春麗

「ストリートファイター」シリーズに登場の架空の人物 From Wikipedia, the free encyclopedia

春麗(チュン・リー、Chun-Li、正体字春麗簡体字春丽拼音: Chūn Lì)は、カプコンが開発・販売している対戦型格闘ゲームストリートファイターシリーズ」に登場する架空の人物。作品によってはカタカナで「チュンリー」とも表記される。

初登場 ストリートファイターII(1991年)
日本語音声
宮村優子(1994年 - 2008年)
折笠富美子(2008年 - 現在)
英語音声
ローラ・ベイリー(2009年 - 2016年)
アシュリー・バーチ英語版(2017年 - 2019年)
ジェニー・クワン英語版(2023年 - 現在)
性別 女性
概要 春麗, 初登場 ...
春麗
ストリートファイターシリーズのキャラクター
初登場 ストリートファイターII(1991年)
デザイナー あきまんストリートファイターII
日本語音声
宮村優子(1994年 - 2008年)
折笠富美子(2008年 - 現在)
英語音声
ローラ・ベイリー(2009年 - 2016年)
アシュリー・バーチ英語版(2017年 - 2019年)
ジェニー・クワン英語版(2023年 - 現在)
詳細情報
性別 女性
職業 ICPOの捜査官
格闘スタイル 中国拳法
出身 中華人民共和国の旗 中国
テンプレートを表示
閉じる

ストリートファイターII』(以下『ストII』と表記)で初登場し、以降の『ストリートファイター』シリーズ、およびVS.シリーズなどのクロスオーバー作品においてほぼ全ての作品に登場している。対戦型格闘ゲーム初の女性プレイヤーキャラクターであり、後に数多く登場した対戦型格闘ゲームの女性プレイヤーキャラクターの開祖でもある[注 1]

春麗のストーリーは『ストII』シリーズおよび『ストリートファイターZERO』(以下『ZERO』と表記)シリーズを通じて黒幕として登場する犯罪組織「シャドルー」と密接に関係しており、また数少ない女性ファイターとして「華」の役割を期待されることもあり、アニメ化をはじめとするメディアミックス作品群では主役級の役割を与えられることが多かった。

キャラクターの設定

中国代表の格闘家。インターポール刑事(麻薬捜査官)で、ベガを首領とする犯罪組織「シャドルー」専任の捜査官であり、国際公務員である。謎の失踪を遂げた父親を追う一方で、シャドルー捜査の任務を遂行する。シャドルー壊滅後は、刑事を辞め、一時戦いの場から退いていたが、あるとき世界各地で格闘家が失踪する事件が相次ぎ[2]、その陰に崩壊したはずのシャドルーの存在を感じ取ったことから戦いの場に舞い戻る。その後、数年間は平和な暮らしを過ごしていたが、クンフー教室で教えていた生徒が行方不明になったことを機に、再びストリートファイトを始めている。

二つのシニヨン(通称:お団子)と鍛え上げられた脚線美が特徴。主に蹴り技を得意とし、これは同じく中国拳法の達人であった父から教わったものである。「百裂脚(百裂キック)」と「回転的鶴脚蹴(スピニングバードキック)」の時にバランスをとりやすくするため、両腕にはトゲ付きの重い腕輪が付けられている(製作側の理由としては腕の位置を視認しやすくするために追加した)。

ほとんどの出演作品ではチャイナドレスを基調としたデザインの格闘服を着ており、『ZERO』シリーズのみ身体に密着したジャージのような服装になっている。『ZERO2』以降はゲーム上の性能に若干の差異を持たせたキャラクターとしてチャイナドレスタイプも選べるように配慮がされている[注 2]。『X-MEN VS. STREET FIGHTER』などでは逆に隠しコスチュームとして、このジャージ姿が用意されている。なお、『ストリートファイターIV』(以下『ストIV』と表記)ではアレンジコスチュームとして、従来と違い太腿を露出した黒いチャイナドレスの他、京劇を意識したチャイナドレスが用意されている。『ストリートファイターV』(以下『ストV』と表記)では『ストIV』での前述の黒のチャイナドレスを踏襲しているが、髪型がロングヘアーに変わっている。『ストV』ディレクターの中山貴之は、様々な衣装のアイデアが出たがオリジナルの素晴らしさが引き立っただけという結果になり、没デザインは一部のアレンジコスチュームで再現したと語っている[3]

