蓮華温泉
新潟県糸魚川市にある温泉
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泉質
温泉街
「蓮華温泉ロッジ」だけが営業している一軒宿の秘湯(2020年までに日本秘湯を守る会から脱退している)。周囲に温泉街は存在しない。蓮華温泉ロッジ本館の西側にはキャンプ場が併設されている。 例年3月20日頃 - 10月20日頃の季節営業であり(一般客が入れるのは6月下旬から)[2]、期間外はアクセス道路も閉鎖される。白馬岳や朝日岳などの登山拠点でもあり、春の残雪期には山スキーヤーにも利用されている。本館と別館があり、本館は食堂・売店と相部屋、内湯があり、別館は個室向けの部屋がある。
蓮華温泉ロッジは本来山小屋であるため、個室であっても部屋にテレビがない、食事は食堂で他のグループと詰めあわせて一斉に食べ、食事時間も夕食は17時30分頃、朝食は6時頃とかなり早い、浴衣などがない、チェックアウト時間が8時30分と一般旅館よりも早いなどの点を理解して宿泊する必要がある。また、自家発電なので21時頃以降は客室は消灯となり懐中電灯の持参が必要となる。廊下、トイレ、浴室も最低限の常夜灯のみになる。最混雑期は相部屋でしか宿泊できない場合がある。逆にチェックイン時間は13時とされているものの、実際には部屋の掃除が終われば午前中でも部屋を使用できる。
浴場
蓮華温泉には内湯である「総湯」と4か所の露天風呂があるが、3種類の泉質が混在する。露天風呂はロッジから山道を5分から15分ほど歩いた場所に散在している。
- 内湯
- 総湯
- 単純温泉[2]
- ロッジの建物の中の内湯。秘湯とは思えないほど近代的に改築されており、日帰り温泉としての利用もできる。

- 露天風呂
(どの露天風呂にも更衣室の類は一切なく、衣服は湯船脇の木や石の上に置く)
- 仙気の湯
- 黄金湯
- 炭酸水素塩泉[2]
- ロッジから一番近い露天風呂。林間に位置し展望はあまりないが、湯量も豊富。かつては土で濁り黄色っぽい湯の色をしているのでこの名がある。現在はほぼ透明である。

- 薬師湯
- 酸性硫黄泉[2]
- 一番高台にある露天風呂。少々小ぶりの石組の湯船。行止りの場所にあるため、女性の貸切状態になることがある。
- 三国一の湯
かつては「新黄金の湯」と「蒸湯」というのもあり、「蓮華七湯」と総称した。
歴史
- 1617年(元和3年) - 上杉謙信が南西2.8 kmの雪倉岳の東山腹に雪倉銀山を開発し、明治末まで約300年採掘が行われた[3]。その際に温泉が、発見されたと伝えられる歴史を持つ。温泉名の由来は、白馬岳の越中・越後側の名称・蓮華岳による。かつては猟師や樵に愛用され、やがて不便な山奥ながら湯治場として発展する。
- 1818年-1829年(文政年間) - 湯屋が建設され、期間中に建物の火災も発生したと伝えられる[4]。
- 1848年(嘉永元年) - 本格的な湯宿となったといわれている[3]。
- 1894年(明治27年) - 日本アルプスを世界に紹介したイギリス人宣教師・ウォルター・ウェストンが、この温泉に宿泊して白馬岳に登頂した[5]。
- 1976年(昭和51年)10月15日 - 1933年(昭和8年)以降平岩駅から順次延伸されていった車道(一部区間は新潟県道505号入ノ平白馬線)が、蓮華温泉まで到達した。それまでは、車道の終点のバス停から延々と歩く登山者だけの温泉だった[6]。
- 1977年(昭和52年)、1986年(昭和61年) - 左記2度の改修により現在の2階建ての温泉宿となる[6]。
- 1994年(平成6年)春 - 夏にかけて記録的な小雨のため、露天風呂の源泉が一時的に枯れる。
- 1995年(平成7年)7月11日 - 7.11水害により国道148号、新潟県道505号入ノ平白馬線が寸断。孤立する。道路が復旧したのは翌1996年8月2日。
- 1997年(平成9年) - 新浴場が完成[6]。
- 2011年(平成23年)6月 - 蓮華温泉に通じる道路が、ヒワ平 - 白池の区間で雪解けと雨の影響で崩落し通行できなくなった[7]。復旧したのは8月5日[8]。

