首位打者
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打撃部門において、最多本塁打、最多打点と並び主要打撃3部門ひとつに数えられる。これらの3タイトル全てを同一シーズンに獲得することを三冠王と言い、打者に対する最大の名誉となる。
最多本塁打(本塁打王)、最多打点(打点王)はそれぞれ本塁打、打点が減ることがない記録であり、打席数の多い選手ほど有利であるのに対し、首位打者は打率が増減するため、必ずしも打席数の多い選手が有利とはならない。そのため、僅差の首位打者争いがシーズン終盤まで続くと、首位打者をキープしている選手を打率が下がらないよう欠場させたり、守備をさせるだけですぐにベンチに下げたりして打席に立たせず、さらにはライバルと相対した時に四球で歩かせて打率を上げさせないようにすることがあり、物議を醸すことがある(詳細は故意四球を参照)。また逆に、僅差の首位打者争いで勝負すると美談として取り上げられることもある[1]。
台湾プロ野球などでは、打撃王と呼ばれることもある。宇佐美徹也によると、日本で首位打者が打撃王という別名でも呼ばれるようになったのは1949年にルー・ゲーリッグの半生を描いた映画『The Pride of the Yankees』(直訳:ヤンキースの誇り)が『打撃王』という邦題で公開されてからだと著書の中で触れている[2]。