隊長であるヤンチャーも、同様のキャプテンスーツを所持している[166]。こちらは王族らしく、カービング模様のアーマーとマントが装着されている[173]のが特徴で、作中ではその性能を発揮する機会は巡ってこなかったものの、星史のキャプテンスーツと同じ性能が備わっているものと見られる[166]。また、ヤンチャーにとってはこのスーツと平時の衣服以外に着るものがなく[166]、後にセブンチェンジャーから着替えがないと聞かされたランドバイソンからは、着たきりスズメかと突っ込まれてもいる[174]。
- キャプテンスーツのデザインも複数の案が残されており、決定稿は派手になりすぎないシンプルなボディスーツのデザインでまとめられている[167]。
オーボス軍
主であるオーボスの命令を受け、数多くの星を侵攻する戦団。攻略の基本が本人の前で行うため、直接の配下は少ない。確認される限りは、親衛隊シアン、側近ビオレッツェ、戦闘部隊隊長レッドロン、戦闘および工作部隊指揮官レディーピンキー、同部隊分隊長デ・ブッチョ(レディーピンキー配下)がいる。
- レッドロン部隊
- レッドロンが集めたコレクションが主なロボット兵器。所々に赤が塗られているのが特徴。
- リーケンα
- 偵察用ロボットで、円盤にも変形。同系統の機体としてリーケンβが存在する。また設計プランとしてリーケンγが存在するも、完成することはなかった。
- ウォルフG1‐40β
- ダ・ガーンを破壊するために送り込んだ巨大ロボット。リーケンαを率いている。
- ダイムラーII
- ダ・ガーンとセイバーズを倒すため、南極の前線基地にレッドロンが残した自爆ロボット。
- アングラン
- 新元素の探索・掘削を目的とした地底ロボット。
- トレースゴン
- 液体金属の機体を持つ変身メカ。レッドロンのお気に入り。
- レッドロンアイ
- レッドロンが地球の解放点を探る目的で、世界中にバラまいた探査装置。レッドロン自身は生かし切れなかったが、後にビオレッツェが密かに回収し、情報収集を行っていた。
- エーベンブロイ
- レッドロンが操縦するロボット。赤いボディと巨大なマントが特徴で、剣と盾を武器にダ・ガーンXと互角の戦いを繰り広げる。
- セレーネα
- 水中用戦闘メカ。
- メトロバトラー
- 円盤型ロボット。リーケンより強力。
- クラーケン
- 蟹型探査ロボット。ランダーズに倒される。
- レッドローン
- レッドロンの旗艦で、超巨大ロボットへの変形機構も備える。高性能レーダーを搭載し合体破りを敢行するも、星史の機転によって失敗に終わる。
- エーベンブロイ改
- エーベンブロイの改良型で、ボディカラーは緑。マシンガンを装備してダ・ガーンと戦った。
- レッドガイスト
- 強化改造されたレッドロンが駆る専用機。人型形態とドラゴン形態への変形が可能で、胸部にはレッドロンが操縦する飛行ユニットが合体し、人形形態でのコックピットとして機能する(玩具の説明書では名前が「レッドブレスター」となっており、玩具オリジナルでタイガー形態への変形もできる)。初登場の時点でグレートダ・ガーンGXを相手に優位に戦いを進める実力を有していたが、後にオーボスの手によってさらに強化され、全勇者を相手に戦っても引けを取らないほどの強さを発揮するようになる。レッドロンはこの機体に対しかなり愛着を持っていたようで、ビオレッツェの戦艦のメインブリッジに同席させ、最終決戦においては「我が愛すべきレッドガイスト」とまで言い切っている。全高は30m。
- 玩具は『戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマーV』に登場したデスザラスの流用となっている[159]。
- レッドガイストの武装
- レッドソード - レッドライフルに収納されている剣。
