AFC女子アジアカップ2026
第21回AFC女子アジアカップ
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開催国選定の経緯
以下の4つのサッカー協会が、2022年7月31日の締め切りまでに大会開催への関心を表明した[5]。ヨルダン、サウジアラビア及びウズベキスタンの撤退に伴い、オーストラリアが2024年3月15日にAFC女子サッカー委員会によって開催国に選ばれた[6]。
オーストラリア – オーストラリアも7月31日に開催地への関心を表明した。オーストラリアはAFC女子アジアカップ2006を開催し、準優勝を果たしている。また、オーストラリアは2023 FIFA女子ワールドカップをニュージーランドと共同で開催しており、FIFA女子ワールドカップが2カ国で開催されるのは初めてであった。さらに、2015年に男子大会であるAFCアジアカップ2015も開催している。
入札撤退
ヨルダン – ヨルダンはAFC女子アジアカップ2018を開催したが、グループステージ最下位に終わった。また、2016年には2016 FIFA U-17女子ワールドカップも開催しており、アラブ諸国では初開催だった。
サウジアラビア – 2022年4月21日、サウジアラビアは大会開催に立候補した。サウジアラビアは1992年から1997年まで男子のFIFAコンフェデレーションズカップを開催し、2027年には男子大会のAFCアジアカップ2027を開催する予定であるものの、女子サッカーの主要な大会を開催したことはない[7]。12月2日、サウジアラビア代表団は本大会である2026年大会の開催に立候補した[8]。2024年2月23日、サウジアラビアは立候補を取り下げた[9]。
ウズベキスタン – 中央アジアの国であるウズベキスタンは、2022年4月21日に開催権を表明した。同国はこれまで主要な女子サッカー大会を開催したことはなかったが、女子アジアカップに5回の出場を経験している。同国は、2008年大会と2010年大会のAFC U-16選手権、2022年のAFC U23アジアカップ、2023年のAFC U20アジアカップなど、様々な男子ユース大会を開催してきた。2024年2月23日、ウズベキスタンは開催権を撤回した[9]。AFCは最終的に、唯一の入札者として次回大会のAFC女子アジアカップ2029開催権をウズベキスタンに与えた[3]。
概要
本大会は2006年大会から20年ぶりに同国で2回目の開催である[10]。
今大会の上位チームは、ブラジルで行われる2027 FIFA女子ワールドカップの出場権を得る。また、次回大会(2031年大会)からAFCではワールドカップの単独予選を開催する予定のため、アジアカップの結果でワールドカップ出場が決まるのは今大会が最後となる[11]。
また、この大会は初めて、2028年にロサンゼルスで開催されるロサンゼルスオリンピックのサッカー競技の女子アジア予選の最後から2番目のラウンドとしても機能し、準々決勝に進出した8チームすべてがロサンゼルスオリンピックAFC女子アジア最終予選への出場権を獲得する[12]。
予選
本大会
出場チーム

予選を通過し、または免除され本大会へ出場するチームは以下の通り。
| 出場国・地域 | 予選順位 | 出場決定日 | 出場回数 | 最高成績 |
|---|---|---|---|---|
| 開催国 | 2024年5月15日 | 7大会連続 9回目 | 優勝 (2010) | |
| 前回大会優勝 | 2024年12月18日 | 16大会連続 16回目 | 優勝 (1986, 1989, 1991, 1993 1995, 1997, 1999, 2006, 2022) | |
| 前回大会準優勝 | 2024年12月18日 | 14大会連続 14回目 | 準優勝 (2022) | |
| 前回大会3位 | 2024年12月18日 | 16大会連続 18回目 | 優勝 (2014, 2018) | |
| グループA 1位 | 2025年7月19日 | 2大会連続 2回目 | グループステージ敗退 (2022) | |
| グループB 1位 | 2025年7月5日 | 2大会連続 10回目 | 準優勝 (1979, 1983) | |
| グループC 1位 | 2025年7月2日 | 1回目 | 初出場 | |
| グループD 1位 | 2025年7月5日 | 2大会連続 15回目 | 優勝 (1977, 1979, 1981) | |
| グループE 1位 | 2025年7月5日 | 10大会連続 10回目 | 準々決勝 (2022) | |
| グループF 1位 | 2025年7月5日 | 7大会ぶり 6回目 | グループステージ敗退 (1995 1997, 1999, 2001, 2003) | |
| グループG 1位 | 2025年7月5日 | 3大会連続 11回目 | 準決勝 (2022) | |
| グループH 1位 | 2025年7月5日 | 4大会ぶり 11回目 | 優勝 (2001, 2003, 2008) |
開催地・競技場
2024年11月12日に、シドニー、ゴールドコースト、パースの3都市・5会場で試合が開催されることが発表された(詳細はオーストラリア#主要都市を参照)[1]。
| シドニー | |
|---|---|
| スタジアム・オーストラリア | ウェスタン・シドニー・スタジアム |
| 収容人数: 79,500 | 収容人数: 30,000 |
