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様似町

北海道様似郡の町 From Wikipedia, the free encyclopedia

様似町(さまにちょう)は、北海道の日高振興局管内にある町。1952年(昭和27年)に町制施行[1]。様似郡に属する。全域がアポイ岳ジオパークとして[1]、国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)の世界ジオパークに認定されている[2]。

概要 さまにちょう 様似町, 国 ...
さまにちょう ウィキデータを編集
様似町
様似町の市街地とアポイ岳
様似町旗
様似町章
町旗・町章、共に1918年(大正7年)4月1日制定
国 日本の旗 日本
地方 北海道地方
都道府県 北海道(日高振興局)
郡 様似郡
市町村コード 01608-0
法人番号 3000020016080 ウィキデータを編集
面積 364.30km2
総人口 3,627人 [編集]
(住民基本台帳人口、2026年7月31日)
人口密度 9.96人/km2
隣接自治体 浦河郡浦河町、幌泉郡えりも町、
広尾郡広尾町
町の木 日高五葉
町の花 ヒダカソウ
他のシンボル -
様似町役場
町長 荒木輝明
所在地 〒058-0014
北海道様似郡様似町大通1丁目21番地
北緯42度07分40秒 東経142度56分01秒
外部リンク 公式ウェブサイト

様似町位置図

■ ― 政令指定都市 / ■ ― 市 / ■ ― 町・村

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町名のサマニはアイヌ語起源で、サムンニ(倒れ木)[3]、サンマウニ(寄り木)、エサマンペッ(カワウソの川)、シャンマニ(高山のあるところ)、シャマニ(横木)、女性の名前など、諸説ある[4]。

地理

日高振興局南部に位置し、北部から連なる日高山脈一帯、アポイ岳や幌満湖、幌満ゴヨウマツ自生地の周辺は日高山脈襟裳十勝国立公園に指定されている。町の南部では山脈が太平洋に迫り、特に冬島幌満間の日高耶馬渓(ひだかやばけい)は奇勝・険路で知られ、江戸時代にシャマニ山道が開削されている。日高耶馬渓を含む沿岸域も日高山脈襟裳十勝国立公園に指定されている。

隣接している自治体

地名の変遷

様似村発足前の様似郡時代には多数の村が存在していたものの1882年に再編されている。

さらに見る 様似村を構成する村, 再編前の村 ...
1882年の村の再編
様似村を構成する村 再編前の村
様似村 様似村、海辺村、桐橿村、傍平村
鵜苫村 鵜苫村
平鵜村 平鵜村、門別村、染近村、白里村、核蘂村
冬島村 冬島村、郡内村、嘯牛村、小宵村
幌満村 幌満村、島郡村
岡田村 岡田村、累地村、逢牛村、去魔村
二七村 二七村、農助村
誓内村 誓内村
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様似町では1941年4月1日に北海道庁告示第374号をもって字名改正が実施された。その内容は以下のとおりである。

