必殺! III 裏か表か
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| 必殺! III 裏か表か | |
|---|---|
| 監督 | 工藤栄一 |
| 脚本 |
野上龍雄 保利吉紀 中村勝行 |
| 製作 |
山内久司 櫻井洋三 |
| 出演者 |
藤田まこと 鮎川いずみ 村上弘明 京本政樹 柴俊夫 笑福亭鶴瓶 三田村邦彦 松坂慶子 |
| 音楽 | 平尾昌晃 |
| 主題歌 | 三井由美子「やがて愛の日が」 |
| 撮影 | 石原興 |
| 編集 | 園井弘一 |
| 配給 | 松竹 |
| 公開 |
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| 上映時間 | 126分 |
| 製作国 |
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| 言語 | 日本語 |
| 配給収入 | 3億7500万円[1] |
| 前作 | 必殺! ブラウン館の怪物たち |
| 次作 | 必殺4 恨みはらします |
『必殺!III 裏か表か』(ひっさつ! スリー うらかおもてか)は、1986年に公開された松竹株式会社・朝日放送・京都映画撮影所(現・松竹撮影所)の制作の映画である。
監督は工藤栄一。
設定はテレビシリーズ『必殺仕事人V・激闘編』の後日談となっている。
キャッチコピーは「人が人を殺す だが 今は、金が人を殺す」、「神も仏も頼みにならず この世の恨みはこの世で晴らす―仕事人一同」。
金融システムに支配された江戸社会に翻弄されながらもそれに抗う中村主水の姿を描いた作品となっている。娯楽に徹していた前2作とは違い、物語が進むに連れて重く暗く陰惨な展開になっていくのが特徴で、監督を務めた工藤の意向から、TVシリーズにおいて無双状態だった仕事人達が敵方の刺客の数の前に苦戦する演出が多く見受けられ、壱、参は本作で最期を遂げ、竜は生死不明になっている。
真砂屋によって、彼らと繋がっている奉行所の上役達によって次第に心身共に追い詰められていき、自らが陥れられた事実を悟った主水は、「昼行灯」の面影も既になく枡屋に殴りこみ、枡屋への暴行を制止する筆頭同心田中に「てめえは黙ってろ!」と怒鳴る。このように裏の姿を顕にしたような演出となっており、本作のタイトルである『裏か表か』は、(今作品の)主水には「裏の姿も表の姿も区別がつかない」という意味を表現している。
あらすじ
ある日、両替商・枡屋仙右衛門(成田三樹夫)を強請っていた八丁堀同心・清原英三郎(川谷拓三)が謀殺される。その夜、通夜の席から行方を眩ましていた清原の妻おこう(松坂慶子)は、両替商組合肝煎・真砂屋徳次(伊武雅刀)を問い詰め、夫殺しの黒幕が徳次ら両替商組合であることを知る。
主水は清原とも関係のあったおしの(山田スミ子)から、枡屋に預けた20両の利息の取立てを頼まれて枡屋を訪れるが、枡屋は清原殺しをほのめかして逆に主水を脅す。
一方、枡屋をクビになり一家心中した彦松(岸部一徳)の無念を憂いた政は、主水に枡屋から墓代をふんだくるように頼むが、再び枡屋を訪れた主水の前に現れたのは真砂屋徳次であった。
能面顔で嘯く徳次に、主水は薄ら寒さと怒りを感じながらもその場を立ち去る。その帰り道、手練の刺客たちに命を狙われたのを手始めに、真砂屋の仕掛けた罠にじわじわと追い詰められていく主水。
