1975年夏。平穏な生活を送っていた人妻・綾乃に、死んだと思われた前の夫が生存しているというその影が忍び寄る。前夫はシンガポールに向かう貨物船に乗っていたが、その貨物船が海に姿を消し、前夫はシンガポールで投身自殺したと思われた。前夫の生存を感じさせる様々な事件が起こり投身自殺そのものへの疑惑が一層強まる。そして今の夫・克彦が突然失跡。子供と姑を抱え、知り合った男・工藤の愛情に支えられながらも、シンガポール、長崎、北海道へ飛び、事件の謎と夫の投身自殺の疑惑に立ち向かう綾乃を中心に描いた、サスペンス調のメロドラマ[1]。