税金で買った本
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| 税金で買った本 | |
|---|---|
| ジャンル | 図書館お仕事漫画[1] |
| 漫画 | |
| 原作・原案など | ずいの |
| 作画 | 系山冏 |
| 出版社 | 講談社 |
| 掲載誌 | ヤンマガWeb 週刊ヤングマガジン |
| レーベル | ヤンマガKCスペシャル |
| 発表号 | 2022年2・3合併号 - |
| 発表期間 | 2021年8月16日 - |
| 巻数 | 既刊18巻(2026年2月6日現在) |
| テンプレート - ノート | |
| プロジェクト | 漫画 |
| ポータル | 漫画 |
『税金で買った本』(ぜいきんでかったほん)は、原作:ずいの、漫画:系山冏による日本の漫画。ウェブコミック配信サイト『ヤンマガWeb』(講談社)にて2021年8月16日より連載を開始[2][3]。その後「本誌連載争奪杯」で1位を獲得し[4]、『週刊ヤングマガジン』(同)に移籍し、2022年2・3合併号(2021年12月13日発売)より連載されている[5]。
2023年には「全国書店員が選んだおすすめコミック2023」第8位にランクインした[6]。2026年2月時点で単行本累計部数は165万部を突破している[7]。
2023年8月から12月末に、原作者・ずいのの出身地である静岡県三島市へのふるさと納税返礼品として「税金で買った本」8巻分とオリジナルブックカバーなどが使用され、三島市立図書館への書籍寄贈寄付金とされた[8]。2026年ドラマ化とアニメ化が決定[9]。
男子高校生でヤンキーの主人公、石平は図書館で本を借りようとするが10年前に借りた本を返却してないことにより、図書館から図書館利用者カードの発行を拒否される。借りた本の弁償を要求された石平は、大昔の出来事なので時効だろうと逆ギレしたが、職員から税金で買った本の大切さを諭され、結局書店で購入して現品を持ち込み弁償する。無事に図書館利用者カードを発行してもらった石平は読書の面白さを思い出し、図書館に通うようになり、さらには図書館でアルバイトをするようになる。
登場人物
主要人物
- 石平 紀一(いしだいら きいち)
- 声 - 木島隆一
- 主人公。不良気味で喧嘩っ早い性格であるが、好奇心が強く本や調べものが好きな一面を持つ。ヤンキー高校生であったが、正規の司書を目指し、大学に進学している。名前の由来は石田衣良と金城一紀から[11]。
- 早瀬丸 小夜香(はやせまる さやか)
- 声 - 高田憂希
- レファレンスを得意とする職員。一般図書係配属。おっとりとしているような雰囲気だが芯の強い、頼れるお姉さん。名前の由来は彩瀬まると村田沙耶香から[12]。
- 白井 里雪(しらい さとゆき)
- 本が好きだが人間嫌いな職員。資料係弁償担当。もともと貧弱な文学青年であったが、粗雑に本を扱う利用者(クソ利用者)から本を守るために筋肉を鍛え、マッチョになった青年。真面目だが性格が悪いのを自認しており、「自分が正しいと思った事にキレがち」で理不尽なことがあると筋肉や暴力で解決しようとする。名前の由来は白井智之から[13]。
- 今村 まひろ(いまむら まひろ)
- 押しに弱い性格で、寄贈された本の受け取りを断ることができない。資料係寄贈担当。名前の由来は今村夏子と今村昌弘から[14]。
- 朝野 亜沙子(あさの あさこ)
- 児童図書係配属。名前の由来はあさのあつこから[15]。
- 茉莉野 美波(まりの みなみ)
- 正規職員。プライドが高いが能力が伴わず、様々な部署をたらい回しにされた結果図書館職員となった。通常業務は非正規職員に押し付け、自分は派手な仕事を好み、さらに思いつきで仕事を増やすため他の職員からの怨嗟を買っている。名前の由来は真梨幸子と湊かなえから[16]。
- 灰坂 坑太(はいさか こうた)
- 石平の友人でヤンキー。元は優等生だったが中学生入試に挫折し、姉の桔梗や家族との関係が崩れていった。父親の車を盗んで家出する騒動を起こすが、それをきっかけに姉と和解、その後は大学に進学している。名前の由来は伊坂幸太郎から[17]。
- 山田 栄介(やまだ えいすけ)
