放蕩者達の絆

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放蕩者達の絆』(原題:The Prodigal Stranger)は、イギリスプログレッシブ・ロックバンドプロコル・ハルム1991年に発表した通算10作目、再結成後としては初のスタジオ・アルバム。14年ぶりの新作に当たる[2]

オリジナル・ドラマーのB.J.ウィルソンはオーバードースにより健康状態が悪化しており、ゲイリー・ブルッカーは、バンドの再結成の見通しがあればウィルソンの状態も良くなるかもしれないと考えてウィルソンに新曲のデモ・テープを送るが、ウィルソンは1990年に死去した[3]。その後ブルッカーは、旧メンバーのうちキース・リードマシュー・フィッシャーロビン・トロワーを迎えて本作の制作に入る[3]。また、ビッグ・カントリーのドラマーとして知られるマーク・ブレゼジッキー、ロビン・トロワー・バンドのベーシストとして活動していたデイヴ・ブロンズもレコーディングに参加し[4]、両名は本作完成後のツアーにも参加した[5]。なお、トロワーは短期間でバンドを再脱退し、ツアーではティム・レンウィック英語版がギターを担当した[5]

「マン・ウィズ・ア・ミッション」は、完成バージョンでは間奏でピアノが使用されているが、日本盤ボーナス・トラックとして追加されたオルタナティブ・バージョンには、ピアノの代わりにギター・ソロが収録されている[6]

反響・評価

アメリカでは総合アルバム・チャートのBillboard 200入りを果たせなかったが、収録曲「オール・アワ・ドリームス・アー・ソールド」は『ビルボード』のメインストリーム・ロック・チャートで29位を記録した[7]

ジェイムズ・A・ガードナーはオールミュージックにおいて5点満点中2.5点を付け「ブルッカー、フィッシャー、トロワーのトリオは、演奏面で火花を散らしている場面がそれほど多くない」「ハモンドオルガンの代わりにシンセサイザーが多用されていることもあり、まるで有能なAORグループのように聴こえることが多い」と評している[2]。また、Dave Dimartinoは『エンターテインメント・ウィークリー』誌のレビューでB+を付け「時折オーヴァー・プロデュースなこともあるが、シンガーのゲイリー・ブルッカーのパワフルでソウルフルな声は、いつでも際立っている」と評している[1]

収録曲

参加ミュージシャン

脚注

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