ヤニねこ
日本の漫画作品
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制作背景
登場人物
声の項はテレビアニメ版の声優。
主人公と家族
- ヤニねこ
- 声 - 夏吉ゆうこ[5]
- 本作の主人公[4]。年齢は21歳で、本名は「佐藤ヤニ子」。かなりのヘビースモーカーで、主に吸っているタバコはメビウス10mg。一人称は「ニャー」で「ニャーはなんにも悪いことしてないのに」が口癖。巨乳でスタイルが良く美人だが、大量喫煙に加え、ジャンクフード・酒・コーヒーを暴飲暴食するなどの乱れた生活習慣から、酷い悪臭を放っている。近所の子供たちからも「ヤニカス」と呼ばれている。実家を離れアパートで暮らしている。日雇いバイトで収入を得ているが、水道を料金未納で止められていたり、何度も部屋からボヤを出すような生活をしている。
- 妹子
- 声 - 本泉莉奈[7]
- ヤニねこの妹で女子高校生。本名は「佐藤妹子」。タバコ嫌いであり、家庭内に禁煙のルールを布いている。常識的な感性を持っており、学校では勉強・スポーツ共に成績優秀で、男子からの人気も高い。姉に対しては辛辣なこともあるが、基本的には仲良しで姉思いである。
- 静江
- ヤニねこと妹子の母親。本名は「佐藤静江」。ヤニねこ同様のヘビースモーカーだが、家庭内は禁煙という体裁を守っている。なぜかヤニねこには「静江」と呼び捨てで呼ばれているが怒らず、ヤニねこを溺愛している。夫(ヤニねこ・妹子の父親)は故人であり、家には遺影が置かれている。
アパートの住人
- ヤクねこ
- 声 - 松岡美里[8]
- ヤニねこの後輩で後輩口調を使って話す。年齢は20歳で、本名は「悦司丸益子」。違法な薬物に手を出していると思われる言動をしているが、日常的な行動はむしろ常識人寄りである。前科持ちであることが示唆されており、それが原因でアルバイトをクビになったこともある。繊細な心の持ち主で礼儀正しい一方で、格闘技の技のような動きでハメねこを制圧するなど腕っ節は強いようである。
- ハメねこ
- 声 - 船戸ゆり絵[8]
- ヤニねこの友人。本名は自称「ゆるふわ*天使ハメ子」[注釈 1]。電子タバコを吸っている。ヤクねことは高校の同級生だった。格闘ゲームに強くハメキャラを愛用している。動画配信者で「ハメちゃんねる」と題するチャンネルを持っており、いつも動画撮影をしている。アイドルのように愛嬌を振りまく一方で、キレやすい性格である。
- カンサイねこ
- 声 - 清水彩香[8]
- ヤニねこの友人。町田の大学に通う大学生で、本名は「西薫子」。吸っているタバコはピアニッシモ。関西出身で関西弁を喋る。ロングヘアーの美人で、比較的常識人ではある。笑いを取ることに対して極めて貪欲であるものの、ギャグのセンスは残念。
- アルねこ
- 声 - 井澤詩織[8]
- ヤニねこの友人。ボクっ娘。年齢は24歳の大学生で、本名は「酒井アル子」。大学生であるが、見た目は小学生ほどの小柄な人物。アルコール中毒者であり、いつもチューブで酒瓶等から酒を飲んでいる。酔うと徘徊する癖がある。なおヤニねこらと異なり、非喫煙者。
- ペンペンねこ
- ヤニねこの友人の路上生活者。本名は「九条ナズナ」。世俗的な物事を嫌う世捨て人のように表面上は振る舞っている。元々は河川敷でテント暮らしをしていたが、台風で川が氾濫したためテントを流され、アパートの敷地内に住み着くようになった。
- 実家は非常に裕福であり、毎月数百万円の仕送りを貰っているものの、その使用用途は不明。
- マンカス
- 声 - 明智璃子[8]
- ヤニねこらと同じアパートに住むプロの漫画家。ペンネームは「おちんぽ達郎」で、本名は「辰野沙織」。獣人ではない普通の人間で、ハイライト・メンソールを吸うヘビースモーカー。「ニャングマガジン」に連載を持ち、エロ漫画も描いている。プロ作家ではあるが、あまり売れておらず生活は荒んでおり、アシスタントがいないため、ヤニねこや獣人派遣サービスの手を借りて執筆をしている。職業柄か、歪んだ性癖の持ち主。
- デブねこ
- 田舎からアパートに越してきた。アパートの住民では初めての未成年で本名は「小出文」。心優しい少女だが、大柄かつ太めの体型で、異常な食欲と凄まじい怪力を持ち合わせている。
- ヒキねこ
- 後述の大家の親戚。訳あって大家に引き取られている26歳の引きこもり。大家からは男と思われているが女である。
- 大家
- 声 - 稲田徹[8]、塚田悠衣(子ども時代)
- ヤニねこたちが住むアパートの大家で、肥満体型かつスキンヘッドの男性。本名は「大谷(おおたに)おう也」。非喫煙者で独身。口が悪く、自堕落極まりない生活態度のヤニねこらに対して厳しく当たることも多いが、面倒見は良い。消防団にも所属するなど善良な常識人だが、その風体のせいでアパートの住人の犯罪行為の犯人として通報されるなどの不遇な人物。
- 実は重度のケモナー[注釈 2]で、ヤニねこたちの卑猥な妄想でオナニーを欠かさず、獣人型のダッチワイフを所有し愛用している他、ヤニねこら獣人の何気ない性的な仕草や姿などで瞬時に激しく勃起し、獣人に触られると即座に果ててしまう。回を重ねるごとに馬並みを超える巨根になっていき、299mgでは自身の背後に勃起を隠してもなお自分の座高並になっている。
