S-II

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S-II
VAB(ロケット組立棟)で組立作業を行われているアポロ6号のS-II
製作 ノース・アメリカン
規格
全高 24.9m
直径 10m
重量 480,900kg
エンジン詳細
使用エンジン J-2ロケットエンジン5基
推力 453トン(5MN
比推力 421秒(2,580N-s/kg)
燃焼時間 367秒
燃料/酸化剤 液体水素/液体酸素

S-II英語ではエス・ツーと発音される)は、アメリカ合衆国アポロ計画で使用されたサターンV 型ロケットの、第二段ロケットである。ノース・アメリカン社製作。燃料液体水素酸化剤液体酸素を使用するJ-2ロケットエンジンを5基搭載し、520トン(5MN)の推力でサターンV を大気圏上層部にまで到達させた。

カリフォルニア州シールビーチのS-II 組立工場

S-II の開発は、1959年国防高等研究計画局(Defense Advanced Research Projects Agency)から出された「液体水素を燃料とする高出力ロケットエンジンを開発せよ」との要請に基づき開始された。エンジン開発の契約はロケットダイン社が獲得し、後にそれはJ-2ロケットエンジンとなって実現することになる。同時にS-II 本体の開発も進められたが、初期の設計ではS-II は全長22.5m、直径6.5mで、4基のJ-2を搭載することになっていた。

1961年、マーシャル宇宙飛行センターはS-II 本体を製作する企業の選定を始めた。30以上もの航空機製作会社の代表者を一堂に集め、要求される性能の概略を示したところ、1か月後に名乗りを上げた企業は7社にすぎなかった。そのうちの3社は、後に書類選考ではねられた。その後、ロケットの初期設定の値が小さすぎるとして、全体のサイズを大きくすることが決められたが、この決定は残った4社に対し、より多くの困難を与えることになった。しかもその時点で、NASAは機体の大きさをどのように設定し、上段にどのロケットを搭載するかということを、いまだ決めかねていた。

最終的に、契約は1961年9月11日にノース・アメリカンが獲得し、製作工場は政府によってカリフォルニア州シールビーチに建設された。

概容

製造記録

外部リンク

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