春麗のコスチュームの色は青だが、アーケード版『ストII』でのキャラクターセレクト画面ではオレンジ色になっている。これは他ハードへの移植版で青に修正されている。あきまんは「潜入捜査官なので『ストII』の時点で8色のカラーバリエーションが考えられていたが、リリースに間に合わず実装できたのは『スーパーストリートファイターII』だった」と語っている[4]

『ZERO』での年齢は18歳とされているが、開発スタッフによると『ZERO』シリーズは『ストII』シリーズのパラレルワールド的な世界とされていて、生年月日も設定されていない[5]

プロフィールの「好きな物」にクレープフルーツ類とあるが、しばしば「グレープフルーツ類」と混同される。『ゲームセンターCX』でも春麗のプロフィールとして「好きな物・グレープフルーツ類」と放送された。

MARVEL VS. CAPCOM CLASH OF SUPER HEROES』(以下『MARVEL VS. CAPCOM』と表記)には、通常の春麗のほかに春麗がシャドルーによって改造された姿である「シャドウレディ[6]隠しキャラクターとして登場する。ミサイルにレーザー、電撃など春麗にくらべ大きな改造がなされている。ただし、正義の味方としての一面は健在。

キャラクターデザインを担当したあきまんは『ストII』に春麗を登場させたことについて、「『イー・アル・カンフー』など、当時は「中国娘」はいないといけない感じだった」と説明している[7]。『ファイナルファイト』をプレイする所を見に行ったらカップルで2人プレイで遊んでいる姿を見て「女性でもゲームをやる」という考えに至り、さらに異種格闘技には本来居るはずのない女性を入れることでエンターテイメント性を見出せると考え、普段ゲームをしない女性にも気軽にプレイできるように女性キャラを作るという考えから、企画の段階から「8人のうち1人は女性にする」といったあきまんの要望で製作されることとなった[要出典]。当初は『幻魔大戦』に登場するタオをイメージして小柄なキャラクターとして作られていたが、デザインしていくうちに大きくなっていき[8]、服装もタオのようにすその広いズボンだったがデザイン性が薄かったため足を露出させ、女子プロレスラーのような「ニセカンフー少女」のイメージにしていったという[9]。インタビューでは『ストライダー飛竜』に登場する東風がモデルではないかと質問されることが多く、そのたびに否定している[10][11]が、後年になってあきまんは「影響はあると思う」と述懐している[7]

人物

奈良県橿原市にある「春麗」をデザインしたマンホールの蓋

『ストII』シリーズでの春麗は気の強い高慢な性格として描かれているが、『ZERO』シリーズを経て芯のしっかりした女性というキャラクターが確立されていき、『ストリートファイターIII 3rd STRIKE』(以下『ストIII 3rd』と表記)では年齢を重ねて落ち着いた雰囲気の大人の女性として登場している。年齢設定を問わず、勝利後には跳び上がってはしゃぐ一面も持っている。刑事としての側面が強調された『ZERO』以降の作品では、犯罪を許さない毅然とした態度も見られるようになる。また、幼い頃からブルース・リーの大ファンで、部屋には彼のポスターが貼ってある。

ストリートファイターII MOVIE』でははしゃぐ一面がより描かれ、劇中そのような振る舞いをガイルとの対面時に見せているが、西村キヌは「イメージが違う」といった理由から、これを酷評している[12]

『ZERO3』ではダンをシャドルー配下の格闘家と勘違いして一方的に勝負を挑み、負けてしまうと捜査官に暴行をした、という理由で逮捕しようとするなど捜査官としては横暴な面も見られる。

