日本航空の運航機材

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日本航空の運航機材(にほんこうくうのうんこうきざい)では、日本航空(JAL)の保有機材について述べる。

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日本航空(JAL)の保有機材は以下の航空機で構成されている。

日本航空 保有機材(2025年11月現在)[1][2][3]
機材 運用数 発注数 移籍機数 退役機数 座席数 エンジン 内際運用 備考
F J W Y 合計
日本航空(JAL)
エアバスA321neo - 11[4][5] - - 未定 未定 国内 2028年度より導入予定
767-300ERを置換予定
エアバスA350-900 17 9 1[4][5] 0 1 12 94 - 263 369 RR
Trent XWB-75
国内 A350全体で25機のオプション付き[6]
JA13XJ代替機(JA18XJ)は2026年3月7日受領
8 0 0 56 323 391
- 20[4][5] - - 未定 RR
Trent XWB-84
国際 2027年度より導入予定
エアバスA350-1000 11 2[5][7] 0 0 6 54 24 155 239 RR
Trent XWB-97
国際 777-300ERを置換予定
ボーイング737-800 42 35 - 2 4 - 20 - 145 165 CFMI
CFM56-7B24/7B27
国内 737 MAXに置き換え予定
7 0 2 12 132 144 国際
ボーイング737-8 - 38[8][9] - - 未定 CFMI
LEAP-1B
国内 2027年度より運航予定
737-800を置き換え予定
ボーイング767-300ER 24 9 - 0 0 5 42 - 205 252 GE
CF6-80C2B7F
国内 A321neoに置き換え予定
7 0 0 - 219 261
8 0 5 24 175 199 国際 全機ウィングレット装備
ボーイング777-300ER - 0 4 8 49 40 147 244 GE
GE90-115B
国際 A350-1000に置き換え予定
ボーイング787-8 23 4 - 0 0 6 58 - 227 291 GE
GEnx-1B-70(-8)、-74/-75(-9)
国内
10 0 0 - 30 156 186 国際
9 6 0 176 206
ボーイング787-9 22 10 10[4][10] 0 0 - 44 35 116 195 国際 追加発注分は2027年度より導入予定
10機のオプション付き
うち10機をZIPAIR Tokyoへ移管予定[11]
4 0 0 52 203
8 0 0 28 21 190 239
JAL CARGO
ボーイング767-300ER(BCF) 3 - 0 0 貨物 GE
CF6-80C2B7F
貨物 3機中1機はウイングレット装着機。他2機は非装着。
ボーイング777-300ER(SF) 1 - 0 0 貨物 GE
GE90-115B
貨物 カリッタ航空による運航
合計 151 84 8 16

ボーイング787型機の開発以降は使用されなくなったものの、それ以前の保有機材においては発注したボーイング製機材に顧客番号(カスタマーコード)が割り振られており、日本航空(JAL)が発注した機材の番号は46、旧日本エアシステム(JAS)の番号は89であった。

JALは創業から平成期まで長くにわたり機材の多くがアメリカ製に統一されていた。その大半はボーイング社やマクドネル・ダグラス社の航空機で構成されており、2019年以前に運航していた欧州・エアバス社の航空機は統合前の旧日本エアシステム(JAS)から移管されたエアバスA300のみであった。
しかし、2013年7月にJALはボーイング777型機の後継機としてエアバスA350型機を発注。A350は2019年から運航が開始され、以降はJALの新たなフラッグシップ機として活躍している(詳細は「A350の導入」項を参照)。
さらに、2024年3月には国内線用にエアバスA321neo型機を発注し、単通路機市場においてもJAL本社のアメリカ製旅客機一強が破られた[4][注釈 1]。この際にA350型機の追加発注も行い累計で50機近くのA350発注を行うなど、2020年代に入ってからはより積極的なエアバス機の導入に舵を切っている。

