青木望
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生い立ち
クリスチャンの家系であり、幼少期から母親のオルガン演奏に合わせ賛美歌を毎週歌っていた。これが好きだったといい、後に青木は「私の音楽の原点だった」と回想している[1]。
少年時代から音楽に親しみ、ヴァイオリンが得意であったという[2]。
旧制東京府立第六中学校(現:東京都立新宿高等学校)在学中、知人に誘われてバンド活動を始める[1][2]。そこでステージ演奏の魅力に摂りつかれたことで学校を中退し、15歳でプロのミュージシャンとしてデビュー[1][2]。様々なバンドを転々としながら活動する[1]。
作編曲家として
当初は、自分が所属するバンドのために作曲・編曲をはじめたが、外部からも頼まれるようになり、放送やレコーディングが多くなると演奏家より稼げるようになったため、作・編曲家に転向[1]。
以降は、編曲家としての活動を主にしている[2]。歌謡曲、フォークソング系の作品を多く手掛け、アニメーションや特撮ドラマの主題歌などの編曲作品も多い。声楽家・鮫島有美子のアルバム『ともしび~鮫島有美子 ロシア民謡をうたう』では演奏指揮も行うなど、幅広い音楽活動を行っている。
テレビアニメ『銀河鉄道999』を担当
1978年、テレビアニメ『銀河鉄道999』の音楽を担当。以前より「ディズニー・アニメのような音楽を書いてみたい」と常々思っていたことから、知人のディレクターの依頼を快諾したという[4]。1979年の映画版で原作者の松本零士の意向も受けながら完成したスコアは松本を唸らせるものとなり、オーケストラによる実際の劇伴は話題を呼んだ[5] 。
その後、松本零士原作のアニメーション作品には複数回参加しており、2023年、死去した松本を偲ぶ「銀河鉄道999 シネマ・コンサート -特別追悼公演-」開催の際はインタビューに応じている[4]。
人物
- 好きなクラシックの作曲家には「書ききれない」とする一方、強いて挙げるならJ・S・バッハと答えている[1]。
- 飽きっぽい性格と好奇心旺盛な性格から、ドラム、ヴァイオリン、ヴィオラ、アコーディオン、ハモンドオルガン、チェンバロなど、性に合わなかった管楽器以外は様々な楽器を経験している[1]。
- 音楽理論に関しては、故・赤堀文雄(ヴィオラ奏者、生前は新星日本交響楽団所属)から色々教わったという[1]。
- 2010年代から難聴のため音が聞こえにくい状態だが、スコアの作成自体は楽器を使うことがないため問題はないという[1]。
- 後進へのメッセージを訊かれた際は、「音楽の道も多岐にわたりますから一概には言えませんが、感動を受けたものにトライするのも良いのでは!」と答えている[1]。