『ストV』ではニューヨークの捜査中にシャドルー四天王を見かけるとガイルの制止を振り払ってベガに挑んで殺されかけるなど冷静さを失う場面もある。

五歳の時、父親と広州の劇場で見た京劇が、中国拳法の修行を始めたきっかけとなった。彼女は幼少で京劇の内容などは理解できなかったが、俳優たちの華麗な動きが強烈な印象として残っていた。その光景が忘れられず、みようみまねで試してみたという。その美しい動きは、毎朝武術の鍛練に励む父親の動きにも似通った点があることに気づき、自分にも教えてほしいと願い出たのが事の始まりとなる[13]

15歳の時、基本功の延長として散打を行うようになり、より実用性が加わっていく。特に「蹴り」を得意としており、現在の彼女の基本スタイルはこの頃に確立されている[13]

元々身軽だった彼女は父親や仲間との修行にも引けを取ることがなかった。その肉体的な成長を過不足なく利用し、独自に開発した技を素早さにプラスしていた。彼女の父親は中国でも十指に入ると言われた腕利きの麻薬捜査官だった。ある特命を受けて海外へ飛んだ彼は消息を絶ってしまった。突然の父の行方不明は、彼女の明るかった性格を一転させてもおかしくはなかったが、持ち前の気の強さからか、そんな素振りは一切見せなかった。そして、父の捜査を公の機関には任せておけないと、自ら刑事に志願した[14]

刑事として犯罪を追う一方で、普通の女の子としての生活に憧れる一面も持っている。『ストII』シリーズのエンディングでは「普通の女の子」として普段着の春麗が見られ、『X-MEN VS. STREET FIGHTER』のローグのエンディングではどうすれば「普通の女の子」になれるものかとローグと二人で悩む。『スーパーストリートファイターII』(以下『スパII』と表記)以降の『ストII』シリーズではプレイヤーの選択によってはエンディングでボーイフレンドらしき男性とデートするシーンがあるが、絡んできたチンピラを軽くあしらう春麗にボーイフレンドは怯えきっている[注 3]。スタッフいわく「単に春麗がデートというものをしてみたかっただけ」とも[10]。『スパII』や『ZERO』シリーズの世界観などの設定を担当した村田治生は「春麗とリュウの仲についてよく聞かれるが、カップルになることはない。恋愛感情は生まれるかもしれないが、ゲーム上で表現することはない」と語っている[10]。あきまんは常に春麗には相手がいると思っており、『スパII』のエンディングのようにデートも行うし結婚も考えているだろうと語っている[15]。『ストリートファイターIV オリジナルアニメーションfeat. 春麗』では『ストII』の後「普通の女の子」に戻った春麗が描かれており、私服(『ストII』エンディング時の服装)で旅行を楽しむ姿や、Tシャツにエプロン姿で下町の大衆食堂で働く姿を見せている。『タツノコ VS. CAPCOM CROSS GENERATION OF HEROES』(以下『タツノコ VS. CAPCOM』と表記)では白鳥のジュンのエンディングで私服姿の春麗が登場し、ジュン、ロール(『ULTIMATE ALL-STARS』ではサキ、ヤッターマン2号も参加)と一緒に「第一回『普通の女の子になるために』会議」なるものを開くが、なかなか話が進まない。

彼女の父親の名前は『ストV』公式サイトの「シャドルー格闘家研究所」の「キャラ図鑑」にて「銅昴(どうらい)」だと判明し[16]、詳細なプロフィールも明かされている。

名前

開発時の名称は「中国娘」および「智麗」。『ストII』で企画を担当した西谷亮によると、武術系の雑誌で「智麗」という名前を見つけたが、読み方が分からず「チュンリー」と呼び、そこから「春麗」という当て字を作ったという[7]

