A4W (原子炉)
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A4Wは、アメリカ海軍の原子力艦艇用原子炉であり、推進力の発生と艦内への電力供給に利用される。 ここでは炉心に使われているA1G炉心についても解説する。
型式名の A4W は以下のような意味である。
この原子炉は加圧水型で、Bettis Atomic Power Laboratory と Knolls Atomic Power Laboratory が共同で設計[1] し、ウェスチングハウス・エレクトリック・カンパニーが製造している[1]
A4Wを搭載しているのはニミッツ級航空母艦のみであり、出力550 MWのものが2基搭載されている。この原子炉により、4基のGE製蒸気タービンを介して4軸合計280,000軸馬力 (209 MW) の推力を供給し、艦内で必要な電力を産み出すことができる[1]。
A4Wは未成に終わったD1W原子炉[注釈 1]から発達した原子炉である。世界初の原子力空母エンタープライズの推進機関として8基が必要だったA1W[2]:8,22/258と異なり2基でニミッツ級に必要な出力をまかなうことができる[2]:10,24/258。原子力空母の50年に及ぶ就役年限の中で一度の中間燃料交換しか必要としない、約25年の寿命のある炉心を備えている[2]:10,24/258。
個別の原型炉は建設されたことが無く、アイダホ国立研究所附属のアメリカ海軍原子炉施設に設置されたA1W原型炉を利用して、1970年代初めから開発が行われ。A1W原型炉のA1W-B号機の炉心を4分の1のA4W炉心で交換して試験が行われた[3]。