本町駅 (愛知県)
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駅構造
名古屋城外堀の中で、本町橋の東側にあった。駅設備は相対式ホーム2面2線を有するだけであった。
駅の西寄り(堀川駅方)では名古屋城の外堀を渡る道路橋である本町橋をくぐるが、本町橋の支間が狭くて複線分の幅員が確保できなかったので、複線の線路同士を重ねて単線の用地にはめ込む、ガントレット(単複線)と呼ばれる方式が採用されていた。ガントレットは本町駅構内に属するが、1943年当時の配線略図には招魂社前信号所と記されている[2]。ガントレットはヨーロッパなどでよく採用され、玉川電気鉄道の二子橋でも一時見られたが、その解消後は日本唯一のガントレットだった。このような構造のためか、堀川駅 - 本町駅間は1つの閉塞区間とされ、複線でありながら1列車しか入ることが出来なかった。
なお、本町橋は、線路敷設と同年の1911年(明治44年)7月に架橋されている。本町橋の支間がなぜ狭かったかについては、旧日本陸軍が本町橋の拡張しての架橋を認めない指令を出した、本町橋を拡張して架橋するに必要な追加資金を電鉄側が調達できなかったなど諸説ある。開業当時ガントレットは清水橋(大手信号所)、久屋橋(名称不明)、本町橋(招魂社前信号所)の3か所に存在したが、前2者が橋の架替や拡幅によって解消されたのに対し本町橋の支間はその後も拡張されず、当駅のガントレットは廃止時まで残った[3]。
なお本町橋は、現在も道路橋として利用されている。
配線図
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| 凡例 出典:[4] |
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