春麗の名字については一貫した公式設定はない。『ストリートファイター』シリーズのゲーム本編で春麗の名字が語られたことはなく、小説やドラマCDなど各種派生作品ではそれぞれ異なる名字の設定(「楓」、「王」など。「春」が苗字という設定も[17])がなされている。1994年に公開されたハリウッド映画版『ストリートファイター』ではChun-Li Zang(チュンリー・ザン、臧 春麗)というフルネームの設定があったが、この作品での春麗はゲーム本編とは大きく設定が異なっている。『X-MEN VS. STREET FIGHTER』ではエンディングでプロフェッサーXから「ミス・リー」と呼ばれている。春麗が主人公となった2009年版のハリウッド映画『ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー』では明言されていないが、父の墓石に刻まれた苗字が「黄」となっている。

『ストII』がスーパーファミコンに初移植された時期のゲーム雑誌には名前のルビがふられておらず、一面広告のキャッチコピーには「リュウが飛ぶ、ケンがうなる、『シュンレイ』が舞う」といった読み方があった[18]

他のキャラクターとの関係

香港警察の警察官だった春麗の父は中国拳法の達人であり、香港警察の中では特に「蹴りの名手」として知られていた。ゲーム本編では姿を見せていないが、色々なメディアでは口ひげにオールバックという風貌で描かれている。前述の「銅昴」もこの風貌で描かれている。

春麗の通常技の中でしゃがみ状態から出す強キックが初代『ストリートファイター』の頃のが使う技と同一であり、技名も「元伝暗殺蹴」と設定されている(特に『ストIII 3rd』のものは構えまで似ているが、同作では技名は「龍顎脚(リュウガクキャク)」となっている)。そのために元との関係が初期から囁かれていた。後に『ZERO2』における会話シーンで春麗と元には面識がないことが判明する。また、春麗の技は父から教えられたもので、元が春麗の父について何らかの手がかりを持っていることが描写されている。また、「元伝暗殺蹴」は元→春麗の父→春麗へと伝わったと説明されている[19]。なお、アメコミ版の設定では父娘ともに元の弟子とされている。『ストIV』では元と春麗のライバル戦にて、元の勝利メッセージに「あの男の娘だからといって容赦はしない」というものが存在しており、元と春麗の父親に何らかの関係があることが描写されている。また、元のエンディングでは春麗が軍事企業S.I.N社の研究施設に潜入して施設の崩壊に巻き込まれた際には元に助けられている(他のキャラクターのエンディングではその後、ガイルやアベルに助けられている)。

小説『ストリートファイターZERO 春麗』に登場する春麗の叔父の邵逸義(シャオ・イーフェイ)は、春麗の師の一人である。

シャドルー専任捜査官という位置づけから、彼女と同じくベガと敵対するナッシュやガイルとの競演が多く見られる。『ZERO3』のいくつかのエンディングでは、ナッシュと共に戦闘機でシャドルーのアジトに乗り込んでいる。

シャドルーのメンバー・バルログは春麗の美しさを妬んでおり、アニメや漫画でもそれに相当する描写が少なくない。

『ストV』ではシャドルーに誘拐された天才プログラマー少女の丽芬(リーフェン)[20]を救い出すが、身寄りがないため共に暮らすこととなる。

『ストIII 3rd』ではリーフェン[注 4]を誘拐した秘密結社の幹部・ユリアンと対決することになる。

ポケットファイター』ではその人気ぶりゆえにモリガンからライバル視されている。一方で『PROJECT X ZONE』ではそのモリガンと一緒にペアユニットとして参戦している。続編となる『PROJECT X ZONE 2:BRAVE NEW WORLD』では『鉄拳』シリーズの凌暁雨とペアユニットを組んでいる。また、『ストリートファイター X 鉄拳』で共演した『鉄拳』シリーズの登場人物である刑事のレイ・ウーロンとは古い同僚。

CAPCOM VS. SNK』(以下『カプエス』と表記)シリーズ、『頂上決戦 最強ファイターズ SNK VS. CAPCOM』(以下『頂上決戦 最強ファイターズ』と表記)、『SNK VS. CAPCOM 激突カードファイターズ』シリーズ、『SNK VS. CAPCOM SVC CHAOS』(以下『SVC CHAOS』と表記)ではSNKのキャラクターとの関係も描かれている。SNKの代表的なヒロインのひとり・不知火舞からは強くライバル視されている。春麗も舞を意識しており、ふたりの間に舌戦が度々見られる。香港出身の刑事・ホンフゥとは知り合い。

