方塊侗字
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| 方塊侗字 | |
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方塊侗字とトン語発音の比較 (意味:父は村に進み、雷は空に進む) | |
| 類型: | 表語文字 |
| 言語: | トン語 |
| 親の文字体系: |
漢字
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| 注意: このページはUnicodeで書かれた国際音声記号(IPA)を含む場合があります。 | |
| 漢字 | |
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| 書体 | |
| 篆刻・毛筆 | |
| 木版・活版 | |
| 字体 | |
| 構成要素 | |
| 標準字体 | |
| 国字問題 | |
| 漢字文化圏 | |
| 派生文字 | |
| →字音 |
チワン(壮)語における古壮字(方塊壮字)と同じように、古代のトン(侗)族はトン語を表記するために方塊侗字(ほうかいトンじ)を発明した[1]。この文字は方塊壮字ほど流行せず、正式な出版物も僅かにとどまったが[2]、民間では一定規模で使用された[3]。方塊侗字の使用は限られており、トン族居住域の住民の多くは固有の文字体系を持たないままである。
歴史的に、侗族は体系的な文字記号を持たなかった。侗語の歌や文章を記録するために漢字を表音あるいは表意的に借用する一方、しばしば侗語記録の必要上から改良を加えていった。この過程によって古侗字と呼ばれる新たな『文字』が成立していった。
これら古侗字の発明時期および発明者はもはや特定できない。
楚粵苗瑤多能漢語,粗識字,宜編立保甲……所藏軍器悉交官,不許私行打造,其從前捏造篆字,即行銷毀,永禁學習,如有故違,不行首報,牌內一家有犯,連坐九家,治寨長失察之罪⋯⋯
この記載から、乾隆以前の時代に起源を持つことが知られており、篆書体に似ているが真の篆書ではない字体を持つという特徴を持つ。
1981年、通道トン族自治県において『古本謄錄』という乾隆5年(1740年)の書物が発見された。文字の90%は篆書体ではなく楷書体が漢字が使用されており、漢字の意味あるいは音を借用していた。残りの10%は古侗字であり、漢字の偏旁を再構成して作られていた。この方法で123個の古侗字が作られていた[4]。
現代の方塊侗字
インターネット上において、新たな方塊侗字を作り、系統立てようとする動きが存在する[5]。