2017年には、超音速輸送機開発を行う米国のブーム・テクノロジーと資本業務提携で合意し、開発予定の超音速旅客機「ブーム・オーバーチュア」の優先発注権を20機確保したと発表している[12]

グループ会社保有機材一覧

本項ではJAL公式サイトにおいて座席の案内がされているジェイエア日本エアコミューター(JAC)、北海道エアシステム(HAC)、日本トランスオーシャン航空(JTA)、琉球エアーコミューター(RAC)の5社に限定して保有機材を記す。同グループに所属するZIPAIR Tokyoジェットスター・ジャパンスプリング・ジャパンの保有機材に関しては各項目を参照のこと。

以下、全機が国内線仕様である。機材詳細に関しては、各航空会社のページを参照。

JALグループ 保有機材(2025年3月現在)[2]
機材 運用数 発注数 移籍機数 退役機数 座席数 エンジン 備考
J Y 合計
ジェイエア(JLJ)
エンブラエル E170 18 - 0 0 - 76 76 GE CF34-8E5
エンブラエル E190 14 - 0 0 15 80 95 GE CF34-10E5
日本エアコミューター(JAC)
ATR 42-600 9 - 0 0 - 48 48 PW PW127M 3機は天草エアライン・HACとの共同事業機
ATR 72-600 2 - 0 0 - 70 70 PW PW127M
北海道エアシステム(HAC)
ATR 42-600 4 - 0 0 - 48 48 PW PW127M
日本トランスオーシャン航空(JTA)
ボーイング737-800 14 - 0 0 20 145 165 CFMI CFM56-7B24
琉球エアーコミューター(RAC)
ボンバルディア DHC-8-Q400CC 5 - 0 0 - 50 50 PW PW150A 貨客混載機
合計 66 0 0 0

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導入予定機材

  • ボーイング737-8【38機(国内)】
    • 2023年3月23日に21機発注後[13]、2025年3月19日に17機追加発注を行った[9]。2026年度から導入する見込みであり、737-800を置き換える予定である。
  • エアバスA321neo【11機(国内)】
    • 2024年7月23日に発注[14]。国内線用の767-300ERを置き換える予定。
  • エアバスA350-900【2機(国内)+20機(国際)】
    • 2013年10月7日に国内線向けに18機発注[6]。その後2024年7月23日に国際線向けの20機と事故で焼失した「JA13XJ」の代替機材1機の計21機を追加発注した[14]。2027年度より追加発注分導入予定。
  • エアバスA350-1000【2機(国際)】
    • 2013年10月7日に国際線向けに13機発注[6]。777-300ERを置き換える予定。
  • ボーイング787-9【10機(国際)】
    • 2012年2月15日に国際線向けに20機発注[15]、その後2024年7月23日に同じく国際線向けの10機を追加発注した[10]。2028年度より追加発注分導入予定。

国内線運航機材

情報はすべて2026年1月現在。

日本航空が初めて購入したエアバス社製旅客機[16][17]ボーイング777型機を置き換える新フラッグシップとして、18機を確定発注し、2019年から導入している。詳細は下記「A350の導入」項を参照。

座席数は369席仕様(コンフィギュレーションコードX11)(F12席/J94席/Y263席)・391席仕様(コンフィギュレーションコードX12)(F12席/J56席/Y323席)の2仕様がある。A350-900は大型機であり、国内線用機材で最大の座席数を誇るため、需要の大きい東京/羽田-大阪/伊丹札幌/新千歳福岡那覇線、大阪/伊丹-那覇線の5路線にのみ充当される[18]

退役するボーイング767-300型機の更新機材として、2017年9月に追加発注した4機[19]。2019年9月より導入している。

当初は羽田-伊丹線に優先的に充当していたが、燃費の良さを生かし、現在は、羽田-伊丹、福岡、新千歳線にて運用しており、夏季には羽田-石垣宮古線の2つのリゾート路線にも投入している[19][20][21][22]。座席数は291席仕様(F6席/J58席/Y227席)。

