峠のわが家 (矢野顕子のアルバム)
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矢野が自ら設立に関与したレコード会社、ミディの第1弾作品である。
坂本龍一が共同プロデュースを務めるが、高橋幸宏、大村憲司の参加する「David」「Home Sweet Home」を除いて、YMOもしくはテクノポップ色は薄れている。
なお、本作から矢野のジャズ回帰が明確となり、「ちいさい秋みつけた」のアレンジや、のちに上原ひろみとの共演でも取り上げられる「そこのアイロンに告ぐ」にも顕著である。演奏者もジャズ・フュージョン畑から、ドラマーのスティーヴ・ガッドが「一分間」「そこのアイロンに告ぐ」に参加しているほか、1990年代以降の「さとがえるコンサート」で活躍することになるベース奏者、アンソニー・ジャクソンが、アルバムに初登場している(「ちいさい秋みつけた」他)。
「David」は1990年にシングルとしても発売され、オリコンシングルチャートにも登場した。