樽見鉄道ハイモ295-310形気動車
From Wikipedia, the free encyclopedia
| 樽見鉄道ハイモ295-310形気動車 | |
|---|---|
|
ハイモ295-315 2005年5月 | |
| 基本情報 | |
| 運用者 | 樽見鉄道 |
| 製造所 | 富士重工業[1] |
| 製造初年 | 2000年[1] |
| 製造数 | 1両[2] |
| 主要諸元 | |
| 軌間 | 1,067 mm |
| 最高運転速度 | 65[3] km/h |
| 車両定員 |
105名 (座席47名)[3] |
| 自重 | 26.8 t[3] |
| 全長 | 16,500[2] mm |
| 車体長 | 16,000[3] mm |
| 全幅 | 3,000[2] mm |
| 車体幅 | 2,700 mm |
| 全高 | 4,015[3] mm |
| 車体高 | 3,690 mm |
| 床面高さ | 1,240 mm |
| 車体 | 普通鋼[4] |
| 台車 |
枕ばね:上枕空気ばね 軸箱支持:軸ばね式 FU34KD/T[5][3] |
| 車輪径 | 762 mm |
| 固定軸距 | 1,800 mm |
| 台車中心間距離 | 11,000 mm |
| 機関 | 日産ディーゼル製PF6HT03ディーゼルエンジン[3][2] |
| 機関出力 | 217 kW (295 PS) / 2,100 rpm[3] |
| 変速機 | 液体式(SCAR0.91B-4D1)[3] |
| 変速段 | 変速2段、直結1段[4] |
| 制動装置 | SME[3] |
| 保安装置 | ATS-ST[6] |
樽見鉄道ハイモ295-310形気動車 (たるみてつどうハイモ295-310がたきどうしゃ)は、1999年(平成11年)に1両が製造された樽見鉄道の気動車である[4]。第三セクター鉄道協議会の標準仕様に準拠している[7]。
1984年(昭和59年)10月に日本国有鉄道(国鉄)樽見線を第三セクター鉄道に転換して開業した樽見鉄道が、開業時に投入したハイモ180-200形の老朽代替用として1999年に1両を製造したものである[4]。形式名「ハイモ」は「ハイスピードモーターカー」の略、295は馬力表示の機関出力を意味している[8]。明知鉄道アケチ10形気動車以降の富士重工業製第三セクター鉄道向け気動車で採用された標準仕様に準拠[8]し、長良川鉄道ナガラ3形気動車に続いて車体長が16 mとなった。エンジンは電子制御のPF6HT03ディーゼルエンジンが採用された[9]。従来車両との総括制御が可能である[4]。正面貫通式、両運転台、トイレなし、ロングシートである[4]。車体外部はハイモ230-312に続いて池田満寿夫がデザインした外部塗装が描かれていた[4]が、2020年3月末からはタカラトミー社のプラレールのラッピングデザインに変更となった。さらに、同年8月には、車内の壁面にプラレールキャラクターの「てっちゃん」が描かれ、床面にはレールが描かれた他、遮光カーテンも踏切やトンネルを描いたものに変更された。さらに2023年7月からは国鉄時代をイメージした首都圏色に変更された。
車内は全席ロングシートとなり、車椅子スペースが設けられた[4]。
車両番号の下2桁はハイモ230-310形と連番で、315となった[8]。
車体
走行装置

写真は信楽高原鐵道SKR310形のもの
エンジンは、電子制御の日産ディーゼル製PF6HT03ディーゼルエンジン(定格出力217 kW / 2,100 rpm)を1基搭載[9]、動力は神鋼造機製SCAR0.91B-4D1液体変速機(変速2速、直結1速)を介して2軸駆動の台車に伝達される[4]。変速1段から変速2段へは自動切換、変速から直結へは手動切換となった[8][9]。従来車両に対して出力を向上し、冷房使用時や連続勾配での運転に余裕を持たせている[4][9]。台車は上枕空気ばね、軸ばね式FU34KD/Tが採用された[3][5]。台車には砂撒装置が設置された[4]。制動装置は応荷重装置付きSME三管式直通ブレーキが採用された[4]。デッドマン装置、戸閉保安装置、列車無線などが追加され、保安度の向上がはかられた[4]。
空調装置
車歴
| 形式 | 車両番号 | 製造 | 廃車 |
|---|---|---|---|
| ハイモ295-310 | 315 | 1999年11月[1] | - |