| パース | |
| パース・スタジアム | パース・レクタンギュラー・スタジアム |
| 収容人数: 60,000 | 収容人数: 19,500 |
| ゴールドコースト | |
| ゴールドコースト・スタジアム | |
| 収容人数: 28,000 | |
- 注釈
- 表はAFCが公表した収容人数を示しており、スタジアムの実際の収容人数とは異なる場合がある[14]。
組み合わせ抽選
組み合わせ抽選は2025年7月29日 19:00(UTC+10)より、シドニーのシドニー市庁舎で開催された。組み合わせ抽選のポット分けは、2025年6月12日付けのFIFA女子ランキング(かっこ内の数字)により行われる[15]。
抽選結果
組み合わせ抽選はAFCのYouTubeチャンネルにて生配信された[16]。抽選の結果、グループは以下の通り決定された[17]。
チーム編成
各チームは18人から26人までの選手を登録しなければならず、最低3人のゴールキーパーが登録されなければならない[18]。試合ごとのエントリーは最大26名(交代要員最大15名)である[18]。
FIFA女子ワールドカップへの出場権
今大会は2027 FIFA女子ワールドカップの予選を兼ね、6チームはワールドカップの直接の出場権を獲得し、2チームは大陸間プレーオフの出場権を獲得する。これらのチームは以下の通り決定する[16]。
- 準々決勝の勝者(全4チーム)はワールドカップの直接の出場権を獲得する。
- 準々決勝の敗者(全4チーム)が2チームずつ組み合わされて対戦する。各対戦の勝者はワールドカップの直接の出場権を獲得し、敗者は大陸間プレーオフの出場権を獲得する。
審判員
2025年10月7日、AFCは大会に向けて主審14名、副審16名、予備審判2名、予備副審2名、VAR審判員11名のリストを発表した[19][20]。ビデオアシスタントレフェリー(VAR)は大会史上初めてグループステージから使用される。
- 主審
AUS ケイシー・レイベルト
AUS ララ・リー
CHN 董方雨
CHN 天津
IRN マフナズ・ゾカイー
JPN 山下良美
JPN 小泉朝香
KOR オ・ヒョンジョン
KOR キム・ユジョン
KGZ ヴェロニカ・ベルナツカイア
LBN ドゥムー・アル・バカル
THA パンサ・チャイサニット
THA スピリー・テストーミャ
VIE レ・チ・リー
- 副審
AUS マデライン・アラム
AUS エマ・コクベック
CHN 包夢暁
CHN 謝立軍
IND リオラン・ダール
JPN 坊薗真琴
JPN 一木千広
KGZ ラミナ・ツォイ
KOR パク・ミスク
KOR イ・スビン
PLE ヘバ・サーディエ
PRK ヒョン・ウンミ
THA スパワン・ヒントン
THA ヌアニド・ドンジャングリード
UAE アマル・バダファリ
VIE ハ・チ・フオン
- VAR審判員
AUS ケイト・ヤセヴィッツ
CHN 傅明
HKG ロー・ビック・チ
JPN 飯田淳平
KOR キム・ヒゴン
KSA アブドゥラ・アル=シェフリ
QAT アブドゥラ・アル=マッリ
SGP ムハンマド・タキー
THA シワコーン・プーウドム
UAE フルード・アル=ザービ
UZB エディタ・ミラビドヴァ
- スタンバイ審判
- スタンバイ副審
グループステージ
12チームが4チームずつ3組に分かれて総当たり戦を行う。各グループ上位2チームと3位のうち上位2チームがノックアウトステージ(決勝トーナメント)に進出する。
以下、試合開始時間はそれぞれの現地時間による(シドニーはUTC+11、ゴールドコーストはUTC+10、パースはUTC+8)。
順位決定方法
総当たり戦において勝利したチームは勝ち点3、引き分けは1、敗戦は0点加算される。勝ち点が並んだチームについては、以下の優先順位により順位を付ける[18]。
グループA
| オーストラリア | 1 - 0 | |
|---|---|---|
|
レポート (AFC) レポート (FIFA) |
| 韓国 | 3 - 0 | |
|---|---|---|
|
レポート (AFC) レポート (FIFA) |
| フィリピン | 0 - 3 | |
|---|---|---|
| レポート (AFC) レポート (FIFA) |
|
| イラン | 0 - 4 | |
|---|---|---|
| レポート (AFC) レポート (FIFA) |
|
| イラン | 0 - 2 | |
|---|---|---|
| レポート (AFC) レポート (FIFA) |
|
| オーストラリア | 3 - 3 | |
|---|---|---|
|
レポート (AFC) レポート (FIFA) |
|
グループB
| 北朝鮮 | 3 - 0 | |
|---|---|---|
| レポート (AFC) レポート (FIFA) |
| 中華人民共和国 | 2 - 0 | |
|---|---|---|
|
レポート (AFC) レポート (FIFA) |
| バングラデシュ | 0 - 5 | |
|---|---|---|
| レポート (AFC) レポート (FIFA) |
|
| ウズベキスタン | 0 - 3 | |
|---|---|---|
| レポート (AFC) レポート (FIFA) |
|
| バングラデシュ | 0 - 4 | |
|---|---|---|
| レポート (AFC) レポート (FIFA) |
|
| 北朝鮮 | 1 - 2 | |
