FV107 シミター

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全長 4.99 m[1]
全幅 2.24 m[1]
全高 2.10 m[1]
FV107 シミター
基礎データ
全長 4.99 m[1]
全幅 2.24 m[1]
全高 2.10 m[1]
重量 7.8 t[1]
乗員数 3名[1]
装甲・武装
主武装 30 mm L21 ラーデン機関砲
副武装 7.62mm L37A1 機関銃(同軸)
機動力
速度 80.5 km/h [1]
エンジン ジャギュアJ60 No.1 Mk.100B直列6気筒液冷ガソリン
カミンズBTA 5.9直列6気筒液冷ターボチャージドディーゼルエンジン
190 hp
懸架・駆動 トーションバー懸架
行動距離 450 km (整地)
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FV107 シミター英語: FV107 Scimitar)は、イギリスで開発された偵察戦闘車。486両が生産され、イギリス陸軍などで運用された[1]。この車両はFV101 スコーピオンにとてもよく似ているが、マウント部に76mm砲を装備するかわり、30mm L21 ラーデン機関砲を搭載している。

本車は王立装甲軍団(偵察任務の装甲連隊からなる)に配備された。8両のFV107 シミターが偵察中隊に配備されており、この偵察中隊5個で近接偵察大隊が編成され、この大隊から装甲連隊が構成される。

CVR(T)イギリス軍の用いた装甲車両の仕様)シリーズの一車両である。1971年7月に試作車が完成し、1973年に制式採用された[1]

車体はスコーピオン軽戦車と同一だが、主砲は76mm砲ではなく30mmラーデン機関砲である[1]。初期には、本車のエンジンはジャガーJ60 ガソリンエンジンを使用した。これはジャガー社の車両で使われているエンジンである。現在のイギリス軍に配備されているシミターは、CVR(T)の耐用年数延長プログラム(LEP)に基づき、カミンズBTA 5.9ディーゼルエンジンに換装されている。2010年からは装甲の強化などを実施したシミター MkIIへの改修が行われた。

他の仕様

  • 最低地上高: 0.35 m
  • 主兵装: 30 mm L21A1 ラーデン砲。(発射速度は90発毎分)
  • 使用弾薬:
    • 高性能焼夷榴弾 (HEI)
    • 高性能榴弾 (HE)
    • 徹甲弾 (AP)
    • 第二効果徹甲弾 APSE (Armour Piercing Secondary Effects)
    • 装弾筒付徹甲弾曳光型 (APDS-T)
  • 追加防御機材: 2 x 4筒 煙幕発射器
  • 搭載弾薬数:
    • 30mm口径弾 約165発
    • 7.62x51mm NATO弾 公式には約2,000発 (実際にはさらに多数の200発入りの弾薬箱を収納できる)
    • 他のイギリス軍装甲車両と同様に、本車は強制換気システムを備え、搭乗員はCBRN(化学・生物兵器、放射線、核兵器)環境で活動できる。

使用国

緑地迷彩のシミター
  • イギリスの旗 イギリス - 325両[2]。シミターはイギリス陸軍の5個編隊偵察連隊によって運用されていた。各連隊にはそれぞれ12両のシミターを保有する3個大隊があり、ハウスホールド騎兵連隊には第16空挺旅団を支援するための追加の大隊があった。また、イギリス空軍も本車を装備していた。
FV101スコーピオンと同様に、シミターは1982年のフォークランド紛争において、ブルーズ・アンド・ロイヤルズ連隊とともに投入された。また、国連NATO平和維持活動に関連し、イギリス軍は本車をユーゴスラビアイラクアフガニスタンにも投入している[3]
2023年に退役[1]

登場作品

ゲーム

Project Reality(BF2)
イギリス軍偵察戦闘車(RCV)として登場。
装備はクラクション暗視装置、L21A2 RARDEN 30mm機関砲、L37A1 7.62mm同軸機銃、L34 スモークランチャー。
搭載弾薬はL14A3 30mmAPDS弾、L13A2 30mmHEIT弾、7.62mm NATO弾、煙幕用にMK1 Mod0 66mm。

脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

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