イキサゾミブ
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| 臨床データ | |
|---|---|
| 販売名 | Ninlaro |
| 別名 | MLN2238 |
| AHFS/ Drugs.com | entry |
| 投与経路 | Oral (capsules) |
| ATCコード | |
| 法的地位 | |
| 法的地位 |
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| 薬物動態データ | |
| 生体利用率 | 58%[1] |
| タンパク結合 | 99% |
| 代謝 | Hepatic (CYP: 3A4 (42%), 1A2 (26%), 2B6 (16%) and others) |
| 消失半減期 | 9.5 days |
| 排泄 | Urine (62%), feces (22%) |
| 識別子 | |
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| CAS登録番号 | |
| PubChem CID | |
| ChemSpider | |
| UNII | |
| KEGG | |
| ChEBI | |
| CompTox Dashboard (EPA) | |
| ECHA InfoCard | 100.238.319 |
| 化学的および物理的データ | |
| 化学式 | C14H19BCl2N2O4 |
| 分子量 | 361.03 g·mol−1 |
| 3D model (JSmol) | |
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| 臨床データ | |
|---|---|
| ATCコード | |
| 識別子 | |
| CAS登録番号 | |
| PubChem CID | |
| KEGG | |
| ChEBI | |
| ChEMBL | |
| CompTox Dashboard (EPA) | |
| ECHA InfoCard | 100.238.319 |
| 化学的および物理的データ | |
| 化学式 | C20H23BCl2N2O9 |
| 分子量 | 517.1216 g·mol−1 |
| 3D model (JSmol) | |
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イキサゾミブ (英語: Ixazomib) は、経口プロテアソーム阻害剤の一つである。再発・難治性の多発性骨髄腫治療薬。ホウ酸基をクエン酸で環状に包み込んだイキサゾミブクエン酸エステルが製剤に用いられている。週1回の服薬で効果が期待できる[2]。開発コードMLN9708。
米国では2015年7月に承認申請され[3]、同年9月に優先審査指定され[4]、同年11月に承認された[5]。欧州では2015年8月に販売許可申請が受理された[6]。日本では2016年2月に希少疾病用医薬品に指定され[7]、2017年3月に承認された[8]。
- 再発又は難治性の多発性骨髄腫
- 多発性骨髄腫における自家造血幹細胞移植後の維持療法
副作用
重大な副作用には、以下のものが挙げられている[9]。
- 血小板減少症(19.5%)
- 重度の下痢(3.3%)
- 皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)
- 末梢神経障害〔末梢性感覚ニューロパチー(10.7%)、末梢性ニューロパチー(7.4%)、多発ニューロパチー(3.2%)、末梢性感覚運動ニューロパチー(1%未満)等〕
- 可逆性後白質脳症症候群
- 感染症(27.2%)〔帯状疱疹(5.4%)、肺炎(4.2%)等〕
その他。下痢(26.0%)、悪心(25.6%)や嘔吐、便秘、好中球減少症、疲労、発疹 が10%以上に出現する。
作用機序
イキサゾミブは、治療濃度において、プロテアソームサブユニットβタイプ5(PSMB5)[10]を選択的かつ可逆的に阻害し、解離半減期は18分である。このメカニズムは、解離半減期が110分と非常に長いボルテゾミブと同じである。一方、類薬であるカルフィルゾミブは、PSMB5を不可逆的に阻害する。プロテアソームサブユニットβタイプ1およびタイプ2は、細胞培養モデルで到達し得る高濃度でのみ阻害される[11]。
PSMB5は、20Sプロテアソーム複合体の一部であり、キモトリプシンと同様の酵素活性を有する。様々な癌細胞株において、プログラムされた細胞死の一種であるアポトーシスを誘導する。多くの骨髄腫細胞株において、イキサゾミブとレナリドミドの相乗効果が確認されている[10][12]。