そんな主水に、先代両替商組合肝煎の娘として今は店を受け継いだおこうが、金を牛耳る者の強さと恐ろしさを説き、この件から手を引くよう忠告するが、夫の仇の仲間となったおこうに主水はその忠告を怒りのままに無視する。
やがて、真砂屋が少女の命を殺めてまで自分を罠にはめたことを知ると、主水の怒りは頂点に達した。最早引き返せない所まで来た主水と真砂屋の私闘は、仲間の仕事人達を巻き込みながら、死ぬことでしか終わらない結末へと向かっていく。
松竹 ABC 京都映画 提携作品
松竹映画
出演
- 中村主水 - 藤田まこと
- 何んでも屋の加代 - 鮎川いずみ
- 中村せん - 菅井きん
- 中村りつ - 白木万理
- 鍛冶屋の政 - 村上弘明
- 組紐屋の竜 - 京本政樹
- 壱 - 柴俊夫
- 参 - 笑福亭鶴瓶
- 枡屋仙右衛門 - 成田三樹夫
- 清原英三郎 - 川谷拓三
- 筆頭同心 田中 - 山内としお
- 彦松 - 岸部一徳
- 加納平馬 - 織本順吉
- 夢助 - ビートきよし
- 左楽 - レッゴー正児
- 梅市 - 佐川満男
- 小物 六平 - 妹尾友信
- おさと - 三沢あけみ
- おしの - 山田スミ子
- おゆみ - 野坂クミ(新人)
- 真砂屋徳次 - 伊武雅刀
- 秀 - 三田村邦彦
- おこう - 松坂慶子
- 留守居役 - 遠藤太津朗
- 留守居役 - 岩尾正隆
- 勘定奉行所与力 - 西山辰夫
- 富山周平 - 須永克彦
- 久兵衛 - 北見唯一
- 弥助 - 松田明
- 亥助 - 奈辺悟
- 源次 - 栗田芳廣
- 地廻り - 下元年世、志茂山高也
- 猪太郎 - 細川純一
- 子之吉 - 小峰隆司
- 丑蔵 - 司裕介
- 辰次 - 河野実
- 己代松 - 東悦次
- 大店の店主 - 浜田雄史
- 主婦 - 和泉敬子、朝比奈潔子、小野朝美、町田米子
- 岡場所の女 - 紅萬子
- 女中 - 岡田雅江
- 用心棒 - 藤沢徹夫、木谷邦臣、橋本和博
- 刺客 - 諸木淳郎、丸尾好宏、入江武敏、岡本大輔
- 同心 大野 - 平井靖
- 男衆 - 大迫英喜
- 清七 - 加藤正記
- 由松 - 土居哲夫
- おきよ - 坊たまみ
- 長吉 - 岡雄大
スタッフ
- 製作 - 山内久司(ABC)、櫻井洋三(松竹)
- 脚本 - 野上龍雄、保利吉紀、中村勝行
- 音楽 - 平尾昌晃
- 撮影 - 石原興、藤原三郎
- 照明 - 中島利男
- 美術 - 太田誠一
- 宣伝プロデューサー - 松本行央(松竹)、長崎直定(ABC)
- プロデューサー補 - 高橋信仁
- 監督補 - 津島勝
- 監督 - 工藤栄一
- 編集 - 園井弘一
- 録音 - 広瀬浩一
- 調音 - 鈴木信一
- 記録 - 野崎八重子
- 装飾 - 玉井憲一
- スチール - 牧野譲
- 進行 - 西村維樹
- 演技事務 - 木辻竜三
- 演出助手 - 原田真治
- 撮影助手 - 秋田秀継
- 照明助手 - 中山利夫
- 録音助手 - 河合博幸
- 美術助手 - 家木一実
- 編集助手 - 関谷憲治
- 効果 - 竹本洋二
- 殺陣 - 楠本栄一
- 特技 - 宍戸大全
- エクラン演技集団
- 装置 - 新映美術工芸
- かつら - 八木かつら
- 衣装 - 松竹衣装
- 小道具 - 高津商会
- 現像 - IMAGICA
- 製作主任 - 黒田満重
- 鼓指導 - 田中佐太郎
- 刺青 - 小林昌典
- 題字 - 糸見渓南
- 衣装協力 - 鈴乃屋
- ロケ協力 - 彦根城、姫路城
- PANAVISION