アダルベルト・モンデシー
ドミニカ共和国の野球選手 (1995 - )
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経歴
プロ入りとロイヤルズ時代
2011年7月27日、16歳の誕生日を迎えたこの日にカンザスシティ・ロイヤルズと契約してプロ入り[5]。
2012年に傘下のパイオニアリーグのルーキー級アイダホフォールズ・チュカーズでプロデビューし、50試合に出場して打率.290、3本塁打、30打点、11盗塁を記録した。
2013年はA級レキシントン・レジェンズでプレーし、125試合に出場して打率.261、7本塁打、47打点、24盗塁を記録した。
2014年はA+級ウィルミントン・ブルーロックスでプレーし、110試合に出場して打率.211、8本塁打、33打点、17盗塁を記録した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、ピオリア・ハベリーナズに所属した。
2015年はAA級ノースウエストアーカンソー・ナチュラルズでプレーし、81試合に出場して打率.243、6本塁打、33打点、19盗塁を記録した。7月にはオールスター・フューチャーズゲームにも選出された[6]。レギュラーシーズン終了後の10月、ロイヤルズがワールドシリーズ(対ニューヨーク・メッツ)に進出すると、モンデシーもロースター入りした[7]。そして第3戦の5回表に投手のダニー・ダフィーの代打として史上初のワールドシリーズでのメジャーデビューを果たした(結果はノア・シンダーガードの前に空振り三振)[8][9]。
2016年は開幕からAA級ノースウエストアーカンソーでプレーしていたが、5月10日に薬物検査で筋肉増強剤のクレンブテロールが検出され、50試合の出場停止処分を受けた。当初は通常の80試合の出場停止処分が適用されるところだったが、風邪薬に含まれていたものだったとして50試合に軽減された[10]。処分が明けるとマイナーでの出場を経て、7月26日のロサンゼルス・エンゼルス戦でメジャー公式戦初出場を果たした。復帰後は一定の出場機会を与えられ、最終的には47試合に出場。打率.185、2本塁打、13打点だったが、本塁打よりも多い3三塁打を記録、成功率9割で9盗塁を決めた。
2017年は開幕をメジャーで迎えたが、不振で1ヶ月と持たずマイナーに降格。9月に再昇格したが、25試合の出場に留まった。
2018年の開幕前に登録名を「ラウル・モンデシー」から「アダルベルト・モンデシー」変更した。父や兄の名前と区別するためにミドルネームを登録名にした[11]。開幕をマイナーで迎えるも、6月にメジャーに昇格すると、その後はアルシデス・エスコバーの不振もあってメジャーに定着した。75試合に出場し、課題の打撃では打率.276、14本塁打、37打点と向上した。また、少ない出場機会ながらアメリカンリーグ4位の32盗塁を記録した。
2019年は正遊撃手として出場していたが、6月に鼠径部の張りで[12]、7月と9月に左肩の痛み[13]で多く欠場した。主に2番打者として102試合に出場し、規定打席には届かず、打率.263、9本塁打、62打点、43盗塁(ア・リーグ2位、マレックス・スミスと3個差)、10三塁打(同1位)などを記録した。前年に比べて打撃は低下したが、守備は守備率.984と向上した。
2020年は新型コロナウイルスの影響で60試合の短縮シーズンとなる中、59試合に出場し、ア・リーグの盗塁王(24盗塁)のタイトルを獲得した。
2021年はハムストリングの負傷で3度も負傷者リスト入りするなどプレーできない期間が長く、わずか35試合の出場にとどまった[14]。
2022年は4月26日のシカゴ・ホワイトソックス戦の試合中に左膝前十字靭帯を断裂。5月に手術を行い、残りのシーズンを欠場した[15]。
レッドソックス時代
2023年1月24日にジョシュ・テイラーとのトレードで、後日指名選手[注 1]とともにボストン・レッドソックスに移籍した[16]。3月30日に左前十字靭帯損傷のため60日間の負傷者リスト入りした[17]。オフの11月3日にフリーエージェント(FA)となった[18]。
プレースタイル
詳細情報
年度別打撃成績
| 年 度 | 球 団 | 試 合 | 打 席 | 打 数 | 得 点 | 安 打 | 二 塁 打 | 三 塁 打 | 本 塁 打 | 塁 打 | 打 点 | 盗 塁 | 盗 塁 死 | 犠 打 | 犠 飛 | 四 球 | 敬 遠 | 死 球 | 三 振 | 併 殺 打 | 打 率 | 出 塁 率 | 長 打 率 | O P S |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2016 | KC | 47 | 149 | 135 | 16 | 25 | 1 | 3 | 2 | 38 | 13 | 9 | 1 | 6 | 0 | 6 | 0 | 2 | 48 | 1 | .185 | .231 | .281 | .512 |