『春麗にまかせチャイナ』(パチスロ)では春麗の友人としてメアリー[21]やレイコ[22]、無名の幼少女が登場している。

バリエーション

シャドウレディ

概要 シャドウレディ, ゲームでの初登場 ...
シャドウレディ
ゲームでの初登場 MARVEL VS. CAPCOM CLASH OF SUPER HEROES
詳細情報
出身 シャドルー
テンプレートを表示
閉じる

『MARVEL VS. CAPCOM』では、春麗のエンディングでシャドルーに春麗が捕まり、シャドウ(前作『マーヴル・スーパーヒーローズ VS. ストリートファイター』で改造されたナッシュ)に救出されるというエンディングが存在する。この流れを受け、同作では通常の春麗とは別に、隠しキャラクターとしてシャドルーに肉体改造された春麗である「シャドウレディ」が登場している。シャドウと同様に黒ずんだ姿となっており、彼と同じくシャドルーに敵対して正義の味方として戦う。そのエンディングでは、シャドルーに襲撃され瀕死となったジン・サオトメ(『サイバーボッツ』のキャラクター)をシャドウと共に救出し、同じく改造人間として復活させている。

なお、続編の『MARVEL VS. CAPCOM 2』では、ナッシュ同様に通常の春麗のみが登場し、シャドウレディは登場していない。

通常の春麗とは異なり、ビームやミサイルなどの兵器を中心とした技を使用する。また、同作の春麗と同様に空中ダッシュや3段ジャンプも使えるが、空中ダッシュには高度制限がなくなり、地表付近の低い位置でも使用可能となっている。

『ストV』では期間限定のエクストラバトルで登場。低空空中ダッシュ後、ジャンプ強キックからのエリアルレイヴを頻繁に決めてくる。技は「ミラクルドリル」や「レインボーミサイル」、「プラズマバリアー」、「ファイナルミッション」など『MARVEL VS. CAPCOM』と同様の技を使うほか、同作では使用していない「七星閃空脚」も使用する。

『ストV』の公式サイト「シャドルー格闘家研究所」の「キャラ図鑑」のイラストでは、本来の春麗と髪型がわずかに違っている[6][注 5]

他のメディアでの春麗

当初はシリーズ唯一の女性キャラクターであったため、神崎将臣の漫画『ストリートファイターII-RYU』をはじめとした二次作品では主人公であるリュウとの間にラブコメが描かれることがあった。多くは思いを寄せる春麗に対し、恋愛沙汰に鈍感なリュウが気付かないという図式である。中平正彦の漫画『さくらがんばる!』では、さくらからリュウとの関係を恋人かとたずねられ激しく動揺している。本編でこのような関係が描かれることはなく、『ストIII 3rd』では互いに古くからの友人として言葉を交わしている。ドラマCD『ストリートファイターZERO 外伝 〜春麗旅立ちの章〜』では2人が夜眠れなくて話をしている時に、ゴウケンとの繋がりのある老人から2人の仲を茶化されている。ラストバトルではリュウと共に闘うシーンもある。

漫画アニメなどのメディアミックスにおいてはいわゆる「お色気担当」として、数々のサービスカットが盛り込まれる。

  • アニメ映画ストリートファイターII MOVIE』ではシャワーシーンが存在する。また、バルログの鉤爪に服を引き裂かれるシーンがある。序盤は押されるが、自身の血を見て冷静さを取り戻し、反撃を開始。バルログの素顔を踏みつけ、連続蹴りで怯ませ、最後は百裂脚で自身のマンションから突き落とした。しかし本人も意識不明の重体になってしまうが、終盤で回復した(その際、死んだふりをしてガイルを驚かせた)。
    • 特典で同作品が収録されているPS2ゲーム『ハイパーストリートファイターII』では、シャワーシーンはカットされている。
  • テレビアニメ『ストリートファイターII V』ではベガに服を剥がれ、その様をビデオに収めるなどという描写がある。
  • 神崎将臣の漫画『ストリートファイターII-RYU』では、バルログとの戦闘で服を引き裂かれ、胸が露出する。ただし、当時の単行本では修正された。