さらに見る 新たに画する字, 区域(旧大字:様似郡様似村大字) ...
字名改正対照表[5][6]
新たに画する字 区域(旧大字:様似郡様似村大字) 区域(旧小字)
鵜苫 鵜苫村 ウトマンベツ、鵜苫別、ウトマ、ハカクナイ、ウトマン、クヲナイ、ブユニ、ブユ、冬似、ブイニ、塩鹽、シヲガマ、フンペイト、冬嶋、フユニ、クコウナイ、ワツカクンナイ、ポンワツカクンナ イ、宮ノ澤、山ノ上、クンナイ、ワツカクナイ、タオナイ、クコーナン、冬似澤、プユニ澤、ワカグナイ澤、ウトムアンベツヲサルナイ、サルナイ、ウトマ澤、ウトマン澤、澤奥、ホロナイ、ホンナイ、ポンウトムアンベツ
西様似 様似村 ポンウンベ、ウンべ、海邊川尻、キリシタナイ、フンペイト、海邊、キリシタンナイ、ソヒラ、ウンべホロナイ、ホロナイ、海邊ホロナイ、ヲコタヌシ、ザイモクナイ、ウンべポロナイ、ヲサラツケ、海邊材木内、ニタポンナイ、オサラツケ、オサラツキイワ、ボンウンべ、ポンニナイ、 ポンウンべ、シヤモナイ、ポロウンぺ、ホロウンべ
様似 キリシタンナイ、様似、ソビラ、サマニ、會所前、イワジロコロバシ、イワズリコロバシ、マルマタ、カネカリウシ、カンカリウス、カ子カルウス、ビラウド、カネカルウシ、タン子ト、イウシロコロバ シ、ソヒラ、キリシタナイ、山ノ上、ヲコタヌシ、ノシケヒラ、ヲコタヌス、カネカルナイ、カネカリウス、カネカレウス、ボンビラウ、ポンピラウト、モベツ、ポンヒラウト、ボンビラウト、ヨコヤンド、モンベツ、ポンビラウド、ポンヒラウ、カ子カリウス、カネカルラシユナイ、カネカルウシユナイ、カ子カリナイ、ヨコヤント、オコタヌシ、オコタウス、オコタヌス、ヲサラツケ、ノスケヒラ、ナオケホツ、ア ブサク、ヨゴヤント
岡田 岡田村 ヲサラツケ、ナオケホツ、ポンナイ、オサラツキイワ、ヲサラスケ、ルシホウ、トーマビラ上、トーマビラ、ルチシポンナイ、トノマピラ、ルチシボク、ニナタイ、ポンニナナイ、ニナナ、ニナ、ナ、ホンニヒ、シヤモ、ナイ、シヤモマナイ、シヤモモンナイ、シヤモモ内、ウンベ
新富 イサカナイ、新様似、シユムサマン、ヲクトマツプ、オクトマフ、オクトマプ、 オクトムアプ、オクトマツプ、ヲクトマプ、エーシヨマナイ、エーシマナイ、エーシヤマナイ、タキナイ、瀧内、 瀧内原野、新様似原野、エサマンベツ
二七村 イサカナイ、メナシユエサマンベツ、オクトマプ、メナスユヱサマンベツ、ソーヱサマンベツ、ソーエサマンベツ原野、ヌツキベツ、ヌブキベツ、タキナイ、ポンエサマンベツ、ポンヱサマンベツ、シンノスケクシユベツ、シンノスケクシユエベツ、シンノスケクシンベツ、エサマンベツ、ヱツコピ
田代 サルマツプ、ニウシサラ、チルマツプ、サルマフ、サルヤ、ラウシサラ、タンネツト、タン子ト、タネト、サロマツプ、イサカナイ、マルマツプ、トマタウシ、エサカナイ、ヱサカナイ
平宇 平鵜村 ビラウド、モンベツ、ポンビラウ、ポンビタラ、ポンビラ、茂別、モンベツ澤、モンヘツ、モベツ、ミスカイプ、シミズカツプ、シミツカプ、シミチカツプ、シミツカヨツプ、シラリヤ、スミチカヨツプ、シミチカヨツプ、白里、サヌスベ、サヌシベ、サノシベ、サヌシヘ、サロサノシベ、ボンサブシベ、ポンサヌシペ、サノンベ、サノスベ、ボンサヌシベ、ポンサヌシペ、サノンベ、サノスベ、ポンサヌシベ、核蘂、 茂別原野、サンサノシベ、ポンサヌシベツ
冬島 冬島村 フユシマ、ポンハンヤ、ポンバンヤ、ホンハンヤ、サネシベ、バンヤマイ、ポンベンヤ、ブユニ、クンナイ、來郡内、ベツカンナイ、グンナイ、郡内、ヲシブシヲツケウス、オシユベツ、オイオイ、メナシトマ リ、コトネ、コトニ、小霄、オヨイ、エハオイ、ヲヨス
幌満 幌満村 コマモナイ、ルランベツ、ルエランベツ、チワトイ、幌満、幌満別、小霄、ポロシマベツ、ホロシユマベ ツ、ホロワウオイ
旭 誓内村 ナカナイ、サノスナイ、サヌシナイ、サ子シナイ、サヌスナイ、ポンチカナイ、山ノ上、サルシンナイ、 サノシナイト、サルシナイ、ルサキ、ニカンベツ、累崎、ポンチカプナイ、チカプナイ、ルベシユベ
大泉 ポロシユマベツ、フレオイ、オンナルシベツ、オンナルシペツ、オペカウシユ、シオナイ、パンケトチキ サプ、パンケトチキサプ原野、ペンケトチキサプ原野、ペンケトツキサプ、ペンケトチキサプ
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その後1961年に市街地にて再度改正が実施された。