- レッドライフル - 主力武器。銃身で殴ることも多い。
- レッドシールド - ドラゴン形態での尾の部分が変形した盾。グレートバリスタをも軽々と弾く。
- レッドハンマー - 頭部に装備されたバルカン砲。
- 背部ミサイルランチャー
- 装甲獣
- デ・ブッチョが地下の工場で製造する、機械と生物の中間兵器。地球の女性名で、ブッチョはさらに「ちゃん」付けで呼ぶ[175]。
- ジョアンナ
- エリザベス
- クイーンエリザベス
- 複数のエリザベスが合体した装甲獣。
- ソフィア
- ビクトリア
- クイーンビクトリア
- 複数のビクトリアが合体した装甲獣。
- ジェニファー
- フランソワ
- ダイアン
- キャロライン
- オードリー
- イレーヌ
- カトリーヌ
- マルガリーテ
- アンネット
- ミザリー
- ブッチョが製作中に事故を起こし、巨大なナメクジのような怪獣になった。
- マリーアントワネット -
- 小型の装甲獣が多数で合体した合体獣。
- リリアン&ローレン
- ベロニカ
- グレース
- フローラ
- ジェヌヴィエーヴ
- キラードール
- ピンキーが操る人形型ロボット。女性型が多い。名前はブランドメーカーに類似した名称がモチーフになっている。
- シャネルーンNo.1 NO.2 NO.3
- ヴィ・ヴィトン
- ジュバンシー
- イブ
- サン
- ローラン
- ジャイアン
- カルダーン
- モーリエ
- アルバーニ
- ディオーラ
- ゴルチェス
- 巨大な頭部に両手というフォルムを有するキラードール。空中を自由に浮遊しレーザーなどの武装で攻撃する。本体である頭部から生えている髪の毛状のワイヤーでダ・ガーンたちを捕縛、自爆しようとした。
- ジュエルアーマー
- ビオレッツェが操る宝石状の戦闘兵器。
- マスタングVX
- ジョインダーMF
スタッフ
- 企画 - サンライズ
- 原作 - 矢立肇
- シリーズ構成 - 五武冬史、平野靖士[注 21]
- キャラクターデザイン - 平岡正幸
- メカデザイン - 大河原邦男
- 美術 - 岡田有章
- 音響 - 千葉耕市
- 撮影 - 鳥越一志
- 音楽 - 岩崎文紀
- 演出チーフ - 高松信司
- デザイン協力 - スタジオライブ、デザインメイト、岡田有章(デザインオフィス メカマン)
- カラーコーディネーター - 歌川律子
- アニメーターチーフ - 高谷浩利
- 監督 - 谷田部勝義
- プロデューサー - 今井慎(名古屋テレビ)、小原麻美(東急エージェンシー)、吉井孝幸、古沢文邦(サンライズ)
- 制作 - 名古屋テレビ、東急エージェンシー、サンライズ
主題歌
- オープニング
- エンディング
- 「ハレルヤ・パパイヤ」(1 - 45話)
- 作詞 - 横山武 / 作曲・編曲 - 鶴由雄 / 歌 - 佐藤有香
- 「風の未来へ(合唱バージョン)」(46話)
- 作詞 - 山田ひろし / 作曲 - 井上徳雄 / 編曲 - 井上日徳
- 歌 - 松本梨香、速水奨、紗ゆり、白鳥由里、高乃麗
- 合唱バージョンはサントラ盤に収録されているが、使用されたものとはパートが異なっている。
- 挿入歌
放送リスト
| 話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 放送日 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 地球からのメッセージ | 五武冬史 | 森田風太 | 大畑清隆 | 平岡正幸(キャラ) 高谷浩利(メカ) | 1992年 2月8日 |
| 2 | 隊長になった少年 | 高松信司 | 佐々門信芳 | 2月15日 | ||
