D2W (原子炉炉心)
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D2W(D2W)はアメリカ海軍の水上艦用原子炉(D1G、D2G)の炉心交換用に設計された原子炉炉心。1976年にキャンセルされた原子力打撃巡洋艦(CSGN)向けの原子炉として検討されたが、原子力打撃巡洋艦の開発自体がキャンセルされたため、原子炉の実機は実用炉・原型炉とも建造されず、原子炉炉心のみが、カリフォルニア級原子力ミサイル巡洋艦およびバージニア級原子力ミサイル巡洋艦、ロサンゼルス級原子力潜水艦の炉心交換用に利用された[1]。
カリフォルニア級の炉心交換により、18~20年程度の就役年限を追加できるものと見込まれていたが、カリフォルニア級は2隻とも、燃料交換後5または6.5年で退役した。また、バージニア級4隻についても同様に炉心交換が行われるはずだったが、1993年にキャンセルされ、1994~98年にかけて全艦が退役した[1]。ロサンゼルス級原子力潜水艦においては、フライトⅡおよびフライトⅢ艦では建造時からのS6G原子炉の炉心であった。フライトⅠ艦も燃料交換の際にD2W炉心への交換が検討されたが、キャンセルされ、フライトⅠ艦は早期退役がすすめられている[2][3]。D2Wは搭載艦の艦齢に等しい寿命を持つ炉心として設計され、ロサンゼルス級の場合、当初30年間と見込まれた就役年限を33年に延長するものだった[1]。