乾季のパラワン島のヤシ林
フィリピン・コルディリェーラの棚田群
- サバナ気候ほどではないが弱い乾季(雨のあまり降らない時期)がおこる。もしくは、はっきりとした乾季があるものの、雨季の降水量がそれを補って余りあるほど大変多い。
- 乾季には木が落葉して、下草(雑草等)のみとなる[要検証 – ノート]。
- 雨季の降水量は多く、多様な植物が生育する。
- 熱帯雨林気候と同じく、午後はスコールの影響を受ける。
雨季と乾季は地域によって異なるがおおむね夏ごろに雨季、冬頃に乾季を迎える地域が多い。ミャンマー南部では涼季(11月 - 2月)・暑季(3月 - 4月)・雨季(4月 - 11月)の3つの季節があり涼季は低温少雨、暑季は高温多湿少雨、雨季は温暖多雨となる。タイ南部では乾季(11月 - 3月)・暑季(4月)・雨季(5月 - 10月)の3つの季節があり乾季は低温少雨、暑季は高温、雨季は多雨となる。オーストラリア北東部のケアンズ周辺では乾季(4月 - 11月)・雨季(11月 - 3月)に分かれ乾季は温暖少雨で晩秋から春にあたり、雨季は高温多雨多湿で夏から初秋にあたる。ただし、乾季に高緯度からの寒気の影響の少ない場合、雨季に最寒月を記録する場所もある(上の図だとマカパ)。
また、集中豪雨が多い地域でもある。西インド諸島にあるフランス領の島・グアドループでは、1970年11月26日に1分間で38mm(仮にこの雨が1時間降り続ければ2,250mm - 2,310mmで、沖縄県那覇市の年間降水量を超える)という猛烈に激しい雨を観測した。また、インド洋のマスカリン諸島にあるフランス領のレユニオン島では、1952年3月15日から16日に24時間で1,870mm(日本記録は徳島県上那賀町海川で観測された1,317mm)という豪雨を観測している。これら2つの降水量はいずれも世界記録となっている。