| 3 | 勇者の石を探せ | 志茂文彦 | 大庭秀昭 | 直井正博 | 2月22日 | |
| 4 | 南極の嵐 | 平野靖士 | 杉島邦久 | 山本佐和子 | 2月29日 | |
| 5 | 恐竜墓場 | 川崎ヒロユキ | 菊池一仁 | 福田己津央 | 柳沢哲也(中村プロ, キャラ) 久行宏和(中村プロ, メカ) | 3月7日 |
| 6 | 8人目の勇者 | 大畑清隆 | 佐々門信芳 | 3月14日 | ||
| 7 | 出撃レッドロン | 五武冬史 | 高松信司 | 平岡正幸(キャラ) 高谷浩利(メカ) | 3月21日 | |
| 8 | 南海の大決戦 | 志茂文彦 | 大庭秀昭 | 直井正博 | 3月28日 | |
| 9 | レッドロンからの贈り物 | 川崎ヒロユキ | 杉島邦久 | 石田敦子 | 4月4日 | |
| 10 | 必殺!合体破り | 平野靖士 | ふくだみつお | 福田己津央 | 柳沢哲也(キャラ) 久行宏和(メカ) | 4月11日 |
| 11 | 宇宙植物の襲撃 | 森田風太 | 高松信司 | 佐々門信芳 | 4月18日 | |
| 12 | 街角のスパイ | 五武冬史 | 菊池一仁 | 大畑清隆 | 平岡正幸(キャラ) 高谷浩利(メカ) | 4月25日 |
| 13 | 森の中の螢 | 志茂文彦 | 大庭秀昭 | 直井正博 | 5月2日 | |
| 14 | ドキドキピンクとデート! | 川崎ヒロユキ | 杉島邦久 | 石田敦子 | 5月9日 | |
| 15 | サーカスの秘密 | 五武冬史 | ふくだみつお | 福田己津央 | 佐々門信芳 | 5月16日 |
| 16 | 怪しいのはどっちだ?! | 平野靖士 | 高松信司 | 柳沢哲也(キャラ) 久行宏和(メカ) | 5月23日 | |
| 17 | セイバーズ死す?! | 志茂文彦 | 大畑清隆 | 平岡正幸(キャラ) 高谷浩利(メカ) | 5月30日 | |
| 18 | よみがえれ!勇者 | 川崎ヒロユキ | 大庭秀昭 | 直井正博 | 6月6日 | |
| 19 | ペガサスセイバー登場 | 平野靖士 | 杉島邦久 | 佐々門信芳 | 6月13日 | |
| 20 | ブッチョ最後の挑戦 | 志茂文彦 | ふくだみつお | 大畑清隆 | 石田敦子 | 6月20日 |
| 21 | 闇にひそむ猫 | 五武冬史 | 森田風太 | 森田光太 | 柳沢哲也(キャラ) 久行宏和(メカ) | 6月27日 |
| 22 | 落とし物はダイレクター | 川崎ヒロユキ | 高松信司 | 平岡正幸(キャラ) 高谷浩利(メカ) | 7月4日 | |
| 23 | 踊るスパイ人形 | 平野靖士 | 大庭秀昭 | 直井正博 | 7月11日 | |
| 24 | 引き裂かれる大陸 | 志茂文彦 | 杉島邦久 | 佐々門信芳 | 7月18日 | |
| 25 | キリマンジャロの勇者 | 五武冬史 | 冨永恒雄 | 柳沢哲也(キャラ) 久行宏和(メカ) | 7月25日 | |
| 26 | 封鎖された街 | 平野靖士 | 大畑清隆 | 石田敦子 | 8月1日 | |
| 27 | 隊長を調査せよ | 川崎ヒロユキ | 高松信司 | 平岡正幸(キャラ) 高谷浩利(メカ) | 8月8日 | |
| 28 | 友達は魔女?! | 志茂文彦 | 大庭秀昭 | 直井正博 | 8月15日 | |
| 29 | 復活!ダ・ガーン | 五武冬史 | 杉島邦久 | 久行宏和 | 8月22日 | |
| 30 | 謎の少年 | 川崎ヒロユキ | 森田風太 | 大畑清隆 | 佐々門信芳 | 8月29日 |
| 31 | もう一人の隊長 | 志茂文彦 | 冨永恒雄 | 関田修 | 石田敦子 | 9月12日 |
| 32 | 逆襲のレッドロン | 平野靖士 | 高松信司 | 菱川直樹 | 平岡正幸(キャラ) 高谷浩利(メカ) | 9月26日 |
