愛の嵐 (1977年のテレビドラマ)
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A・J・クローニンの小説『スイス高原療養所』(A Pocketful of Rye、1969年発表)を高岡尚平が脚色し、翻案して制作したテレビドラマ。同原作者の作品が『火曜劇場』枠で放送されるのは、『炎のカルテ』に続き2作目である。幼馴染み同士ではあったが、人妻となった女性と医師との間に再びよみがえる愛を、この人間性を深く掘り下げ、これを主観とした作品である。
菜穂子、純一、達夫の3人は共に岐阜県高山市の出身で幼馴染み同士。純一は菜穂子を思い慕ってはいたが、純一は収入の少ない音楽家の息子であるためか、菜穂子は淳一のことを結婚の対象と考えていなかった。一方で菜穂子の両親が沢野物産の長男である達夫との結婚を勧め、菜穂子も純一への思慕を振り切って達夫との結婚を決める。挙式直前の初冬のある日、3人は青春の思い出にと穂高岳へ登る。しかし天気が急変して3人は吹雪に襲われる。菜穂子は純一に助けられ、やがて深い関係に。菜穂子は結婚後一児を儲けるが、8年後、息子が純一の子ではないかという思いが強くなる。達夫も絹子という愛人の存在があった。そんな時、義父の墓参のため高山を訪れた菜穂子は純一と再会する…[1]。