- 石平と灰坂の弟分。愛嬌がある性格で石平を慕っている。後に図書館警備のアルバイトを始める。名前の由来は山田詠美と山田悠介から[17]。
- 宮辺 ゆき(みやべ ゆき)
- 古株の職員。図書館利用案内に掲載されたゆるキャラ「ほーちゃん」を描いた。資料係配属。名前の由来は宮部みゆきから[18]。
- 角野 光(かくの ひかり)
- 正規職員。融通がきかない性格で、選書基準は良書主義。名前の由来は角野栄子と角田光代から[19]。
- 梨原 規香(なしはら のりか)
- 古株の職員。選書基準は貸出至上主義であり、角野と衝突することが多い。一般図書係配属。名前の由来は梨木香歩と荻原規子から[20]。
- 椎名 真司(しいな しんじ)
- 図書係長。名前の由来は椎名誠から[21]。中間管理職。
- 吉沼 寛一(よしぬま かんいち)
- 一般図書係チーフ。名前の由来は吉村萬壱から[21]。
- 繁松 恭次(しげまつ きょうじ)
- 移動図書館のバス運転手。名前の由来は重松清から[22]。
- 小池 芹菜(こいけ せりな)
- 児童図書係チーフ。名前の由来はせなけいこから[22]。
- 佐藤 優多佳(さとう ゆたか)
- 蔵書点検時のアルバイト。陸上競技経験者。名前の由来は佐藤多佳子から[23]。
- 島本 実央(しまもと みお)
- アルバイト。名前の由来は島本理生から[23]。
- 桜木 香月(さくらぎ かずき)
- 石平の通った中学校の学校司書。名前の由来は桜庭一樹と桜木紫乃から[24]。
- 石平リョーコ(いしだいら りょーこ)
- 石平の母親。陽気な性格だが男運が悪く、度々離婚を繰り返している。
- 十六夜 かなき(いざよい かなき)
- 小説家。本名は金木一希。代表作は『放浪する青』『シュリンクスの笛』。売れない時代にリョーコと結婚していた石平の「父親」。
書誌情報
- ずいの(原作)・系山冏(漫画) 『税金で買った本』 講談社〈ヤンマガKCスペシャル〉、既刊18巻(2026年2月6日現在)
- 2021年12月20日発売[3]、ISBN 978-4-06-526168-2
- 2022年3月4日発売[25]、ISBN 978-4-06-527113-1
- 2022年6月6日発売[26]、ISBN 978-4-06-528104-8
- 2022年9月6日発売[27]、ISBN 978-4-06-529118-4
- 2022年12月6日発売[28]、ISBN 978-4-06-530054-1
- 2023年3月6日発売[29]、ISBN 978-4-06-530709-0
- 2023年5月8日発売[30]、ISBN 978-4-06-531639-9
- 2023年8月4日発売[31]、ISBN 978-4-06-532248-2
- 2023年11月6日発売[32]、ISBN 978-4-06-533638-0
- 2024年2月6日発売[33]、ISBN 978-4-06-534610-5
- 2024年5月7日発売[34]、ISBN 978-4-06-535589-3
- 2024年8月6日発売[35]、ISBN 978-4-06-536545-8
- 2024年11月6日発売[36]、ISBN 978-4-06-537451-1
- 2025年2月6日発売[37]、ISBN 978-4-06-538459-6
- 2025年5月7日発売[38]、ISBN 978-4-06-539622-3
- 2025年8月6日発売[39]、ISBN 978-4-06-540528-4
- 2025年11月6日発売[40]、ISBN 978-4-06-541404-0
- 2026年2月6日発売[41]、ISBN 978-4-06-542528-2
- ずいの(原作)・系山冏(漫画)・講談社(編) 『税金で買った本 公式ファンブック 図書館ともっと仲良くなれる本』 講談社〈ヤンマガKCスペシャル〉、 2023年5月8日発売[42]、ISBN 978-4-06-531088-5
- ずいの(作)・系山冏(絵) 『小説 税金で買った本』 講談社〈青い鳥文庫〉、既刊2巻(2026年3月11日現在)
- 2025年8月5日(電子版)・6日(紙版)発売[43]、ISBN 978-4-06-540284-9
- 2026年3月10日(電子版)・11日(紙版)発売[44]、ISBN 978-4-06-542801-6