ラブコメがほとんど描かれていない作品も存在する。

  • 『ストリートファイターII〜よみがえる藤原京〜』では博覧会のパビリオンアニメのため、ケンに次いでの藤原京についての歴史の解説者となっている。
  • 橋口隆志の4コマ漫画『ストII爆笑!!4コマギャグ外伝』では何かと突っ込み役に回ることが多く、キャミィを「小娘」呼ばわりするなど敵対心を持っていたり、「普通の女の子に戻りたい」が口癖ながら、血気盛んで怒りっぽい性格や腕輪を外し忘れたりするために戻れないでいるといった描写がなされている。
  • 実写映画『ストリートファイター』ではベガが父の敵という設定はゲーム版と同じだが、春麗自体のプロフィールが異なっている(詳細はリンク先を参照)。
  • ウドンエンターテーメント『ストリートファイターコミックス』はほとんど捜査関連もの。
  • 伊藤真美の漫画『SUPER STREET FIGHTHRII X 外伝』の「刺客!!」の前編と後編。前後編以上の長編漫画作品では数少ない春麗が単一主人公の作品。主な登場人物がイライザとシャドルーに関連したオリジナルキャラクターの捜査関連もの。
  • 実写映画『ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー』ではベガが父の敵という設定は同じだが、父・シアンの職業が刑事ではない、母・ジーンが欧米人、春麗の職業がピアニストと、春麗自体のプロフィールが異なっている。
  • モンスターストライク』では通常と進化時の属性は「水」設定である[23]

ほとんどの作品で春麗の父親は失踪したか死亡している。以下はそれ以外の設定。

  • アニメ『ストリートファイターII V』では生存している。同作では銅昴(ドウライ)の名で登場しており、フェイロンを弟子に持つ。声優は納谷六朗
  • ドラマCD『ストリートファイターZERO 外伝 〜春麗旅立ちの章〜』では介臣(カイシン[24])という名前で、序盤は生存しているが後半では行方不明となっている。声優は大塚芳忠。この作品では春麗がカンフーをすることに反対しており、春麗は元格闘家の祖父のもとで武道の腕を磨いている。また、介臣はゴウケンと友人でライバルという設定で、この繋がりがきっかけに父を探す春麗が日本のゴウケンのいる寺に向かった時に隆と出会う。この日本で介臣が春麗の母と出会っているエピソードもある。

春麗に扮した有名人

春麗役として登場したもののみを記載し、単なるコスプレのみは除外する。

声優

初代『ストリートファイターII』から『II' ターボ』までの声はカプコンの女性社員2人による混合となっており、エドモンド本田のキャラクターデザインを担当した女性スタッフと、劇団経験者の女性社員が声を当てている[26]

格闘ゲームでの担当声優
  • 宮村優子(拳聖土竜、ストリートファイターZEROシリーズ、ストリートファイターEXシリーズ、VSシリーズ、スーパーパズルファイターIIX[27]、ポケットファイター、春麗にまかせチャイナ)
  • 豊田望有妃(スーパーストリートファイターII、スーパーストリートファイターII X[28]
  • 田中敦子(ストリートファイターIII 3rd Strike、NAMCO×CAPCOM[29] 他)
  • 根谷美智子(CAPCOM VS. SNKシリーズ)
  • 実川麻里(SNK VS. CAPCOM SVC CHAOS)
  • 折笠富美子(『ストリートファイターIV』以降の関連作品[注 6]
  • アシュリー・バーチ(『マーベル VS. カプコン:インフィニット』)
その他の関連作品での担当声優

登場作品

ゲスト出演

その他

脚注

参考文献

関連項目

Related Articles

Wikiwand AI