さらに見る 新たに画する町, 区域 ...
市街地の字名改正対照表[7]
新たに画する町 区域 廃止された字の一覧
西町 西様似 様似
潮見台 西様似、様似
港町 様似
本町1~3丁目
会所町
栄町
大通1~3丁目
錦町
緑町
朝日丘
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沿革

古くより先住民族アイヌが住んでおり、その先祖である縄文人による遺跡が町内各地で発掘されている。

江戸時代(1600年ごろ)に砂金採取のために和人が多数移り住むようになった。

  • 1802年(享和2年):蝦夷奉公の管下となる(これが様似町の開基)。
  • 1880年(明治13年):戸長役場が設置される。
  • 1906年(明治39年):様似郡様似村、鵜苫村、冬島村(ふゆしま)、幌満村(ほろまん)、岡田村、二七村(になな)、誓内村(ちかない)、平鵜村(ひらう)が合併、二級町村制、様似郡様似村が発足。
  • 1941年(昭和16年):当時の村内の地名が以下のように再編される。
    • (大字)様似村 → 東様似、西様似に分割
    • 二七 → 田代に改称
    • 岡田、二七の各一部から新富が成立
    • 誓内 → 旭、大泉に分割
    • 平鵜 → 平宇に改称
  • 1952年(昭和27年):町制施行、様似町となる。
  • 1961年(昭和36年):東様似が、西町、潮見台、港町、本町、会所町、栄町、大通、錦町、緑町、朝日丘の各町に再編。
  • 2002年(平成14年)8月26日 - 9月3日:第4回国際レルゾライト会議が開催される。日本国内では初開催。
  • 2008年(平成20年)12月8日:日本ジオパークとしてアポイ岳ジオパークが認定される[8]。
  • 2013年(平成25年)4月13日:アポイ岳ジオパークビジターセンターが開館[9]。
  • 2015年(平成27年)9月19日:アポイ岳ジオパークが世界ジオパークとして認定される[10]。

行政

  • 町長:荒木輝明

歴代首長

[11]

さらに見る 代, 氏名 ...
代氏名就任日備考
様似村長(官選)
初小荒井澄1906年(明治39年)4月1日
2菊地快夫1906年(明治39年)6月1日
3諏訪和一郎1910年(明治43年)4月1日
4石黒茂治1913年(大正2年)2月4日
5加藤左平1915年(大正4年)2月19日
6吉田慶太郎1920年(大正9年)9月14日
7北沢静1922年(大正11年)7月8日
8高木勉1922年(大正11年)11月23日
9十倉十六美1925年(大正14年)4月24日
10高橋熊二郎1927年(昭和2年)4月25日
11近藤義郎1929年(昭和4年)8月24日
12鈴木菊造1930年(昭和5年)4月19日
13大石晃弘1934年(昭和9年)7月6日
14小林潤1939年(昭和14年)2月21日
15占部久重1940年(昭和15年)1月12日
様似村長・様似町長(公選)
16留目四郎1947年(昭和22年)4月10日5期
17高瀬正次1967年(昭和42年)5月1日3期
18岩谷勝美1976年(昭和51年)12月19日3期
19谷﨑敏夫1988年(昭和63年)12月19日3期
20橋爪正利2000年(平成12年)12月19日2期
21坂下一幸2005年(平成17年)10月11日4期
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姉妹都市・提携都市