開発中止となったボーイング787-3の代替機種として、国内線用に導入され、ボーイング787-3に搭載予定だった新型クラスJシートが搭載されている。また、国際線のB787導入に伴い、国内線に転用された機材もあり、国内線に転用された機材にのみ、ファーストクラスが設けられている。座席数は261席仕様(J42席/Y219席)・252席仕様(F5席/J42席/Y205席)の2パターンがある。

ボーイング767は、羽田-広島鹿児島線など、準幹線を中心に運用している。ただし、機材数も多いため、東京/羽田-大阪/伊丹札幌/新千歳福岡那覇線などの国内幹線にも投入される他、羽田-旭川函館帯広女満別青森出雲徳島長崎熊本石垣宮古など、地方路線にも幅広く投入されている。

マクドネル・ダグラス社のMD-81MD-90の更新機材として導入された。かつてはJALエクスプレス(JEX)に所属する機材もあったが、現在はJAL本体と日本トランスオーシャン航空(JTA)の2社が導入している。当初は50機を保有していたが、新型コロナウイルス感染症により、退役した機材、JTAへ移籍した機材があり、現在は42機となっている。座席数は165席仕様(J20席/Y145席)であり、JALとJTAで共通となっている。

JAL本体では羽田空港発着の地方路線を中心としつつ、間合いで幹線運用に入ったり、地域間路線に投入されたりと、幅広く運用されている。なお、JTAの拠点とする琉球地域の路線ではないが、羽田-岡山小松線の一部便にはJTA所属のボーイング737-800が充当される。

備考

羽田空港発着路線では、大半がJAL本体の機材による運航だが、琉球方面の路線、岡山線、小松線の一部は日本トランスオーシャン航空所属のボーイング737-800で運航され、熊本、三沢、青森、宮崎、宇部、山形、秋田線の一部は、ジェイエア所属のエンブラエルE190で運航されている。

伊丹空港発着路線は子会社のジェイエア機材での運航が大半で、機材はエンブラエル E170[23]エンブラエル E190を使用している。

2020年以降は新型コロナウイルス感染症による国際線需要減退とPW4000エンジンのトラブルによる777-200/-300運航停止の影響もあり、国際線で運用されていたボーイング777-200ER(GEエンジン採用機)を国内線転用して2023年秋頃まで運航していた。「クラスJ」として普通席プラス数千円で国際線仕様のビジネスクラス席を体験できたため各所からの人気が高かったが、2023年末頃までに全機が退役となった。

国際線運航機材

2025年8月現在。

国際線では、欧米への長距離路線では、フラッグシップ機のエアバスA350-1000型機、ボーイング777-300ER型機が充当されている。長距離路線からハワイなどの中距離路線にはボーイング787(-8型及び-9型)が、中距離路線ではボーイング767-300ERが、アジア路線など近距離路線ではボーイング737-800がそれぞれ投入されている。

旧フラッグシップ機のボーイング777-300ER型機を置き換える新フラッグシップ機として、2013年10月に13機を確定発注し[6]、2024年1月から運航を開始した大型機。座席は4クラス仕様で、全239席。ファーストクラスビジネスクラスは同社初の個室タイプの座席を採用した[24]。詳細は下記「A350の導入」項を参照。

ボーイング777-300ERが投入されていた欧米路線に順次投入され、羽田-ニューヨーク/JFKダラスロサンゼルスロンドンパリ線に投入されている。

国際線の旧フラッグシップ機。2024年9月からエアバスA350-1000型機への置き換えが始まり、JA734J、JA731J、JA735J、JA732Jの順に、既に4機が抹消されている[25]。全機が4クラス244席仕様。

羽田-シカゴシドニー線、成田-シカゴ線など、主に長距離線に投入されており、A350への路線移管で機材運用に余裕ができたため、羽田-バンコクシンガポール上海(JL81,82)、香港線などのアジア路線にも充当されている。また、国内線運用に臨時で充当される機会も多い。