| 33 | 狙われた遺跡 | 谷田部勝義 | 杉島邦久 | 直井正博 | 10月3日 | |
| 34 | 隊長の資格 | 川崎ヒロユキ | 森田風太 | 大畑清隆 | 久行宏和 | 10月10日 |
| 35 | 地球(ほし)の歌を聞け | 志茂文彦 | 関田修 | 佐々門信芳 | 10月17日 | |
| 36 | 秘められた伝説 | 平野靖士 | 菊池一仁 | 菱川直樹 | 石田敦子 | 10月24日 |
| 37 | 俺たちの惑星(ほし) | 杉島邦久 | 直井正博 | 11月7日 | ||
| 38 | 対決!レッドガイスト | 五武冬史 | 大庭秀昭 | 平岡正幸(キャラ) 高谷浩利(メカ) | 11月14日 | |
| 39 | 奪われたビッグランダー | 志茂文彦 | 森田風太 | 大畑清隆 | 久行宏和 | 11月21日 |
| 40 | 密林の再会 | 平野靖士 | 関田修 | 佐々門信芳 | 11月28日 | |
| 41 | 大接近!オーボス星 | 五武冬史 | 杉島邦久 | 直井正博 | 12月5日 | |
| 42 | 出現!伝説の力 | 平野靖士 志茂文彦 | 菱川直樹 | 高谷浩利 | 12月12日 | |
| 43 | 隊長、命令を! | 川崎ヒロユキ | 大庭秀昭 | 平岡正幸 | 12月19日 | |
| 44 | オーボス星の決戦 | 平野靖士 | 菊池一仁 | 大畑清隆 | 久行宏和 | 12月26日 |
| 45 | 地球絶体絶命 | 冨永恒雄 | 杉島邦久 | 直井正博 | 1993年 1月9日 | |
| 46 | 風の未来へ | 森田風太 | 森田光太 | 平岡正幸(キャラ) 高谷浩利(メカ) | 1月23日 | |
放送局
| 放送対象地域 | 放送局 | 系列 | ネット形態 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 中京広域圏 | 名古屋テレビ | テレビ朝日系列 | 制作局 | |
| 関東広域圏 | テレビ朝日 | 同時ネット | ||
| 北海道 | 北海道テレビ | |||
| 青森県 | 青森朝日放送 | |||
| 宮城県 | 東日本放送 | |||
| 秋田県 | 秋田朝日放送 | 1992年10月開局から[注 22] | ||
| 山形県 | テレビユー山形 | TBS系列 | 遅れネット | |
| 福島県 | 福島放送 | テレビ朝日系列 | 同時ネット | |
| 新潟県 | 新潟テレビ21 | |||
| 長野県 | 長野朝日放送 | |||
| 静岡県 | 静岡けんみんテレビ | [注 23] | ||
| 富山県 | 富山テレビ | フジテレビ系列 | 遅れネット | 水曜 16:25 - 16:55(1992年3月11日初回放送時点)[176] 金曜 16:00 - 16:30(1992年時点)[177] 金曜 6:10 - 6:40(1993年1月29日最終回時点)[178] |
| 石川県 | 北陸朝日放送 | テレビ朝日系列 | 同時ネット | |
| 近畿広域圏 | 朝日放送 | 先行放送 | [注 24] | |
| 広島県 | 広島ホームテレビ | 同時ネット | ||
| 山口県 | テレビ山口 | TBS系列 | 遅れネット | |
| 香川県 岡山県 |
瀬戸内海放送 | テレビ朝日系列 | 同時ネット | |
| 愛媛県 | テレビ愛媛 | フジテレビ系列 | 遅れネット | |
| 高知県 | テレビ高知 | TBS系列 | ||
| 徳島県 | 四国放送 | 日本テレビ系列 | ||
| 福岡県 | 九州朝日放送 | テレビ朝日系列 | 同時ネット | |
