楽音
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注意点
「分類」というのは凡そ便宜的なものであって、楽音・純音・噪音の三者の間にも明確な境界はない。美しいと感じられる楽器の音色でも倍音以外の上音を含んでいることが多いし、倍音とされる音でも周波数が完全な整数倍とは限らない。逆に噪音でも多少の周期性が見られる場合もある。完璧な純音も合成音以外にはほとんど存在せず、わずかでも波形に歪があれば、上音が含まれている。
例えば、ピアノの持続音は上記のように楽音に近いが、非整数倍性を持っていることが知られているし、ティンパニの音はほぼ整数倍性を持っているので音高が感じられるが、基音を欠いている[2]。
喋り声は噪音と説明されることがある。ボーカルフライ(エッジサウンド)などの雑音が生じている場合や起声の瞬間及び子音は噪音であるが、それ以外の母音は楽音に近いことが多い。
噪音
脚注
- ↑ 下中直也編 『音楽大事典』 平凡社、1981年。
- ↑ 安藤由典『新版 楽器の音響学』音楽之友社、1996年、ISBN 4-276-12311-9。
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