津波情報
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各地の満潮時刻・津波到達予想時刻に関する情報
津波観測に関する情報
沿岸の津波観測点で実際に津波が観測された場合に、第1波およびその時点までの最大波の観測状況が地点ごとに発表される。高さについては、観測状況によっては「微弱」「不明」「今後最大波到達」などの表現も用いられる。また観測の限界を超える津波が来た場合は「○○.○m以上」と表現される。
- 第1波
- 到達時刻(1分単位)と波の高さ(0.1 m単位)が発表される。押し波か引き波かも付記される。第1波の到達が不明瞭だった場合は「第1波識別不能」と発表される。
- ただし、基準より観測値が低い間は数値を発表せず「観測中」という表現を用いることがある。具体的には、大津波警報発表中で1m以下、津波警報発表中で0.2m未満の津波のみを観測している場合は、数値ではなく「観測中」と発表される。津波は繰り返し押し寄せ、第2波以降で急激に高くなる可能性があるが、第1波の段階で低い数値を発表してしまうと警戒感が薄れてしまう恐れがあるためである。
- 最大波
- 第1波を含め、その時点までに観測された最大波の観測時刻と高さが発表される。
- 前の波よりも高い波が観測された場合は情報が更新され、「上昇中」との記載とともに観測値と時刻が発表される。津波警報、津波注意報が全て解除された後も、更新があれば発表される。
- 欠測
- 停電や通信回線の断線、検潮所そのものの破壊などで測定ができな地点では「欠測」と発表される。これは「津波が来ていない」ことを意味するのではなく「観測不能」を意味する。
沖合の津波観測に関する情報
沖合の観測点で津波が観測された場合に、第1波の観測時刻と押し波引き波の別、およびその時点までに観測された最大波の観測時刻と高さが地点ごとに発表される。
さらにその観測結果から、沿岸での第1波到達時刻、最大波の到達時刻と高さが推定され、発表される。加えて津波警報、津波注意報の発表状況、震源に関する情報が付記される。
- 沖合の津波観測
- 沿岸の観測点での観測値との混同を避けるため、沖合の波浪計での観測値のみがまとめて記述される。観測情報の様式は沿岸の観測点と同じである。
- 一般に、津波は水深が浅くなるほど高さが高くなってゆくため、水深が深い沖合での観測値は、実際に沿岸に押し寄せる津波よりも低く出ている可能性がある。そのため「沿岸で推定される津波の高さ」が別に発表される。
- 沿岸で推定される津波の高さ
- 沖合の観測値を踏まえ、津波予報区ごとに、近くの沿岸における到達予想時刻と予想される津波の高さを発表する。
- ただし、推定された津波の高さが、大津波警報発表中で3m以下、津波警報発表中で1m以下の場合は推定の数値を発表せず「推定中」と発表する。
- 東北地方太平洋沖地震直後、気象庁は津波の高さ6mと予想したが、陸地への津波到達10分前に沖合のGPS波浪計が6.7mを観測したため、予想を10m以上に引き上げた。しかし地震による停電などで通信回線が途絶え、警報・注意報などに活かされなかった[2]。
津波情報に活用している沖合のGPS波浪計
2011年10月現在