中長距離国際線用の主力機材。2012年2月の中期経営計画にて発注した[26][27]。全機が3クラス仕様だが、239席仕様が8機、203席仕様が4機、195席仕様が10機と3つの座席配置が存在する。全仕様共にエコノミークラスは世界でも珍しい「2-4-2」の座席配置であり[28]、「3-3-3」配置と比較して1席あたり横幅に5cmの余裕を持たせている。

羽田発着のハワイ、デリー路線、成田発着の北米路線、アジア路線などに幅広く投入されている。ヨーロッパ、中東地域への充当は、成田-フランクフルト線、羽田-ドーハ線、ヘルシンキ線の3路線のみ。羽田、成田以外では、大阪/関西-ホノルルロサンゼルス線、中部-ホノルル線にも充当される。

中長距離国際線用の主力機材。当初は25機を運用していた[26]が、初期に導入された6機[注釈 11]は子会社のZIPAIR Tokyoに移管されている。全機がビジネス・エコノミーの2クラス仕様であり、JA821JからJA835Jまでの初期導入9機は206席仕様、JA836JからJA845Jまでの10機は186席仕様である。後者ではビジネスクラスに「JAL SKY SUITE」の座席を装備。787-9と同様、両仕様共にエコノミークラスは世界でも珍しい「2-4-2」の座席配置である[28]

羽田-ロンドンサンフランシスコ線、成田-バンクーバーサンティエゴ線などの長距離路線や、オセアニア路線、アジア路線など、幅広く運用されている。羽田、成田以外では、大阪/関西-上海バンコク線にも投入されている。

ライバル社の全日本空輸(ANA)が787-8型機を2011年10月に就航させてから半年後となる2012年4月、JALは新規就航路線となる成田 - ボストン路線に本機種を初投入した。余談だが、本機種の初号機「JA822J[29]」は当初「太陽のアーク」塗装で2011年12月に披露されていた。しかし、翌年の就航時には同年4月に発表された現在の新生「鶴丸」塗装に変更されている[30]

短中距離国際線用の機材。2025年時点では全機がウィングレット装備機である。全機が2クラス199席仕様。

羽田-上海ソウル/金浦シンガポール路線など一部の羽田路線にも充当されるが、基本的には成田国際空港を拠点として運用され、成田-台北/桃園上海ハノイジャカルタホノルルグアム線に充当される。また、国内線にも多く充当される。

日本航空の国際線では唯一の単通路機材。ビジネスクラスには「スカイラックスシート」が装備されている。全機が2クラス144席仕様。羽田-金浦北京線、成田-台北/桃園線、中部-台北/桃園、天津線など、近距離路線に充当される。なお、これらの機材は国内線にも頻繁に充当される。

貨物便運航機材

2024年4月現在。

  • ボーイング767-300ER(BCF)【3機】[注釈 14]
    • 旅客型を改造した貨物専用機。2024年2月に日本航空が貨物機事業を再開したことに伴い、貨物機運用が始まった[31][32]成田国際空港及び中部国際空港の2空港を拠点として、2024年4月時点では東アジア圏内路線を中心に運航している。塗装は「太陽のアーク」時代のポリッシュドスキン塗装(銀色塗装)ではなく、機体全体が白色に塗装されている(旅客機の塗装と同様のものである)。

エアバスA350の導入

日本航空はボーイング777シリーズに代わる主力機の選定を2012年から開始、7年という長期の選定作業を経て「エアバスA350」を後継機として導入した[33]。初めに2013年10月7日に確定31機、オプション25機のA350型機を発注したことを発表[34]、続いて2024年3月21日にはA350-900型機を21機追加発注した[4][35]

