美女缶
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彼女との同棲を終わらせて新しい部屋に引っ越してきた健太郎は、隣に住む富岡の部屋から毎朝違う美女が出てくるのが気になり、部屋に忍び込み「美女缶」という缶詰を見つけて盗んでしまう[3]。
試しに付録のDVDを見て美女缶で少女を作り出した健太郎は、最初はどういう風に接していいか分からなかったが、接していくうちに少女を心から想うようになっていく[3]。だが、美女缶には「品質保存期間」というものが存在し、その期間が過ぎると少女は自動的に自分の前から姿が消えてしまうという酷な事実を、健太郎は知る。
少女と残り少ない日々を過ごす中で、少女はある日、自身が作られた製品であったことを知ってしまい、衝動的に部屋を飛び出す。少女を探しに行こうとする健太郎の元へは、出張していた彼女が戻ってくる。健太郎は少女のことを忘れ、元の彼女と暮らそうと考えるが、やはり少女のことが気になって出かけようとする。服を着替える健太郎の背中には、少女の体同様「品質保存期間」の期日が刻まれていた。そして雨の中、健太郎は少女を見つけてプレゼントを渡そうとするが、その直後に自身も少女と同じ製品であることを知らぬまま、消滅の時間を迎える。
映画
2004年(平成16年)10月2日公開[3]。製作はpoosworks、配給はバイオタイド[3]。上映時間は61分[3]。
キャスト
スタッフ
受賞
- 2003年ゆうばり国際ファンタスティック映画祭オフシアター部門グランプリ[5]
- 2003年みちのく国際ミステリー映画祭角川オフシアター・コンペティション部門グランプリ[6]
- 2003年ぴあフィルムフェスティバルPFFアワード[7]
映像ソフト
DVDはジェネオンエンタテインメントから発売された[3]。
ドラマ
小説
筧昌也自身による小説版が発表されている。朝日新聞出版の新装版では書下ろしの短編が加筆されている他、帯にドラマ版で主演を務めた妻夫木聡がコメントを寄せている。
- 『美女缶』幻冬舎、2005年12月16日発売[9]、ISBN 9784344010871
- 『美女缶』朝日新聞出版、2009年7月21日発売[10]、ISBN 9784022739209