| 2017 | 25 | 60 | 53 | 4 | 9 | 1 | 0 | 1 | 13 | 3 | 5 | 2 | 4 | 0 | 3 | 0 | 0 | 22 | 2 | .170 | .214 | .245 | .460 | |
| 2018 | 75 | 291 | 275 | 47 | 76 | 13 | 3 | 14 | 137 | 37 | 32 | 7 | 3 | 1 | 11 | 0 | 1 | 77 | 2 | .276 | .306 | .498 | .804 | |
| 2019 | 102 | 443 | 415 | 58 | 109 | 20 | 10 | 9 | 176 | 62 | 43 | 7 | 3 | 6 | 19 | 0 | 0 | 132 | 6 | .263 | .291 | .424 | .715 | |
| 2020 | 59 | 233 | 219 | 33 | 56 | 11 | 3 | 6 | 91 | 22 | 24 | 8 | 2 | 0 | 11 | 0 | 1 | 70 | 4 | .256 | .294 | .416 | .710 | |
| 2021 | 35 | 136 | 126 | 19 | 29 | 8 | 1 | 6 | 57 | 17 | 15 | 1 | 3 | 0 | 6 | 0 | 1 | 43 | 2 | .230 | .271 | .452 | .723 | |
| 2022 | 15 | 54 | 50 | 3 | 7 | 0 | 0 | 0 | 7 | 3 | 5 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 | 20 | 2 | .140 | .204 | .140 | .344 | |
| MLB:7年 | 358 | 1366 | 1273 | 180 | 311 | 54 | 20 | 38 | 519 | 157 | 133 | 26 | 21 | 7 | 60 | 0 | 5 | 412 | 19 | .244 | .280 | .408 | .687 | |
- 2022年度シーズン終了時
- 各年度の太字はリーグ最高
年度別守備成績
| 年 度 | 球 団 | 二塁(2B) | 三塁(3B) | 遊撃(SS) | |||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 試 合 | 刺 殺 | 補 殺 | 失 策 | 併 殺 | 守 備 率 | 試 合 | 刺 殺 | 補 殺 | 失 策 | 併 殺 | 守 備 率 | 試 合 | 刺 殺 | 補 殺 | 失 策 | 併 殺 | 守 備 率 | ||
| 2016 | KC | 42 | 75 | 96 | 3 | 23 | .983 | - | 7 | 3 | 5 | 1 | 1 | .889 | |||||
| 2017 | 14 | 24 | 30 | 0 | 12 | 1.000 | - | 9 | 7 | 9 | 1 | 1 | .941 | ||||||
| 2018 | 12 | 19 | 30 | 0 | 8 | 1.000 | - | 61 | 100 | 169 | 7 | 36 | .975 | ||||||
| 2019 | - | - | 100 | 147 | 286 | 7 | 66 | .984 | |||||||||||
| 2020 | - | - | 59 | 85 | 144 | 4 | 37 | .983 | |||||||||||
| 2021 | - | 20 | 14 | 40 | 2 | 6 | .964 | 11 | 10 | 22 | 0 | 4 | 1.000 | ||||||
| 2022 | - | - | 15 | 18 | 45 | 0 | 10 | 1.000 | |||||||||||
| MLB | 68 | 118 | 156 | 3 | 43 | .989 | 20 | 14 | 40 | 2 | 6 | .964 | 262 | 370 | 680 | 20 | 155 | .981 | |
- 2022年度シーズン終了時
タイトル
- 盗塁王:1回(2020年)
記録
- MiLB
- オールスター・フューチャーズゲーム選出:1回(2015年)
背番号
- 27(2015年 - 2022年)