日本航空において運航されたエアバス機はJAL・JAS統合前に日本エアシステム(JAS)が運航し、JALに移籍してから2011年5月まで運航されたエアバスA300もあったが、日本航空がエアバス機の自社発注を行ったのはA350が初である。先述の通りボーイング777シリーズを全てA350で置き換え、更に国際線用のボーイング767型機もA350に更新する予定[36]であり、将来的な国内線・国際線のフラッグシップ機はエアバスA350型機で統一する方向である[37]2013年当時の社長であった植木義晴(機長出身)が、A350導入において主導的な役割を担った[38]

フランス現地時間の2019年6月13日に国内線用A350-900の初号機「JA01XJ」を受領し、セレモニーが行われた[39]。 国内線用A350-900型機は2019年9月1日に東京/羽田 - 福岡線で運航を開始。国際線用のA350-1000型機は2024年1月24日に東京/羽田 - ニューヨーク/ケネディ線に就航した。2025年8月現在、国内線用A350-900型機は国内幹線の5路線を運航しており、国際線用A350-1000型機は羽田空港を発着する長距離路線に順次導入されている。

A350は日本航空としては初となるサイドスティック式操縦桿の航空機であり、さらにロールス・ロイス トレント XWBエンジンのみを採用しているA350が同社初のロールス・ロイス製エンジン搭載機材となった。

日本航空の公式ホームページではA350型機の特設サイトが-900型・-1000型でそれぞれ設けられている[40][41]

一方、ライバル社の全日本空輸(ANA)は中・大型主力機の後継機種としてボーイング787シリーズとボーイング777Xを選択してボーイング社機材に統一する方向を取っており、2024年時点では本機種の発注を行っていない。

A350-900型機(国内線)

2019年から導入開始。2025年8月現在、国内線では15機のA350-900型機が運用されており、下記の5路線にて投入されている。

座席パターンはX11(369席仕様/ファーストクラス:12席、クラスJ:94席、普通席:263席)とX12(391席仕様/ファーストクラス:12席、クラスJ:56席、普通席:323席)の2パターンが存在し、このうちX12はJA01XJ、JA03XJ、JA14XJ、JA15XJ、JA16XJ、JA17XJの6機が該当する。X12機材は観光需要の高い那覇空港を結ぶ2路線を中心に投入されている。

2021年2月、米国ユナイテッド航空機で発生したエンジントラブル事故を受けて、日本の国土交通省が同一仕様のプラット・アンド・ホイットニー(PW)製エンジンを搭載したボーイング777の運航停止を指示した。このため、日本航空は早期運航再開の目処が立たなくなった国内線仕様の777型機(自社発注分-200型・元JAS-200型及び-300型)を2020年度をもって全機退役させた[42][43]。当初、日本航空は伊丹空港へのエアバスA350型機の就航を見送っていたが、777退役の前倒しを受けて元々777-300型機で運航されていた那覇線に初めてA350-900型機を投入することになった。2021年3月26日に就航し、以降は伊丹空港にもA350型機が毎日飛来している[44]

当初は16機体制での運用を行っていたものの、2024年1月2日に発生した羽田空港地上衝突事故で13号機の「JA13XJ」が全損となり、同年1月19日に登録抹消された[45]。事故発生以降は国際線用のボーイング777-300ERを国内線に投入する繋ぎ運用を続けているが、事故から2ヶ月後の3月21日に全損補填分の1機を発注、2025年度後半に「JA18XJ」として納入される予定[4][35][46]

就航路線

日本航空のA350広報サイトを参照[40]

A350-900型機(国際線)

2027年度から導入予定[4][35]。2032年まで6年をかけて20機の導入を予定し、国際線用のボーイング767-300ER型機を置き換える見込み。

A350-1000型機(国際線)

2024年1月から導入開始。2026年3月現在、国際線では11機のA350-1000型機が運用されており、下記の5路線に投入されている(他、1路線に投入予定)。2024年度は2ヶ月に1機ペースでの導入を見込んでおり、年度中に8機体制にすることを目指している[47]。受領を進め、2025年度には11機体制とした。このペースでの導入となった場合、2026年度には777-300ERから本機種への置き換えが完了する見込み。

