アストンマーティン・ヴァルハラ
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| アストンマーティン・ヴァルハラ | |
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プロトタイプ(フロントビュー) | |
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プロトタイプ(リアビュー) | |
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AM-RB 003(フロントビュー) | |
| 概要 | |
| 別名 | アストンマーティンAM-RB 003 (開発名称) |
| 製造国 |
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| ボディ | |
| ボディタイプ | 2ドアクーペ |
| エンジン位置 | ミッドシップ |
| 駆動方式 | 後輪駆動 |
| パワートレイン | |
| エンジン | 4.0L V8 ツインターボ |
| モーター | 永久磁石同期電気モーターを三機(前2基、後1基) |
| 最高出力 | システム合計1,079PS |
| 最大トルク | 1100Nm (112.2kgm) |
| 変速機 | 8速デュアルクラッチ |
| 車両寸法 | |
| ホイールベース | 2,760 mm |
| 全長 | 4,748 mm |
| 全幅 | 2,014 mm |
| 全高 | 1,161 mm |
| 車両重量 | 1655kg(乾燥重量は1,550kg未満) |
| その他 | |
| 生産台数 | 世界限定999台 |
アストンマーティン・ヴァルハラ(Aston Martin Valhalla)は、イギリスの自動車メーカーであるアストンマーティンとレッドブル・レーシングとの共同開発された世界限定999台で販売されているスーパーカーである[1]。サーキット走行に特化したフラッグシップスポーツカー、ヴァルキリーの下位モデルとして位置づけられ、より日常使いしやすい車として開発された。
この車は、アストンマーティンとレッドブルレーシングのコラボレーションにより実現した車である。
当初AM-RB 003と呼ばれていたこの車のプロジェクト名は、ヴァルキリーで初めて採用された多くの技術を採用していることから、一般公開時に"Son of Valkyrie"(ヴァルキリーの息子)と発表された。最終的な車名はヴァルハラであることが明かされた。2019年のジュネーブショーで公開されたコードネーム「AM-RB 003」が最初のコンセプトモデルで、“AM”はアストンマーティン、“RB”はレッドブルの頭文字である。ちなみにコードネームのAM-RB 001は、アストンの究極のハイパーカーである「Valkyrie(ヴァルキリー)」で、002はそのサーキット専用トラックバージョン。ヴァルハラはAM-RBの3番目となるモデルで、公開されたモデルのサイドパネルには「03」の数字が書かれている。[2]
ヴァルハラという名前の由来は、アストンマーティンの伝統である「V」の文字で始まる伝統を踏襲している。[3]また、ヴァルキリーと同じように、「ヴァルハラ」という名前も北欧神話に由来している。
このコンセプトカーの空力設計は、独自のフレックスフォイル・リアウイングを採用している。このウイングは、迎え角を変えることなくダウンフォースを変化させることができ、車体と一体化しているため、空気抵抗や乱流を一切発生させないとされる。大型のベンチュリートンネル、可動式のフロントスプリッターやリアウイングなど、エアロダイナミクスを向上させるボディワークにより、240km/h走行時で600kgのダウンフォースを発生させることができ、[4][5]静止状態から100km/hに達するまでに要する時間は、わずか2.5秒で最高速度は約350km/hを達成する。[2]
ヴァルハラは4つのドライブモードを設定し、ドライバーはロータリースイッチで自由にモードを選択することができる。デフォルトは、スポーツモードだが、ドライバーは手動でピュアEV、スポーツプラス、レースのいずれかを選ぶことが可能。各モードは、パワートレイン、サスペンションの硬さ、アクティブエアロ、ステアリング・キャリブレーションの設定が異なっており、それぞれ特徴を活かした走行性能を発揮する。また、ピュアEVモードではフロントアクスルの2つのモーターのみを駆動させ走行する。航続走行距離は14km、最高速度は140km/hに制限されている。[6]
コンセプトカーのインテリアには、シート後方の荷物収納スペース、センターコンソール、そして運転席用の携帯電話ホルダーが備えられている。ヴァルキリーのレーシングカーからインスピレーションを得たステアリングホイールはそのままに、ステアリングコラムには独自の翼型パドルシフトが装備されている。また、乗降を容易にするディヘドラルドアも採用されている。2022年11月22日に東京・青山のアストン・マーティン青山ハウスにてインテリアが初公開された。[7]最新プロトタイプの日本上陸に合わせて、フォーミュラカーのような楕円形ステアリングや、低く配置されたシートなど、市販モデルに近づいたコックピットの全貌が披露された。 [5][4][7]
シャシーはヴァルキリーのカーボンファイバーモノコックシャシーのバリエーションで、ボディパネルも同じ素材で作られている。シャシーはアストンマーティンが、空力ボディパネルはレッドブル・レーシングが製造している。車両重量は1655kg、乾燥重量は1,550kg(3,417ポンド)未満となっている。[8]
発表された当初、この車はヴァルキリーのV12ではなく3.0Lツインターボ V6エンジンを搭載する予定だったが、フラッグシップスポーツカーのKERSシステムを共用することになった。これら2つのエンジンを合わせた出力は約1,000PS(735kW、986馬力)となる。このエンジンは同社が自社で設計・開発する予定で、サーキット専用モデルのヴァルカンで初めて採用されたカストロール・ネクセル90秒オイル交換システムを採用している。このシステムを採用した車両では初の市販車である。[9]排気システムは、ポルシェ918スパイダーに似た、車体上部に配置されたデュアルアウトレットを採用している。[10][11]
それ以前の2021年7月にコンセプトモデルから大幅な再設計が施された。エンジンは自社製V6からメルセデスAMG M178 LS2 4.0リッターツインターボV8エンジンに変更され、2つの電気モーターが組み合わさるなど、多くの変更が加えられた。新しいパワートレインは950 PS(699 kW; 937 hp)を発生する。[12][5][2]これはアストンマーティンが独自のF1チームを率いるようになったため、レッドブル・レーシングとのこの車とのつながりは解消され、ヴァルハラは以前アストンマーティンが自社開発を約束していたハイブリッドV6エンジンの代わりに、AMG製のV8エンジンを搭載することになった。AMGのGTブラックシリーズと同様に、ヴァルハラのV8はフラットプレーン・クランクを採用しており、「アストン マーティンに搭載された中で最も先進的で、レスポンスに優れ、最高のパフォーマンスを発揮するV8エンジン」と言われている。また、軽量エグゾーストシステムは調整可能フラップを備えており、「真のサウンド」を実現しているという。[5]
また、電動フロントアクスルを備えたプラグインハイブリッドとなり、生産台数は500台に限定されず、当初予想されていた130万ドルから価格も大幅に引き下げられた。[12]