- 幼少時に、喫煙者である父親から虐待されていたようで、タバコに対してトラウマがある。
その他の登場人物
評価
2024年8月、「次にくるマンガ大賞 2024」コミックス部門にて本作は13位を獲得した[9]。
Anime News Networkのケヴィン・コーマックは本作に星1.5をつけた[10]。コーマックはヤニねこに共感するのは難しい
とした[10]。
書誌情報
- にゃんにゃんファクトリー 『ヤニねこ』 講談社〈ヤンマガKCスペシャル〉、既刊12巻(2026年5月20日現在)
- 2023年8月4日発売[11]、ISBN 978-4-06-532350-2
- 2023年11月6日発売[12]、ISBN 978-4-06-533630-4
- 2024年2月6日発売[13]、ISBN 978-4-06-534615-0
- 2024年5月7日発売[14]、ISBN 978-4-06-535598-5
- 2024年8月6日発売[15]、ISBN 978-4-06-535598-5
- 2024年11月6日発売[16]、ISBN 978-4-06-537452-8
- 2025年2月6日発売[17]、ISBN 978-4-06-538464-0
- 2025年4月28日発売[18]、ISBN 978-4-06-539491-5
- 2025年8月6日発売[19]、ISBN 978-4-06-540533-8
- 2025年11月6日発売[20]、ISBN 978-4-06-541400-2
- 2026年2月6日発売[21]、ISBN 978-4-06-542531-2
- 2026年5月20日発売[22]、ISBN 978-4-06-543541-0
テレビアニメ
製作
ヤクねこ役の松岡美里は同キャラを「真面目」だと捉えた[23]。また 松岡は「演じるにあたって」タバコについて調査したという[23]。
スタッフ
- 原作 - にゃんにゃんファクトリー[5]
- 監督 - 木村拓[5]
- 脚本 - あおしまたかし[5]
- キャラクターデザイン - 松浦力[5]
- サブキャラクターデザイン - 野田友美
- 美術監督 - 丸山由紀子[24]、吉野翔太郎[24]
- 美術設定 - 大久保修一、友野加世子、新妻雅行
- 色彩設計 - 太田ゆいは[24]
- 撮影監督 - 米澤寿[24]
- 編集 - 武宮むつみ[24]
- 音響監督 - 濱野高年[24]
- 音響効果 - 和田俊也
- 音響制作 - マジックカプセル[24]
- 音楽 - 鈴木慶一[5]
- 音楽制作 - jism.
- プロデューサー - 塩谷佳之、尾崎源太、照井健
- アニメーションプロデューサー - 小幡正博
- アニメーション制作 - バイブリーアニメーションスタジオ[5]
- 製作 - ヤニねこ製作委員会
主題歌
各話リスト
| 話数 | サブタイトル | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 総作画監督 | 初放送日 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 01 | ニャーがヤニねこにゃ | 木村拓 |
| 松浦力 | 2026年 7月3日 | |
放送局
地上波で放送される「オンエア版」と、作品の演出意図を尊重した「邪竜解放版」が存在する[25]。
コラボレーション
- 儒烏風亭らでん
- 2025年2月6日発売の単行本7巻にVTuberの儒烏風亭らでんが原作を手掛け、にゃんにゃんファクトリーが漫画化したエピソード「短命」が収録された[29]。ゲスト作家の寄稿作品の一つとして収録されたもので、古典落語の『短命』がストーリーのベースとなっており、作中には儒烏風亭らでんに似た人物も登場する[29]。なお、前年9月には儒烏風亭らでんが所属するホロライブプロダクションのユニット「ReGLOSS」が活動1周年を記念して『週刊ヤングマガジン』とコラボしており、その際、喫煙する儒烏風亭らでんとヤニねこのコラボイラストが公開されていた[29]。
- ドカ食いダイスキ! もちづきさん
- 2025年4月28日発売の『週刊ヤングマガジン』22/23号にて、『ドカ食いダイスキ! もちづきさん』の作者まるよのかもめ執筆のコラボ漫画が掲載された[30]。同日発売の『ヤニねこ』単行本8巻の巻末にも、おまけのコラボ漫画が収録された[30]。また、同年5月9日発売の『ヤングアニマルZERO』6月1日増刊号(白泉社)にて、にゃんにゃんファクトリー執筆のコラボ漫画が掲載された[31]。千葉繁がナレーションを担当するコラボPVもYouTubeにて公開された[31]。
- ブルーピリオド・平成敗残兵☆すみれちゃん
- 2026年5月25日発売の『週刊ヤングマガジン』第26号にて、三作品のキャラクターが描かれたコラボイラストが掲載された[32]。また、限定スペシャルグッズの販売も発表された[32]。このコラボは、『ブルーピリオド』作者の山口つばさによる「ヤニねことすみれちゃんが好きだから」の一言がきっかけとなり企画された[32]。