新橋 (東京都港区)
東京都港区の町名
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新橋(しんばし)は、東京都港区の町名。大手町・丸の内一帯から品川に連なるビジネス街であり、「サラリーマンの街」として有名である[6]。新橋駅西口は居酒屋などの飲食店が集積する繁華街・歓楽街となっている。

日本の鉄道発祥の地としても知られ、1914年に東京駅が開業するまで初代新橋駅(後の汐留駅)は東京の南の玄関口であった。東に東新橋(汐留)、西に西新橋、南に芝大門・芝公園、北に千代田区内幸町(日比谷)、中央区銀座に接する。
現行行政区画は新橋一丁目から新橋六丁目。芝地区総合支所管内に属する。「新橋」とは、狭義には現在の新橋一丁目、新橋二丁目、新橋三丁目、新橋四丁目、新橋五丁目、新橋六丁目の区域を指す。また、広義には隣接する汐留(港区東新橋)・旧木挽町(中央区銀座の東部)にまたがる地域全体を指すことがあり、新橋演舞場や新橋芸者・新橋の料亭街や花街などという場合はすべてこの広義の「新橋」に該当する。
歴史
沿革
町名の新橋は、汐留川(新橋川)に架かっていた「新橋」(東海道の橋)に由来する。現在の中央通り銀座八丁目交差点(現在の中央区銀座八丁目と新橋一丁目に掛かっていた橋)。
- 1710年(宝永7年) ここに芝口御門が造られた事により新橋が芝口御門橋と改称された。また、この頃までに新橋地区は芝口一-四丁目・源助町など町屋として成立し、町奉行支配となった。
- 1724年(享保9年) 芝口御門が焼失。以後も門が再建されなかったため、芝口御門橋は再び新橋の名に戻った。
- 1868年(明治元年) 東京府成立に伴い、新橋地区は東京府の所属となった。

- 1872年(明治5年) 日本初の鉄道が新橋駅(後の汐留貨物駅)に開通。また、新橋地区の武家地が新たに烏森町・日陰町などとして成立。江戸時代には主に銀座よりが新橋だったが、駅が設けられて後は港区側が新橋と呼ばれるようになった[9]。
- 1878年(明治11年) 芝区成立に伴い、東京府芝区の所属となった。
- 1882年(明治15年) 新橋駅前から日本橋まで、日本初の馬車鉄道が開通した。
- 1889年(明治22年)5月1日 東京市成立に伴い、東京市芝区の所属となった。
- 1909年(明治42年)12月16日 烏森駅(現在の新橋駅)が開業。
- 1914年(大正3年)12月20日 新橋駅が汐留駅に、烏森駅が新橋駅に改称された。
- 1923年(大正12年)9月1日 大正関東地震(関東大震災)により、新橋地区はほとんど焦土と化した。
- 1925年(大正14年)7月20日 新橋開橋式、祝賀会。10時30分開始の渡り初めの時点で、既に橋の供用が始まっており、電車や自動車が走る中で式典が行われた[10]。
- 1932年(昭和7年)12月1日 震災復興において大規模な町名整理が行われ、新橋地区の数多くの町が消滅し、新たに新橋一丁目から新橋七丁目が成立した。町名として「新橋」が登場するのはこのときが最初である。
- 1945年(昭和20年) 終戦後しばらくの間、都内最大規模の闇市が新橋に開かれた。
- 1947年(昭和22年) 芝区が赤坂区・麻布区と合併して新たに港区が成立した。これに伴って町名に「芝」が付き、東京都港区芝新橋となった。
- 昭和30年代 汐留川が埋め立てられて地名の由来となった橋の機能が消失[11]。橋の名残となる御影石製の親柱4本は残されたが、1965年(昭和40年)までに交通の支障になるという理由で撤去されている(希望者に無料で引き渡された)[12]。
- 1965年(昭和40年)7月1日 住居表示が実施され、従来の芝新橋に隣接する芝田村町を併せて現在の新橋一丁目から新橋六丁目が成立した。
- 2012年(平成24年) 新橋一丁目から四丁目がを都迷惑防止条例に基づき、客引きやスカウトの客待ち等を禁止する区域に指定[13]。
- 2019年(令和元年)10月1日 新橋一丁目から新橋四丁目が暴力団排除特別強化地域に指定される[14]。
町名の変遷
震災復興期
| 実施後 | 実施年月日 | 実施前(各町名ともその一部) |
|---|---|---|
| 新橋一丁目 | 1932年12月1日 | 二葉町、芝口一丁目、新幸町、汐留町一丁目、官有の無番地 |
| 新橋二丁目 | 烏森町、日蔭町一丁目、芝口二丁目、官有の無番地 | |
| 新橋三丁目 | 愛宕下町一丁目、日蔭町二丁目、芝口三丁目、官有の無番地 | |
| 新橋四丁目 | 愛宕下町二丁目、源助町、官有の無番地 | |
| 新橋五丁目 | 愛宕下町三丁目、露月町(ろげつちょう)、官有の無番地 | |
| 新橋六丁目 | 柴井町、愛宕下町四丁目、官有の無番地 | |
| 新橋七丁目 | 愛宕下町四丁目、宇田川町、官有の無番地 |
住居表示実施前後
| 実施後 | 実施年月日 | 実施前(各町名ともその一部) |
|---|---|---|
| 新橋一丁目 | 1965年7月1日 | 芝新橋一丁目、芝田村町一丁目 |
| 新橋二丁目 | 芝新橋二丁目、芝田村町二丁目 | |
| 新橋三丁目 | 芝新橋三丁目、芝新橋四丁目、芝田村町三丁目 | |
| 新橋四丁目 | 芝新橋四丁目、芝新橋五丁目、芝田村町四丁目 | |
| 新橋五丁目 | 芝新橋五丁目、芝新橋六丁目、芝田村町五丁目 | |
| 新橋六丁目 | 芝新橋六丁目、芝新橋七丁目、芝田村町六丁目 |
世帯数と人口
学区
事業所
施設・史跡
交通
ゲイ・タウン
著名な出身者
その他
関連項目
- 新橋演舞場 - 所在地:中央区銀座
関連文献
- 斎藤長秋 編「巻之一 天枢之部 新橋」『江戸名所図会』 一、有朋堂書店〈有朋堂文庫〉、1927年、194-195,201頁。NDLJP:1174130/103。