国内

姉妹都市

経済

漁業が盛んな町であり、漁業基盤となる4つの漁港(鵜苫、様似、冬島、旭)と2つの漁協支所(日高中央漁業協同組合様似支所、えりも漁業協同組合冬島支所)を有し、前浜を流れる暖流(津軽海流)と寒流(千島海流)の影響を受け、多種多様な魚種が生息する漁場が形成され、古くから「水産業の町」として栄えてきた。サケ・マス、タラなどの他にタコやウニ、ツブ貝や昆布など多彩な海産物が獲れる。定置網漁業で漁獲される天然秋鮭の一部は銀聖と呼ばれ日高振興局管内でブランド化されている。サケ・マスの漁獲量は全国9位、日高振興局管内1位である[12]。昆布(ミツイシコンブ、通称:日高昆布)も全国屈指の産地であり1,876トンの漁獲量は全国6位となっている(2018)[13]。 この他に畑作、稲作、酪農、畜産、馬産などもおこなわれている。隣の浦河町とともに夏イチゴ(すずあかね)の生産に力をいれている。新規就農者も多く、涼しい気候を生かし全国有数の出荷量を達成している。

立地企業

  • 東邦オリビン工業株式会社 日高事業所
  • 新日本電工株式会社 日高工場
    • 幌満川第二発電所

金融機関

農協・漁協

様似漁港

郵便局

  • 様似郵便局(集配局)
  • 幌満郵便局

宅配便

公共機関

警察

消防

日高東部消防組合様似支署

地域

人口

様似町と全国の年齢別人口分布(2005年) 様似町の年齢・男女別人口分布(2005年)
■紫色 ― 様似町
■緑色 ― 日本全国
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性
様似町(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 8,834人
1975年(昭和50年) 8,293人
1980年(昭和55年) 7,986人
1985年(昭和60年) 7,745人
1990年(平成2年) 7,159人
1995年(平成7年) 6,686人
2000年(平成12年) 6,210人
2005年(平成17年) 5,711人
2010年(平成22年) 5,114人
2015年(平成27年) 4,518人
2020年(令和2年) 4,043人
総務省統計局 国勢調査より

消滅集落

2015年国勢調査によれば、以下の集落は調査時点で人口0人の消滅集落となっている[14]。

  • 様似町 - 字大泉

教育

交通

鉄道

様似駅

町内に鉄道路線は通っていない。2021年(令和3年)3月31日までは、北海道旅客鉄道(JR北海道)の日高本線が営業していた[15][16]。

廃線

バス

2021年(令和3年)4月1日のJR日高本線鵡川駅以南廃止に伴い、運行系統の調整等が行われた[17]。

タクシー

道路

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

塩釜ローソク岩と塩釜トンネル

文化財

重要文化財(美術工芸品)

重要無形民俗文化財

  • アイヌ古式舞踊 - 様似民族文化保存会

天然記念物

  • アポイ岳高山植物群落 - 特別天然記念物
  • 幌満ゴヨウマツ自生地

町指定文化財

  • 等澍院護摩堂
  • 和助地蔵尊
  • 弁財天像 - 等澍院蔵
  • 薬師如来三尊仏像 - 等澍院蔵
  • 聖観世音菩薩像 - 等澍院蔵
  • 南無仏太子像 - 智教寺蔵
  • 等澍院古文書 - 等澍院蔵
  • 様似山道

観光

特産品

出身・ゆかりの人物

脚注

関連項目

外部リンク

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