|---|---|---|
|
レポート (AFC) レポート (FIFA) |
|
グループC
| ベトナム | 2 - 1 | |
|---|---|---|
|
レポート (AFC) レポート (FIFA) |
|
| チャイニーズタイペイ | 1 - 0 | |
|---|---|---|
|
レポート (AFC) レポート (FIFA) |
| 日本 | 4 - 0 | |
|---|---|---|
| レポート (AFC) レポート (FIFA) |
| インド | 1 - 3 | |
|---|---|---|
|
レポート (AFC) レポート (FIFA) |
各組3位チームの順位
各組3位になった3チームのうち、2チームがノックアウトステージへ進出する。
ノックアウトステージ
ノックアウトステージでは、通常の試合終了時点で同点の場合は延長戦を行い、延長戦でも同点の場合はPK戦を行い勝者を決定する[18]。今回は準々決勝敗退のチーム同士で1試合の代表決定プレーオフを行い、2027 FIFA女子ワールドカップ本戦か大陸間プレーオフ出場を決める[21]。
以下、試合開始時間はそれぞれの現地時間による(シドニーはUTC+11、ゴールドコーストはUTC+10、パースはUTC+8)。
進出チーム
各グループ上位2チームと3位のうち上位2チームがノックアウトステージ(決勝トーナメント)に以下の通り進出した。
トーナメント表
| 準々決勝 | 準決勝 | 決勝 | ||||||||
| 3月14日 - シドニー (SA) | ||||||||||
| 6 | ||||||||||
| 3月18日 - シドニー (SA) | ||||||||||
| 0 | ||||||||||
| 1 | ||||||||||
| 3月15日 - シドニー (SA) | ||||||||||
| 4 | ||||||||||
| 7 | ||||||||||
| 3月21日 - シドニー (SA) | ||||||||||
| 0 | ||||||||||
| 1 | ||||||||||
| 3月14日 - パース (PRS) | ||||||||||
| 0 | ||||||||||
| 2 | ||||||||||
| 3月17日 - パース (PS) | ||||||||||
| 0 | ||||||||||
| 1 | ||||||||||
| 3月13日 - パース (PRS) | ||||||||||
| 2 | ||||||||||
| 2 | ||||||||||
| 1 | ||||||||||
| 3月19日 – ゴールドコースト | ||||||||||
| 0 | ||||||||||
| 2 | ||||||||||
| 3月19日 – ゴールドコースト | ||||||||||
| 0 | ||||||||||
| 4 | ||||||||||
準々決勝
各試合の勝者はワールドカップ出場権を獲得する。敗者はワールドカップ代表決定プレーオフに進む。
| オーストラリア | 2 - 1 | |
|---|---|---|
|
レポート (AFC) レポート (FIFA) |
|
| 中華人民共和国 | 2 - 0 (延長) | |
|---|---|---|
|
レポート (AFC) レポート (FIFA) |
| 韓国 | 6 - 0 | |
|---|---|---|
| レポート (AFC) レポート (FIFA) |
| 日本 | 7 - 0 | |
|---|---|---|
| レポート (AFC) レポート (FIFA) |
準決勝
| 中華人民共和国 | 1 - 2 | |
|---|---|---|
|
レポート (AFC) レポート (FIFA) |
| 韓国 | 1 - 4 | |
|---|---|---|
|
レポート (AFC) レポート (FIFA) |
ワールドカップ代表決定プレーオフ
各試合の勝者はワールドカップ出場権を獲得する。敗者はワールドカップの大陸間プレーオフに進む。
| ウズベキスタン | 0 - 2 | |
|---|---|---|
| レポート (AFC) レポート (FIFA) |
|
| チャイニーズタイペイ | 0 - 4 | |
|---|---|---|
| レポート (AFC) レポート (FIFA) |
|
決勝
| 日本 | 1 - 0 | |
|---|---|---|
|
レポート (AFC) レポート (FIFA) |
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
プレイヤー・オブ・ザ・マッチ
副審
|
優勝国
| AFC女子アジアカップ2026 優勝国 |
|---|
日本 2大会ぶり3回目 |
表彰
2027 FIFA女子ワールドカップ・2028オリンピックアジア最終予選出場チーム
本大会の結果、AFCからは以下の6チームが2027 FIFA女子ワールドカップの出場資格を獲得し、また2チームが2027 FIFA女子ワールドカップ・大陸間プレーオフに出場する。
準々決勝進出の8チームはロサンゼルスオリンピックのサッカー競技のアジア最終予選への出場権も獲得する。
ワールドカップ本大会出場チーム
大陸間プレーオフ出場チーム
| 出場国・地域 | 予選順位 | 出場決定日 |
|---|---|---|
| プレーオフ敗者 | 2026年3月19日 | |
| プレーオフ敗者 | 2026年3月19日 |
