Someday Somewhere
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チューリップが1979年に発売した、初の2枚組アルバム(他には2007年の現時点での最新アルバム『run』がある)。
また、本作を最後に吉田彰と上田雅利が脱退したため、チューリップ第一期メンバーによる最後の作品になった(上田は1997年の再結成で復帰)。全編オリジナルで、シングルカットは一曲もない。また、本作の『まだ闇の内』が、安部俊幸が生前ボーカルを取った最後の曲となった(本作以降は作詞・作曲とコーラスのみ)。
ビートルズなどのブリティッシュロックの影響下からスタートしたチューリップだったが、本作ではシンセサイザーやサウンドエフェクト(「サーカスは青い空」)を使用するなど、1980年代のチューリップサウンドの原型が出来上がっている。アルバム全体では、失恋を歌った曲が多い。
本作では、5枚目のアルバム『無限軌道』以来5作ぶりに、青木望がストリングスアレンジで参加している(「愛の窓辺」、「8億光年の彼方へ」の2曲)。
ジャケット写真は両面共にメンバー5人が横並びで写っており、表面の吉田と裏面の吉田が手を繋いでいる。
2005年には限定で紙ジャケット版が発売された。
逸話
本作には「わがまま」という曲が収録される予定だったが、急遽シングル曲候補となったため、歌詞の一部と曲のAメロ部分を大幅にアレンジしたのち、「虹とスニーカーの頃」と曲名を改めて7月5日に発売された[1]。この「わがまま」は「虹とスニーカーの頃(メロ違いバージョン)」として、1970年代から1980年代に録音された未発表音源を集めた企画アルバム『TULIP Anthology 1〜Rare Tracks〜』(2000年発売)に収録されている。