座席配置はボーイング777-300ERと同様の4クラス仕様で、JALでの座席配置コードは「X35」である(239席仕様/ファーストクラス:6席、ビジネスクラス:54席、プレミアムエコノミー:24席、エコノミークラス:155席)。このうちファーストクラスとビジネスクラスはJALでは初となる個室タイプの座席を採用している[48]

就航路線

日本航空のA350-1000広報サイトを参照[41]

運用機体

機体記号 登録日 機種 運用 座席数 備考
JA01XJ 2019/06/12 A350-900 国内 X12(391席) AIRBUS A350(挑戦のレッド)塗装
JA02XJ 2019/08/29 X11(369席) AIRBUS A350(革新のシルバー)塗装
JA03XJ 2019/09/20 X12(391席) AIRBUS A350(エコのグリーン)塗装
JA04XJ 2019/10/25 X11(369席) [注釈 15]
JA05XJ 2019/12/11 X11(369席) [注釈 16][53]
JA06XJ 2020/05/15 X11(369席) [注釈 17]
JA07XJ 2020/12/01 X11(369席)
JA08XJ 2020/12/22 X11(369席) [54]
JA09XJ 2021/06/15 X11(369席)
JA10XJ 2021/08/18 X11(369席)
JA11XJ 2021/09/10 X12(391席) [注釈 18]
JA12XJ 2021/09/29 X11(369席)
JA14XJ 2021/12/17 X12(391席)
JA15XJ 2022/02/15 X12(391席) oneworld塗装
JA16XJ 2022/04/22 X12(391席)
JA17XJ 2025/08/15 X12(391席)
JA18XJ 2026/03/07 X12(391席)
JA01WJ 2023/12/12 A350-1000 国際 X35(239席) AIRBUS A350-1000塗装だったが2025年8月の重整備にて剥がされた。
JA02WJ 2024/01/11 X35(239席) AIRBUS A350-1000塗装だったが2025年4月の重整備にて剥がされた[55]
JA03WJ 2024/03/29 X35(239席)
JA04WJ 2024/07/30 X35(239席)
JA05WJ 2024/08/09 X35(239席)
JA06WJ 2024/10/01 X35(239席)
JA07WJ 2025/04/22 X35(239席)
JA08WJ 2024/12/05 X35(239席) 製造上の都合によりJA07WJよりも先に受領。[56]
JA09WJ 2025/01/28 X35(239席) 08WJと同じく、製造上の都合によりJA07WJよりも先に受領。
JA10WJ 2025/07/16 X35(239席)

抹消機体

機体記号 登録日 機種 運用 座席数 備考
JA13XJ 2021/11/11 A350-900 国内 X11(369席) 羽田空港地上衝突事故で2024/01/02に焼失、

同年01/19付で抹消。代替機の追加導入は 2025年度後半を予定[4][35][57][58][59][60]

訓練専用機材

自主運航開始後には早くも自社でパイロットを養成するため練習機を導入し[61]、その後もジェット訓練専用機材であるダッソー・ファルコン20を導入するなど[62] 機材ラインナップの拡充を行った。

初等訓練はビーチクラフト・ボナンザダイヤモンド・エアクラフト DA-40、中等訓練はビーチクラフト・バロン、多発タービンの資格取得はビーチクラフト・キングエアで行い、フライトシミュレーターや有償運航での訓練で型式別の認定を受け正式なパイロットとなる。なお運航機材以外の訓練は現地のフライトスクールに委託されているため、機材は年度よって異なる。

訓練はアリゾナ州フェニックスのファルコンフィールド飛行場やグアム国際空港で行っている[63][64]。かつては下地島空港仙台空港、アメリカのナパで行われていた[65]


退役機材

脚注

外部リンク

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