| 長崎県 | 長崎文化放送 | |||
| 熊本県 | 熊本朝日放送 | |||
| 大分県 | 大分放送 | TBS系列 | 遅れネット | 1992年9月打ち切り[注 25] |
| 宮崎県 | テレビ宮崎 | フジテレビ系列 日本テレビ系列 テレビ朝日系列 |
||
| 鹿児島県 | 鹿児島放送 | テレビ朝日系列 | 同時ネット | |
| 沖縄県 | 琉球放送 | TBS系列 | 遅れネット | |
| 未放送地域:岩手県・山梨県[注 26]・福井県・鳥取県・島根県・佐賀県[注 27] | ||||
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- STD 伝説合体 グレートダ・ガーンGX
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- 第2弾 ビッグランダー、ターボランダー、マッハランダー、ドリルランダー、ランドバイソン
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- 海洋堂
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映像ソフト化
- ビデオ(VHS)
- 1992年9月25日から1993年5月28日にかけて、全12巻(各巻4話〈9・10巻のみ3話〉収録)がCICビクター・ビデオよりリリースされた。一部の巻には出演者からのメッセージ映像も、巻末特典として収録されている。
- LD
- 1995年3月24日から7月22日にかけて、「伝説の勇者 ダ・ガーン 勇者メモリアルBOX」全2巻(BOX1は5枚組〈20話収録〉、BOX2は7枚組〈26話収録〉)がビクターエンタテインメントよりリリースされた。
- DVD
- 2005年2月24日から4月22日にかけて、「伝説の勇者ダ・ガーン BRAVE-BOX」全2巻(各巻4枚組、23話収録)が、2009年10月27日に廉価版である「伝説の勇者ダ・ガーン メモリアルボックス」(8枚組、46話収録)がリリースされた。発売元はいずれもバンダイビジュアル。「BRAVE-BOX」にはグレートダ・ガーンGX(BOX1)とセブンチェンジャー(BOX2)のフルアクションフィギュア(製作:シーエムズコーポレーション)が初回特典として付属する。
CD
- サウンドトラックCD
- 伝説の勇者ダ・ガーン Vol.1(1992年3月27日)
- 伝説の勇者ダ・ガーン Vol.2(1993年2月3日)
Vol.2にはボーナストラックとして、最終回の後日談を描いたミニドラマ「ダ・ガーンへのメール」が収録されている。
- ドラマCD
- 『伝説の勇者ダ・ガーン』〜ミステリアス・ベル(1992年11月6日)
- ビクターエンタテインメントより、放送期間中にリリースされたオリジナルドラマCD。
- 『伝説の勇者ダ・ガーン』〜ミステリアス・ツアー(1997年10月22日)
- 本作品終了後に、ラジオ番組『勇者王への道』(1997年、文化放送他)内にて放送されたラジオドラマのCD化。
小説
- テレビシリーズの小説化。上下2冊が発行され、上巻は1992年11月、下巻は1993年1月にそれぞれ発売された。基本的なストーリー構成と登場人物はテレビシリーズを踏襲しているが、未登場の人物や変更された設定など、小説化に当たっての変更点も多数見られる。
ゲーム
- スーパーロボット大戦Y
- 2025年8月28日発売、バンダイナムコエンターテインメントによるゲーム作品。PlayStation 5・Nintendo Switch・Steam用ソフト。
- 2026年2月6日発売のダウンロードコンテンツ「DLC2・目覚める魂」にて追加参戦。